1997年主要レース出馬表一覧(10月以降)
京都競馬場 10/11 ・ 5R オープン 直線ダート 3170m
枠番 | 馬番 | 馬 名 | 斤量 | 騎 手 | 性・歳 | 収得賞金 | 前 走 |
1 | 1 | エーピーネイティブ | 59 | 酒井 浩 | 牡・5 | 400 | 阪9/20・未勝利 1着 |
2 | 2 | カクテルアワー | 59 | 北村 卓士 | セ・6 | 800 | 阪9/28・400万下 1着 |
3 | 3 | ラグビーギャラント | 59 | 三浦 堅治 | セ・5 | 800 | 阪9/13・阪障害S 4着 |
4 | 4 | センターゼウス | 58 | ☆金折知則 | 牡・7 | 800 | 京10/12・オープン 2着 |
5 | 5 | オーシャンカレント | 59 | 中竹 和也 | 牡・5 | 800 | 阪3/23・400万下 1着 |
6 | 6 | ビッグギャンブル | 60 | 熊沢 重文 | 牡・6 | 2200 | 中9/21・オープン 1着 |
7 | 7 | フジヤマリジェント | 59 | 林 満明 | 牡・5 | 400 | 阪9/28・400万下 3着 |
7 | 8 | エリモヒデオー | 59 | 古小路重男 | 牡・5 | 400 | 阪9/28・400万下 7着 |
8 | 9 | イブキサイレンス | 58 | ☆西谷 誠 | 牡・6 | 1050 | 阪9/13・阪障害S 2着 |
8 | 10 | ヤマノジパング | 59 | 嘉堂 信雄 | 牡・9 | 1680 | 阪9/13・阪障害S 8着 |
ビッグギャンブルが京都大障害へ向けて5連勝となるのかが注目の的だ。次走を考えて熊沢騎手に乗せてきた。(主戦の林Jはアワパラゴン騎乗予定) 前走より相手関係も楽である。
イブキサイレンスは4戦4連対と堅実で、前走も離されはしたものの2着に健闘した。小倉戦(8/2の400万下)ではビッグギャンブルと差のない競馬をしており期待できる。
また、イブキサイレンスを基準として、アワパラゴンとビッグギャンブルの力量の比較もできそうだ。カクテルアワーは前走のような積極的なレースができれば一角を崩せる。
関東馬ラグビーギャラント、1戦1勝のエーピーネイティブは入着までか。休み明け2頭は?で、リジェント、ジパングは論外。ヒデオーには(ファンとして)頑張ってもらいたいが、
8着で大健闘という評価である。
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東京競馬場 10/18 ・ 9R 第84回東京障害特別(秋) 芝・襷 3300m
枠番 | 馬番 | 馬 名 | 斤量 | 騎 手 | 性・歳 | 収得賞金 | 前 走 |
1 | 1 | シンコウバイ | 56 | 岡富 俊一 | 牝・6 | 400 | 阪9/28・400万下 5着 |
2 | 2 | ケイティタイガー | 59 | 嘉堂 信雄 | 牡・9 | 3590 | 中9/21・オープン 6着 |
3 | 3 | チアズロッキー | 56 | 三浦 堅治 | 牡・6 | 800 | 中9/21・オープン 3着 |
4 | 4 | スピードドルフィン | 55 | 武士沢友治 | 牡・7 | 400 | 東10/4・400万下 7着 |
5 | 5 | アワパラゴン | 63 | 林 満明 | 牡・7 | 3090 | 阪9/13・阪障害S 1着 |
6 | 6 | ニケスピリット | 56 | 中竹 和也 | 牡・4 | 800 | 阪9/13・阪障害S 7着 |
7 | 7 | カミノリファード | 56 | 鈴木 寿 | 牡・6 | 400 | 阪9/13・阪障害S 5着 |
8 | 8 | ポットシンジョウ | 57 | 北村 卓士 | 牡・6 | 800 | 東10/4・400万下 1着 |
8 | 9 | ネーハイジャパン | 60 | 出津 孝一 | 牡・6 | 4300 | 阪6/22・オープン 2着 |
アワパラゴンが阪神障害Sに続く重賞連覇を狙う。阪神障害Sよりはややメンバーの質が上がったが、このメンバーなら63kgでも力は上である。襷コースの障害さえクリアすれば死角は見当たらない。
2着争いが注目のレースとなりそうで、実績では昨年の勝ち馬ネーハイジャパンがやや優勢か。しかし、休み明けなので全般の信頼は置けない。
ニケスピリットは菊へのステップなのか、ここが勝負なのか分からないが、有力な一頭であることには変わりない。あの末脚は強烈だ。
シンコウバイは芝でこそだが、前走は直線に入る前に脱落した。連戦の疲れが心配。ケイティタイガーは前走が惨敗だが、春は重賞4戦すべて3着以内の安定感があり、春のデキがあれば十分勝負になる。
ポットシンジョウは初のオープンとなるが、勢いがあり侮れない。関東馬はちょっと出番がなさそう。チアズロッキー、カミノリファードは共に前走は恵まれた。あれ以上を望むのは酷か。
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京都競馬場 11/2 ・ 10R 第58回 菊 花 賞 (G l) 芝・外 3000m
出 馬 表 (関係分)
枠番 | 馬番 | 馬 名 | 斤量 | 騎 手 | 性・歳 | 収得賞金 | 前 走 |
6 | 12 | ニケスピリット | 57 | 中竹 和也 | 牡・4 | 1600 | 東10/18・東障害特 5着 |
11/2に京都競馬場で行われる菊花賞(G l)に、障害ファンの夢を乗せてニケスピリット号が出走する。
ニケスピリット号といえば、ここ最近は障害重賞で人気になりながらも敗れているという印象が強いはず。障害ファンの間では、
障害デビューとなった未勝利戦の圧勝と、400万以下の時に見せた強烈な末脚が印象に残っているはずである。
また、2月のきさらぎ賞(G lll)に中竹騎手が乗ったあたりから注目をしていたファンも少なくはないだろう。
そして、平地で2勝目を挙げたくちなし賞も、東京でその日障害競走に乗りに行っていた林騎手が騎乗していた事からニケスピリット号は
障害ファンには早くから注目されていた馬だったのかもしれない。
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東京競馬場 11/8 ・ 5R オープン 直線ダート 3300m
枠番 | 馬番 | 馬 名 | 斤量 | 騎 手 |
1 | 1 | キャニオンストーム | 60 | 成田 均 |
2 | 2 | ポレール | 65 | △山本康志 |
3 | 3 | ホクトタイクーン | 59 | 大江原 隆 |
4 | 4 | チアズロッキー | 59 | 三浦 堅治 |
5 | 5 | グレートジャーニー | 59 | 田口大二郎 |
6 | 6 | オーシャンカレント | 59 | 中竹 和也 |
7 | 7 | エーピーネイティブ | 59 | 酒井 浩 |
8 | 8 | バンダムフェイマス | 58 | ☆西谷 誠 |
ポレールが中山大障害のステップにここを選んだ。今回は中京戦以来の障害戦となるが、前回に比べて不安な材料は多い。まず、斤量の65kgである。
今年の東京障害特別(春)で背負った時は3着だった。しかし、中山大障害も65kgを背負うので斤量には泣き言は言えない。克服してほしい。
また、相手関係も楽ではない。そして、最大の難関は直線のダートではないか。ポレールの勝ち星はすべて直線が芝のレースであるからだ。
それでも、中山大障害4連覇へ向けていいレースをしてほしい。キャニオンストームは久々だが、関東で1、2を争う実力の持ち主だ。60kgも克服済みである。
「ポレールの飛越力 VS キャニオンストームのスピード」の対決は注目だ!また、関西の新星エーピーネイティブは京都大障害ではなくここへ来た。
まだ2戦2勝と底を見せておらず、このメンバーで実力がはっきりする。チアズロッキーは最近安定した成績をおさめており、そこそこは来るだろう。
休み明け2走目のオーシャンカレントも上積みはあるはず。バンダムフェイマスは11ヵ月ぶりだが、3勝している力は侮れない。
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京都競馬場 11/15 ・ 9R 第89回京都大障害(秋) 芝 3930m
枠番 | 馬番 | 馬 名 | 斤量 | 騎 手 | 性・歳 | 収得賞金 | 前 走 |
1 | 1 | センターゼウス | 58 | 熊沢 重文 | 牡・7 | 800 | 京10/11・オープン 2着 |
2 | 2 | アワパラゴン | 59 | 林 満明 | 牡・7 | 4740 | 東10/18・東障害特 1着 |
3 | 3 | エーピーネイティブ | 58 | 酒井 浩 | 牡・5 | 1100 | 東11/8・オープン 2着 |
4 | 4 | メジロバルカン | 58 | 中竹 和也 | 牡・5 | 400 | 東10/25・未勝利 1着 |
5 | 5 | ヤマノジパング | 58 | 古小路重男 | 牡・9 | 1680 | 京10/11・オープン 6着 |
6 | 6 | エリモヒデオー | 58 | 金折 知則 | 牡・5 | 400 | 京10/25・400万下 6着 |
7 | 7 | ケイティタイガー | 59 | 嘉堂 信雄 | 牡・9 | 3590 | 東10/18・東障害特 3着 |
7 | 8 | ネーハイジャパン | 61 | 出津 孝一 | 牡・6 | 4950 | 東10/18・東障害特 2着 |
8 | 9 | デルマサンシャイン | 58 | 北村 卓士 | 牡・5 | 400 | 京10/25・400万下 3着 |
8 | 10 | イブキサイレンス | 58 | 西谷 誠 | 牡・6 | 1050 | 京10/11・オープン 4着 |
今年の京都大障害(秋)は、10頭が出走するため、史上初の馬連が買えるレースとなりました。(春は2度ある。1つは中京)
毎年出走馬が少ない事で有名(かどうかは知らないが)なこのレースに10頭も出る理由としては、これが今年の関西のオープン競走の最後である事も関係していると思う。
しかし、10頭出るからといって混戦模様かといえばそうではない。圧倒的大本命馬がいる。もちろん、アワパラゴンである。
5戦5勝、重賞2勝。前走は63kgを背負っても勝っている事から、59kgは断然有利である。距離が伸びるのも、平地では長距離中心に使っていた馬なのでむしろ好材料である。
平地2600mのレコードホルダーという実績から、平地力でも一枚上。ビッグスワンもこなせそうで、重賞3連勝にまったく不安はない。
そのため、2着争いが注目となるが、こちらはやや混戦模様。実績では春の覇者ネーハイジャパンだが、61kgは他馬に比べて不利である。
しかし、500kgを越す馬体であり、1度背負って2着に来たこともあり、思っているほどは苦にしないと思う。2走目の上積みも見込めそうだ。イブキサイレンスは前走がちょっと不甲斐なかったが、
京都コース2度目となり慣れてくるはず。直線が芝になるのもプラス。エーピーネイティブは連闘だが、前々走勝ちと前走2着の内容がいい。
アワパラゴンと初対戦だけに力関係は分からないが、疲れさえなければ上位争いに食い込む実力を持っている。ケイティタイガーは堅実に走る。
昨年2着、今年の春は3着と好走しているが、詰めが甘く勝ちきれない。しかし、必ず上位争いには加わってくる実力の持ち主。2着なら可能性はある。
あと怖いのはセンターゼウス。前走は約1年ぶりにもかかわらず2着に好走。直線の脚は鋭かった。京都コースには相性もよく、飛越力は障害界でも屈指の存在である。
2走目のポカさえなければこの馬も上位争いに顔を出す。デルマは春当時の迫力はないが、力はオープン級。軽視は禁物。バルカンは血統、馬主、厩舎においては障害界ですべて一流である。
しかし、未勝利を勝ったばかりでこのメンバーでは苦しいか。ジパングはもう衰えた。入着があれば大健闘だ。ヒデオーは競馬には絶対がないといっても入着は無理。中京のダート2300mの超大穴としてとっておきたい馬だ。
結論としては、2着争いが混戦であるということで、アワパラゴンはやっぱり強いという事か。
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中山競馬場 12/13 ・ 9R 第119回 中山大障害(秋) 芝 4100m
枠番 | 馬番 | 馬 名 | 斤量 | 騎 手 | 性・歳 | 収得賞金 | 前 走 |
1 | 1 | ケイティタイガー | 59 | 嘉堂 信雄 | 牡・9 | 4340 | 京11/15・京大障害 2着 |
2 | 2 | ジャンピングジョブ | 59 | 林 満明 | 牡・7 | 800 | 中11/29・400万下 1着 |
3 | 3 | チアズロッキー | 59 | 三浦 堅治 | 牡・6 | 1500 | 東11/8・オープン 1着 |
4 | 4 | ブルーロード | 59 | 酒井 浩 | 牡・8 | 400 | 京11/22・400万下 2着 |
5 | 5 | バンダムフェイマス | 59 | 西谷 誠 | 牡・6 | 1440 | 東11/8・オープン 8着 |
6 | 6 | センターゼウス | 59 | 熊沢 重文 | 牡・7 | 800 | 京11/15・京大障害 3着 |
7 | 7 | ポレール | 65 | 田中 剛 | 牡・7 | 16130 | 東11/8・オープン 5着 |
7頭とやや寂しい頭数となったが、侮れぬ面々が顔をそろえ見応えあるレースになりそうだ。その中でも今回の中山大障害の注目は、ポレールの中山大障害4連覇なるか!の一点に尽きるといっても過言ではない。
アワパラゴン、マイネルトレドールという強力なライバルが出てこないここなら、65kgを背負っても勝負になるはず。抜群の飛越力で他馬を圧倒するだろう。
また、今回は出津騎手の負傷で田中剛騎手に乗り替わるが、関東NO.1障害ジョッキーなら信頼できる。しかし、6kg差を味方に逆転を狙う面々も侮れない。
前走でポレールを破ったチアズロッキーは、東京より中山向き。秋は好成績が続き、ここも大崩れはないはず。
京都大障害の2、3着馬も差はない。ケイティタイガーは前走で敗れはしたもののアワパラゴンを最後の最後まで苦しめた。今春の中山大障害3着馬でもあり、要注意だ。
センターゼウスは前走、最後息切れはしたものの、3着を確保した。飛越の巧さに定評があり、昨春の中山大障害3着という実績もあり上位争いは必至。
前走1年ぶりを克服して快勝したジャンピングジョブも力的には互角。障害競走を走るためにつけられたような馬名が示すように、この馬の本職は障害競走のようだ。
大仕事を果たしても不思議ではない。バンダムフェイマスも飛越は巧く、2走目の上積みも見込めるのでチャンスはある。
ブルーロードは格上挑戦だが、今春の中山大障害に4着するなど、完走することにかけてはメンバー屈指の安定感がある。
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