*4つの黒眼点
ダクチロギルス
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*エラに寄生したダクチロギルスの成虫。
<ダクチロギルスの概要>
1:大きさが0.2〜1ミリ程なので肉眼では見えにくいか見えないが、
 顕微鏡で見る事が出来ます。
2:寄生した金魚を水槽に入れたか、生エサ等を与えた事で、
  伝染寄生します。
3:雌雄同体で、亜種が10種程居て、1匹でも繁殖が可能です。
 吸虫類の寄生虫で、水中でしか生きられませんので
 人間には、寄生出来ません。
4:成虫はエラに寄生して伸縮運動
をします。(ギロダクチルスは、体表面・ヒレにも寄生する。)
  イカリムシは、突き刺さり寄生したら、移動しませんが、ダクチロギルス・ギロダクチルスは、
  移動が可能です。
5:卵生・多産で、生んだ卵は数時間で孵化します。(ギロダクチルスは、卵胎生)
6:孵化した幼生は、水中を回遊して、エラを探し寄生し、
  約1週間でウジ虫状の成体に変化します。
7:卵から成虫になるまでの期間が約1週間と大変短い為
  短期間で爆発的に増殖して、天文学的な数となり、
 同水槽の金魚・淡水熱帯魚、全てに寄生してしまう。
8:淡水熱帯魚(特にディスカス)・メダカにも寄生する。
9:高水温(25〜30度)を好み、晩春〜夏に猛威となる。
 (ギロダクチルスは、低水温(5度〜15度)を好むが、高水温にも適応)
 ヒーター飼育では、1年中、寄生発病する。
10:エラを先端の口にて、食害する作用で粘液を分泌して、
 エラ呼吸を、阻害して、食害によるエラの損傷にて、
 呼吸困難となり、多数寄生の場合は、金魚が死んでしまう。
11:感染発病すると、濾過器の排水口・エアレーションの気泡部に
  酸素を求めて集まり、時々、狂ったように暴れ泳ぎ、鼻上げする。
12:発病の外観症状として、背ビレをたたむ・エラの動きが不規則で速くなる・
  エラブタが開きっぱなしか開き気味になる・体が白あせる。
  エサを食べなくなる・呼吸困難にて、痩せ細る。
 身体が、ただれ、充血、赤斑が現れ、ヒレがボロボロになり、、
 赤班病・尾グサレ病と思い、殺菌剤での治療をして、殺虫剤も使用しないと、
 感染発病が、急激に進行して、最悪、全滅となる。

13:金魚では、稚魚・小さなコアカ等に寄生発病しやすい(成魚にも寄生する)。
14:余病として、尾グサレ病・赤斑病・マツカサ病を併発する事がある。
15:ものすごい驚異的な耐薬性が有り、薬浴すると、子孫を残そうとして
   逆に爆発的繁殖をする。
16:ドイツにあるバイエル社のプラジカンテル(商品名:ビルトリシド)・ブラジプロ・
  ハダグリーン
(金魚の美肌薬ではありません。)・
  吸虫駆除薬ですが、薬事法で国内では認可されておらず、輸入規制されてる為、大変入手困難で高価です。
 ホルマリンの治療が大変効果がありますが、 ホルマリンも、一般の方は、入手及び使用禁止です。
 マゾテン・トロピカルN・リフィッシュに、ものすごい驚異的な耐薬性が有り
 金魚に後遺症を残す限界か、致死量限界の量で薬浴しても、殆んどが生き残り
 爆発的に繁殖する、恐るべき生命力である。

 私事で済みませんが、ダクチロギルス・ギロダクチルスの混合寄生を全力で工夫治療しても、
 3ヶ月の延命は出来ましたが、2年連続で自家産稚魚を全滅させており、現在、完治する治療法を研究中です。
*水中の酸素量が多い、外掛けフイルターの排水口に集まり
 呼吸困難を解消する為、エラに少しでも酸素を取り込む病魚
*背ビレ・ムナビレ・腹ビレ・尻ビレを、たたんだ初期の病魚
*体が少し白っぽく、色が、あせている。
使用顕微鏡:Vixen MICRO NABI S800 x80倍
カウンター
*遊泳するダクチロギルスの幼生。
 顕微鏡で、活発な動きが確認出来ました。
*卵巣(上側)・精嚢(下側)を持った成熟個体で、
 雌雄同体です。
*重症になるとエラブタが開いてしまう事もある。
*呼吸困難を解消する為、エアストーンから出る
エア食いをして、エラに少しでも酸素を取り込む病魚
*エラに寄生しようとしている
 繊毛期の幼生。
<治療法研究の途中経過(2018年1月5日)>
*感染して☆になって行く中で、完治して生き残った個体が10匹程居ます。
 その個体達は、病魚と混泳してても、発病しません!
 今までは、全滅でしたが、少し成果が出ました。
 まだ、治療研究の段階ですし、私が考え、実践試験した我流の治療法なので、 
 他の方々が、同じ治療をしても、、治る保証が出来ず、病魚全てが完治するには、至っておりません。
 水草や、甲殻類(エビ等)を全滅させる可能性が高いです。
 トロピカルN・リフィッシュ・マゾテン等の魚病薬・プラジカンテル・ホルマリンは、一切使用しない治療法です。
 ダクチロギルス寄生症は、金魚飼育者だけでなく、熱帯魚飼育者(ディスカス等)も多勢の方々が、
 治療困難で、不治の病のごとく、魚(稚魚も含む)を全滅させておられる方々も多いと思います。
 1匹でも完治させたいと思っておられる方は、メール頂けましたら、治療法を説明させて頂きますが、
 プロではありませんので成果が出なくても、一切保証出来ませんので、御理解下さい。
 済みませんが、全て自己責任でお願いします。
 研究段階なので、治療法を伝える事は、ご遠慮下さい。
 メールされた方々に、誘入したり致しませんので、安心して下さい。
 今後も、完治治療研究に取り組んで行きます!
管理者(古川博郁) wakinkometuto@ps.mirai.ne.jp にメールして下さい。
管理者にメールする
*左右の個体は、体型・体色が異なる亜種と推測されます。
<治療法研究の途中経過(2018年1月20日)>
*1300円程の2種類の薬で、治療してましたが、さらに1月8日にもう1種類3000円程の薬を新規購入して薬浴しました。
 ダクチロギルスが居るエラと顕微鏡の深皿プレパラートに薬を入れましたら、従来の2種類同様、☆になるのを確認出来ました。
 水溶剤の粉量が100g程と多く、1回の使用量が1〜2gですから、毎週水換薬浴しても、約半年分ありますので、
 大変経済的で、しかも、容易に購入出来ます。 
 感染率も、☆になる数も、減少して、さらに、成果が出ましたし、初期の白点病にも使用しましたら、完治して再発もありませんでした
*投薬前の元気な様子。
*投薬後、縮こまり、☆になりました。
*エラに寄生したギロダクチルスの成虫。
 黒眼点が全く無い。
*ダクチロギルス・ギロダクチルスのヒレ寄生により、
 各ヒレが食べられ、萎縮して、
 粘液が付着して白っぽくなっている。
*さらに進行すると、体が白っぽく色あせして、
 赤斑が出現して、ヒレも充血して、
 尾グサレ状になりボロボロになり、
 赤班病・尾グサレ病との判別が困難ですが、
 概要の11の異変で、判断出来ます。
病魚のエラ。
黒ずんで腫れている。
*成虫間近な繊毛期の幼生にも
 4つの黒眼点があります。
*投薬前の元気な様子。
*投薬後、縮こまり、☆になりました。
*ギロダクチルスにも、同様に投薬しましたら、縮こまって☆になりました。
*卵胎生で、、低水温にも強く、冬でも増殖します。
<治療法研究の途中経過(2018年2月3日)>
(ギロダクチルスも含む)
<治療法研究の途中経過(2018年8月15日)>
*完治を目指し、3月にもう1種類、薬剤を追加投入しましたら、4月には、感染発病は治まり、
 コアカの病魚も7匹は完治して生き残りました。
 産卵期になりましたので、水槽(稚魚飼育用水槽)から、ポリタライに引越しさせ、現在も、成長して元気です。
*今年は、産卵が遅く5月下旬・6月下旬・7月上旬でした。
 治療薬剤を、稚魚飼育用水槽に予防薬として、孵化後2週間過ぎに、規定量の半分を投入しました。
 1週間ごとに水換えした時に、投入しましたら、8月15日現在、1匹も発病していません。
 治療研究前では、今の時期は、感染発病で、80匹程の稚魚が、10匹程しか生き残ってませんでした。
 今後、経過を観察して行きます。
*3種類の薬剤の1回の投薬量、配合比を変えました。
 60センチ水槽ですと、B薬剤4グラム A薬剤2グラム F薬剤2グラム 配合比は2:1:1で、約1週間に1度(毎月4回)水換え薬浴します。
 A薬剤で、25回分で、約半年分 BとC薬剤は50回分で約1年分で、市販の魚病薬と比較しますと、かなり長期間使えます。
*11月に入り、水温が低下してきましたので、ヒーターを設置して、ダクチロギルスが増殖しやすい25度に設定しました。
 12月2日現在、50匹程の稚魚は、1匹も☆になってません。
 2年連続の全滅から、全ての稚魚が生き残る成果が出ましたが、研究中のコアカ達は、最終的には、約30%程が☆になりました。
 コアカを新規に水槽に入れた際の発病率は、20%程でしたが、そのうちの15%程は完治しましたが5%程は☆になりました。
 配合比を変えてから、約3ヶ月後、新規にコアカや自家産稚魚を入れても、発病しなくなりました。
 研究前は、100%発病して全滅していましたが、
 病魚全て、完治には至りませんでしたが、大切な金魚達の命を救う事が出来ました。
*投薬の影響で、3日程は、水が濁ります。
 水草・甲殻類(淡水エビ等)に影響が出るか、試してませんが、青水にはなりますし、
 水槽のガラス面に苔も見られましたので、顕微鏡で、薬浴水を観察しましたら
 動物・植物プランクトンも見られました。
*ディスカス等の、熱帯魚飼育者は、殆んど水草、淡水エビと共存させ、飼育されてますので、
 治療用の、ヒーター設置した水槽を用意されて、病魚を薬浴された方が良いです。


*4種類の薬剤は、薬事法にも、一切ひっかからず、毒物・劇物ではなく普通物です。
 お店やネット通販で普通に販売されてまして購入出来ます。
 価格は、B薬剤は、税込約¥1300 A薬剤は税込約¥1200 F薬剤は税込約¥3000でそれぞれ
 100グラム入りで合計金額は約¥5500で、A薬剤で約半年 BとC薬剤で約1年使えます。
 ナクロカインSRは、約¥400で、<ドラッグユタカ>にて購入しました。

*私は、農業と園芸の店の <農業屋> で購入しましたが、ネット通販(送料が加算されます。)でも購入出来ます。
*治療法を、公開しようか否か、迷ってますが、記載希望メールがありましたら、公開させて頂きます。

<治療法研究の完結(2018年12月2日)>
<治療法研究の公開(2018年12月22日)>
<ベストガード水溶剤>
<アクタラ水溶剤>
<フェニックス水和剤>
ダクチロギルス・ギロダクチルス
寄生病の治療法
*ホームセンターで売ってた、1匹¥30のエサ金のコアカを買って、愛着心が湧き
 大切に育てているのなら、その飼育者にとっては、家族の1員であり、お金では得られない愛情が芽生えます。
 自動車等の製品は、お金があれば、同じ物が買えますが、☆になったエサ金でもあるコアカと同じ個体は、
 たとえ、何百万円持ってても、買えません!
 似た金魚は居ても全く同じ金魚は居ませんし、育て方により、大きさ(コアカは、飼育環境・エサ等で全長が30センチを超える事もある。)
 ・形・色等が変化します。
 しかし、自動車等の製品は、故障しても、部品交換して修理出来ますし、元に戻せますが、生き物は命が有り、病気で☆になったり、
 寿命で☆になった命は戻せません。
 治療法を、公開しようか否かを、迷ってましたが、大切な金魚・錦鯉・メダカ・熱帯魚の命が、
 たとえ1匹でも救える事が出来ればと思い、公開を決心しました!
*魚病薬のマゾテンの成分であるトリクロルホンは、農薬の殺虫剤と同成分も使われており、
 イカリ虫の治療薬のデミリン(脱皮阻害剤)は、農薬の殺虫剤を、魚病薬として使用しています。
 魚病薬は、水産用エルパージュ等、製造中止になったり、種類も少なく、長年、同じ種類が使用され、
 新薬も出てこない為、細菌・寄生虫等は、薬に対して耐性化して、効かなかったり効きにくくなっています!
 上記の現状から、思い付いたのは、樹木医の資格を活かし、劇物・毒物でない普通物で、認可されていて、
 しかも安価で入手しやすい農薬で金魚の病気を治療する事です。
 今まで、金魚・錦鯉・メダカ・熱帯魚に使った事が無い殺虫剤ですから、魚病の原因である細菌や寄生虫等は、
 耐性化していないからです。
 農薬は、選定や使用量を誤ると、魚は☆になったり、後遺症を発症しますので、人や魚への悪影響が極めて少なく
 細菌や寄生虫等だけを☆にする種類を選定しましたが、甲殻類(淡水エビ等)や、水生植物に、少し影響がある農薬しか
 見つかりませんでしたが、ウオジラミ・イカリムシは甲殻類であるので、試してませんが、多少の効果はあると思ってます。
 そのリスクが多少あっても、病気を治療する事が最優先ですし、治療用水槽を設置出来る方は、影響を避ける事が出来ます。
*3種類の規定量の農薬で、薬害で☆になったり、後遺症の発症は、臨床試験にて、全くありませんでした。
*60センチ水槽(水量、約60リットル)の使用量で、
 薬剤は3種類は100グラム入り、ナクロカインSRは80グラム入りで、魚に薬害
はありませんでした。
*2gサジ2杯の4g
*2gサジ1杯の2g
*2gサジ1杯の2

*殆んどが発病して居て☆になった
 個体
が出現している場合は
 gサジ1杯半の3
*寄生虫・白点虫の神経の
 興奮伝達を遮断
させ、殺虫する。
*寄生虫の筋肉を収縮させ
 摂食を阻害して殺虫する。
*甲殻類(イカリムシの幼生)の
 遊泳を阻害して☆にする。
1:ケンエーうがい薬の付属60ccの計量カッ
(計量カップでなくても、かき混ぜて規定量の水溶剤に出来れば良い)に  3種類の薬剤を入れる。
2:泡立ちますので、水を少しずつ、3分の2程そろっと入れ
  2gサジでしっかり、かき混ぜて水槽に入れます。
  水が、かなり泡立ち濁りますが、2〜3日で、ましになります。
4:投薬後、1週間経過しましたら、全水換えして再薬浴を繰り返し、発病魚が全く居なくなった状態及び
 新たに入れた個体が発病しない状態が2ヶ月続くまで薬浴する。
 水槽に、魚だけしか居ない場合は、その水槽で薬浴して下さい。
*記載のダクチロギルス・ギロダクチルス寄生病治療法は我流の私的飼育環境での成果ですので
 御了承き 実践される方々は、効果が出ない場合もありますので、全て自己責任でお願いしますm(_ _)m

*治療薬剤は、ダクチロギルス・ギロダクチルス寄生病以外の病気での使用は、しないで下さい。
 (但し、初期の白点病・軽度のイカリムシ寄生病には使用可能ですが、完治治療ではなく <応急処置> となります。)

*淡水エビ・貝・水草は、☆になったり、枯れたりする事もあります。
*病魚全てを完治させる事は出来ず、☆になった個体も居ますが、新たに感染しなかったり、完治して再発しなく
 生き残った個体も居ます(全滅は避ける事が出来ました)。

*薬剤の使用量は、水槽やプラ舟等の水量により異なりますので、計算して下さい。
*薬剤を、子供・ペット(犬猫等)が誤って食べない様に、管理保管して下さい。
*ネット通販での購入は、別途、送料が加算されますので、<農業屋>等での購入をお薦めします。
 
 ナクロカインSRは、<ドラッグユタカ>等での購入をお薦めします。
*寄生虫・白点虫の神経の
 興奮伝達を遮断
させ、殺虫する。
*半数以上が発病
 して
いる場合は
 gサジ1杯半の3
<ナクロカインSR>
*寄生により、体表・ヒレが、
 ぼろぼろになり炎症や
 充血している場合は
 サジ1杯の2
 重症の充血・炎症
の場合は
 2gサジ2杯の4g

*炎症充血を抑え殺菌する
3:ケンエーうがい薬の付属60ccの計量カップに
  (計量カップでなくても、30gが計測出来れば良い) 
  食塩30g5杯の150gを、水槽に入れる。

 
 *病魚は衰弱してる為、、通常の0.5%塩浴(270g)には耐えられず
  ☆になる事がある為。
*殆んどが発病して居て☆になった
 個体
が1匹でも出現しましたら
 gサジ杯の6