( UPDATE 97/05/21 )

怪しい実験室




長らくお待たせしました(爆笑).
今までは着手から公開までの日数はNo.1 が6作で3日、No.2 は6作で1ヶ月ちょっと、No.3 は4作で1週間でしたが、 今回は4作で約2ヶ月とダントツです(泣).実質の制作時間は他のとそんなに変わんないですが、 やっぱ学校始るとまとまった時間が取れなくて...要領悪いだけなんですけど.
そろそろ500×500ピクセルも狭く感じるようになったので、次回からはもう少し大きい絵を描くかもしれません.

ご意見、ご感想等、お待ちしております.
それぞれの小さい作品イメージをクリックすると500×500ピクセルの元絵が 表示されます.
制作の過程が見られるイラストも有ります.説明文中の「制作過程」の文字 をクリックして下さい





fig01 タイトル:無題
制作時間:15時間くらい
作成環境:タブレット、Painter4


( 17 )
ふたりの女性が描かれていますがそれぞれ別々に描き進めているのが 制作過程から判ると思います.
最初は全く別の絵として描いてたんですがどちらも気に入らなくて一旦はボツにしたのを、 もったいないし2枚を1枚に合成したら少しはマシになるかなぁと考え復活させました.
相変わらずキャメルブラシで塗って水滴でぼかし込む手法に固執してます(というよりそれしか出来ない).
背景(またはバックに模様)が有る絵を描く場合、私はいつも、 主対象(この場合は女の子ふたり)と背景は別々に描いて後で重ねるという方法を取るんですが、 主対象をカラーマスクで選択後、 フローターに変換して背景に重ねるとフローターの周囲に白い輪郭がゴミとして残ってしまいます (もっと上手い合成方法があると思うんですが誰か教えて下さい). そのゴミを消す為にNo.3まではフローターを固定して水滴で輪郭をぼかして消すという間抜けなことをしてましたが、 この絵では、マスクペンのエアブラシで輪郭をぼかしてゴミを消すという、 極めて当たり前の方法に気付いたので、人物の線が若干、今までよりシャープになっています.



fig02 タイトル:鳥1
制作時間:30分
作成環境:タブレット、Painter4


( 18 )
日本画風の絵を描いてみました.
ラフアウトで輪郭を描いた後、キャメルブラシ&水彩で色を付けて水滴でぼかしてます.



fig03 タイトル:シュレーダーの階段
制作時間:5時間
作成環境:タブレット、Painter4


( 19 )
心理学の本に時々載ってますし、 騙し絵として紹介されることもあるので見た事がある人は多いと思う「シュレーダーの階段」です. 階段だけ描いても面白くもなんとも無いのでふたり人物を配置しました.
右上の視点から絵を見ると階段の上に座った男が中心になり、 後ろ向きの女の子はなんか壁に描いた絵のようで不自然ですが、左下の視点から絵を見ると階段を裏側から見た感じになり、 後ろ向きの女の子は階段の上に立っているように見え、今度は男が宙に浮いているようで不自然です.
階段はそんなに時間はかかってなくて、グリッドを表示しながら直線で輪郭だけ描いて塗り潰した後、 表面テクスチャの適用処理で立体感を出して完成です. その他の箇所については制作過程を見て下さい.



fig04 タイトル:無題
制作時間:8時間
作成環境:タブレット、Painter4


( 20 )
最初は顔からホースとか血管とかが生えていて口からムカデがゾロゾロ... みたいなお下劣なやつを描くつもりでしたが描いてるうちにそんな気分じゃなくなったのでNo.1の 「シュールな実験」みたいな感じの装飾的な絵にしてしまいました.
そんな変わったことしてないので制作過程を見て頂けばどうやって描いたか判ると思います. 8枚のレイヤーで構成されていて、 地以外の顔より下層のレイヤーはスーパーソフトでぼかして目立たないように処理しています. 各レイヤーの葉っぱはPainter付属のネイチャーブラシで描いた後、 表面テクスチャの適用と着色濃度の調整を繰返しかけて処理し、立体的に見せています.





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