幹事クリタのコーカイ日誌2024 |
1月23日 ● 全豪オープン準々決勝。 フェデラーと錦織のファンとしては、近年の男子テニスは物足りなくて、wowowも解約してしまったし、あまり見ていないのですが、一応結果だけは気にしています。いま開催中の全豪はベスト8が出揃って準々決勝に入っています。8強はジョコビッチ、フリッツ、シナー、ルブレフ、メドベージェフ、ホルカシュ、ズべレフ、アルカラス。かなり順当な勝ち上がりで、第1シードから第6シードまでの6人がシードを守り、残る2人も第9シードと第12シードです。 いよいよ強豪同士となる準々決勝ですが、トップハーフではジョコビッチがやはり頭一つ抜け出しています。今日はフリッツに1セットを奪われ少し苦戦したものの3-1で勝利して準決勝進出を決めました。シナーとルブレフは準々決勝で一番接戦になると予想されていましたが、シナーが3-0のストレートで完勝。準決勝でジョコビッチと対戦します。準々決勝の試合ぶりからするとジョコビッチも安泰とは言えません。 ボトムハーフの準々決勝は明日になりますが、メドベージェフとアルカラスが順当に勝ち上がって、準決勝でジョコビッチへの挑戦権獲得を目指して激突することになりそうです。いまの男子テニスではジョコビッチ、アルカラス、メドベージェフがBIG3という形なので、今回のドローが少しジョコビッチに有利かなと思っていましたが、シナー次第ではそうとも言えない可能性もあります。 かつてのBIG4を中心にした世界はすっかり世代交代しているのですが、なぜかジョコビッチだけが生き残っていて、しかも未だにナンバー1をキープしていることが異次元過ぎます。本来なら20代後半のメドベージェフやズべレフ、チチパスらの世代と、ハタチそこそこのアルカラスやシナー、ルーネらの世代で争うところなのに、そこに36歳のジョコビッチが参戦して3世代間抗争になっています。まあさすがにそれも今年くらいで見納めかなと思いますが、なにせ人類ではなくテニス星生まれの3超人の生き残りだけに予想不可能です。 |