幹事クリタのコーカイ日誌2024 |
1月21日 ● サービスのラケットヘッドダウン。 僕のサービスで一番の問題点は実はラケットヘッドダウンができないことです。これは以前から自覚はありました。できない理由は大学生の頃に肩を壊したからです。それまで肩の強さには自信がありました。小学生の頃から強肩で、体がまだ小さかったにも関わらずソフトボール投げでは選手になるくらいでした。大学生になってテニスを始めた頃も、フォームは無茶苦茶でもサーブのスピードだけはかなり出ていたと思います。 ところがハタチ過ぎに力任せにサーブを打ち過ぎた疲労があった状態で、草野球で大遠投をやったら初めて肩を痛めてしまいました。しかもバカな大学生だったので、それからも懲りずに肩を酷使しているうちに肩がすっかり壊れてしまい、肩を大きく回せなくなってしまったのです。当然スピードもガタ落ちし、また痛めるのではないかと思うと怖くてもう思いっきり振れなくなりました。サーブはマン振りするのではなく、ゆっくり振ってコントロールと確率重視に変えました。 社会人になってからは肩を休めたこともあって、少しずつ痛みはなくなったのですが、もうハタチの頃のようなスピードは出なくなりました。スピードガンで計測しても130kmを超えるくらいがせいぜい。それも加齢でどんどん落ちていき、50代には120kmも覚束ないくらいまでになってしまいました。一時期は完全にサービスでポイントを取ることを諦めていました。 しかし、ここ数年は山本麻友美プロに教えてもらいながらサービスのフォーム改善に努めてきたお陰で、かなり効率的に体を使えるようになってサービスも威力が以前よりは増してきました。そして今日のレッスン会で、いよいよプロに指摘されてサービスのラケットヘッドダウンに取り組みました。これまで怖くて大きく強く肩を回せなかったのですが、今日やってみたら何とかできそうです。意識してラケットヘッドを落としてから振ると、明らかにヘッドスピードが上がります。フラットサーブはかなり気持ちよく飛んでいきます。 ただ問題はまだ慣れないので回転がうまくかけられないことで、ファーストは良いのですがセカンドの確率が落ちてしまいます。それと、やはり夜になると肩が少し痛くなりました。スイングスピードが上がった分だけ、肩に負荷が強くかかっているようです。今後は肩の様子を見ながら、なるべく腕の力で打つのではなく、下半身から上半身への運動連鎖をうまく使って力まないで打つように心がけることが大事だなと思っています。 |