幹事クリタのコーカイ日誌2024 |
1月4日 ● 新NISA初日。 元日から能登半島の地震、羽田空港の衝突事故と続き、さらにアメリカ株式市場では「アップルショック」でハイテク株が大幅安となりました。それらを受けての今日の大発会は271円安で始まり、20分ほどで770円安まで一気に下げました。これはどうなるのかと固唾を呑んで見守っていましたが、日経平均が大きく下げている割に、僕の持っている株は下がらないどころかむしろ上げているくらいだったので「?」と思っていましたが、どうやら下げているのは半導体関連とかで、個人投資家を中心に高配当株には押し目買いが入っていたようです。 朝方の売りが一巡したあとはじわじわと値を上げていき、今日の終値は175.88円安となりました。僕は新NISA初日に特定口座の銘柄で含み益があまりなかったり含み損になっているものを売って、NISA口座で買い直すというプランだったので、朝から予定していた銘柄の売買をしていました。売った価格より少し安く買えたものも、逆に少し高く買ったものもありますが、ほぼほぼプラン通りにまず6銘柄を特定口座からNISA口座に移行することができました。 本来はNISA口座の成長投資枠240万円分を新規で購入するだけの資金力があれば一番なのですが、そこまでの余裕はありません。なので、特定口座からNISA口座へ持株の移行をしています。含み益が出ていると売った時の利益に税金がかかりますし、わずかながら手数料も損をしますが、それは配当金にかかる税金が今後ずっとゼロになることを考えれば取り返せます。含み益が大きい銘柄も計算上は早めにNISA口座に移した方が得だということですが、含み益は暴落時の心の余裕なので、なるべくプラマイゼロくらいの銘柄から順番に移すことにしています。 今日の地合いの中での高配当株の強さを見ていると、新NISAの効果は本物なのかもと感じました。今後多くの銘柄が配当確定する3月に向けて個人投資家に人気の銘柄はさらに値を上げていきそうな気配がします。もちろん初日の値動きだけで判断するのは危険なので、明日以降も様子を見ながらになりますが、特定口座からの移行はともかく、新たに買うことができないくらいに高騰していくのもちょっと困るので、ほどほどに上げたり下げたりして欲しいと勝手なことを考えています。 |