幹事クリタのコーカイ日誌2021

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12月24日 ● ラケット遍歴。

 テニスプレーヤーにとって一番こだわる道具はラケットです。シューズも大事と言えば大事ですが、やはりラケット。初心者のうちはどれを使っても違いがよくわかりませんが、自分のプレースタイルが確立してくるほどに細かい違いが気になってこだわりが強くなるというのは、ラケットに限らずあらゆる道具に共通の「あるある」です。

 逆に言えば、気に入ったラケットがあると簡単には変えられないということでもあります。かつてサンプラスがウィルソンのセントビンセント製「プロスタッフ・ミッド」にこだわって使い続けていたことは古いテニスファンなら知っている有名な話ですが、我々のような単なるアマチュアプレーヤーでも気に入ったラケットを変えるのは勇気がいります。特に肘や手首を痛めた経験があるとラケットを変えてまた痛めたらと思うと怖くてなかなか踏み切れません。

 僕は40年を超えるテニス歴でラケットを15本くらい変えてきましたが、若い頃は2年くらいでコロコロ変えていたのに、今使っているバボラのピュアドライブの前はプリンスのO3を10年使い続けました。今のピュアドライブも3年使っていますが、気に入ったので同じラケットを3本持って微妙にセッティングを変えて使い回しています。

 ただラケットというのは「最新が最良」という場合がほとんどです。それだけメーカーはどこも研究を重ねて改良を続けています。いまテニス界で話題の最新ラケットと言えばヨネックスのEZONEです。来月発売予定で「パワーと柔らかさを両立」したというのがキャッチフレーズ。30年以上前に15年くらいずっとヨネックスを使い続けていた身としてはかなり気になっています。

 1979年に購入したフタバヤのウッドラケット「ウィニングショット」を皮切りに、ヘッド、ヨネックス、ウィルソン、プリンス、バボラとラケット遍歴を続けてきて42年。昔付き合っていた相手に戻ったことはないのですが、さてどうなることやら。



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