幹事クリタのコーカイ日誌2019

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11月17日 ● 沢尻エリカ逮捕と大河ドラマ。

 最近では政権絡みで大きな問題が起きると、芸能界のスキャンダルが出てくることから、沢尻エリカの逮捕も「桜を見る会」問題潰しではないかという陰謀論がネットでは公然と呟かれています。まあ確かにそう言いたくなるほど今回はタイムリーなタイミングでしたが、よくよく考えてみると、芸能人のこうした話題は日常茶飯事であり、さらに安倍政権の不祥事も同じくらい頻発しているというだけのことかも知れません。それはそれでどんだけ酷い政権だということですが。

 で、沢尻エリカ逮捕の影響ですが、CM降板とかも大変でしょうが、何よりNHKの2020年大河ドラマ『麒麟がくる』が大騒ぎです。沢尻はヒロインの帰蝶(濃姫)役。序盤から終盤までずっと出続ける役柄ということで、すでに今年6月から収録を始めているそうです。放送開始まで残り1か月半。今から沢尻の代役を立てて撮影をやり直して1月からオンエアなどとても不可能でしょう。

 放送延期という噂も出ているようです。4月スタートにして9か月間の短縮大河にするか、それとも再来年3月までにして、今後はいっそ大河も4月〜3月で切り替わるようにするか。いずれにしても判断が難しい選択になります。そしてこれから代役を探すのも大変なことは容易に想像がつきます。

 なにせ大河ドラマのヒロインを演じられる沢尻エリカクラスの30代前半の女優となるとそもそも限られています。長澤まさみ、綾瀬はるか、石原さとみ、北川景子、上戸彩、新垣結衣、宮アあおい、蒼井優、戸田恵梨香、深田恭子、吉高由里子など、この年代は黄金世代なのでそれなりに候補は挙げられますが、じゃあこれからすぐに1年間撮影のために拘束できるかと言ったら人気女優ばかりですから当然無理でしょう。大河の主要なキャスティングは2年以上前から押さえておかないと難しいそうです。

 ネットでは「剛力彩芽なら空いているだろう」と言われています。確かに前澤に振られたばかりの剛力くらいしかスケジュールを押さえられる知名度のある女優はいないかも知れません。でなければ、思い切って無名に近い女優を「鮮烈デビュー」ということで起用するしかないのではと思います。

 いっそ強行突破で沢尻エリカのまま放送を始めて、ピエール瀧の時のように途中から俳優が変わるという手もなくはありませんが、それもどんな批判を浴びるかわかりませんからリスキーです。プロデューサーはさぞかし頭が痛いだろうと同情しますが、単なる一視聴者にしてみれば、これをどう決着をつけるのか興味深々ではあります。せめてこれで注目度が高まって視聴率が上がるくらいのご褒美がプロデューサーにあると良いですが。


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