毎週金曜日にhuluで配信される「Q&Aリーグ〜企業対抗クイズ選手権〜」。本日第2話が配信されました。第1話は予定をオーバーする71分でしたが、今回はきちんと50分に収まっていました。第2ステージは「アスクワンハンドレッド」。わかりやすく言うと「クイズ100人に聞きました」です。いろいろな100人（東大生とか女子高生とか主婦とか）に聞いて多くの人が答えそうなことを予想します。マーケティングの問題ですから広告会社の人間としては負けられません。

　結果がどうなったかはここではまだ書けないので見ていただくのが一番ですが、なかなか面白いクイズでした。単純に主婦や女子高生がどう思っているか、というだけではなく、設問の文章を良く把握していないと導き出される回答に大きな差が出てきます。「ああ、こういう聞き方だから、こういう答えになるのか」という問題が多かったのは興味深かったです。

　第1ステージに続き、MCが我々出場者と丁寧にやり取りするのも見どころです。芸能人と違って大して面白いことも言えない素人相手に、よくあれだけコメントを求めるなぁと収録当日も思っていましたが、たくさんのやり取りの中からそれなりに面白そうなところをピックアップして、各チームに見せ場を作っています。第1ステージもそうでしたが、今回もまたなるべく各チーム平等にスポットを当てようとしているのがよくわかる編集です。

　個人的に悔しかったのは「男子高校生100人」に聞いた「春の」に続く言葉といえば？という問題。実は１位だった回答を思いついてはいたのですが、広告会社として他社の仕事を取り上げるのはやめておこうという要らぬ（？）忖度をして敢えて書かなかったのです。これが今回の収録全体を通して一番印象に残っている問題でした。どういう答えだったのかは、これも番組を見ていただければなるほどと楽しめると思います。

　そうそう、ランチタイムを潰して１時間くらい収録していた「名刺交換会」のシーンが冒頭にほんの30秒ほどしか使われていなかったのも残念でした。まあそれほど面白いこともなかったし、そんなものかなとは薄々予想はしていましたけど、あれがなければもう少しゆっくりランチができたのになぁ。