幹事クリタのコーカイ日誌2019

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4月28日 ● サービスの定期健診。

 今日はまた恒例の山本麻友美プロレッスン会。いろいろなことを教えてもらっていますが、今日は昨年春にかなり頑張って取り組んでいたサービスの「定期健診」をしてもらうことにしました。昨年前半に教えてもらったことを体に覚えさせようとしてきて、それなりに効果はありました。安定してファーストサービスが入るようになったし、入れるだけのへなちょこセカンドサービスも以前よりは威力を増したと思います。

 その後は自分なりに工夫してコースや回転に変化をつけて、リターナーに少しでも嫌がられるように考えてきました。ただそれをしている間に昔の悪癖というか、長年のテニスで染みついてしまっているものが徐々に出てきてしまっているのではないかという不安もありました。「覚えた」「できた」と思っても、いつの間にか忘れてわからなくなるのがテニスの技術です。そこで久しぶりに山本プロにきちんとチェックしてもらおうと考えました。

 僕の現在のサービスを見たプロは「悪くないですよ」と言ってくれます。彼女のエライところは必ず最初は肯定から入るところです。その上で少し手直しをすればさらに良くなる、という前向きのアドバイスのやり方なので、こちらも気持ちを楽に積極的に取り組むことができます。これは単に言葉だけではなく、ちゃんと良いところ、問題のあるところを見抜いて、具体的なアドバイスができるからこそ可能なやり方です。単に誉めるだけでは精神論で終わりですから。

 今回僕がアドバイスされたのは手首でした。ラケットを引き上げてから打ちにいくまで、右手の手首の角度を変えないように気をつけるということです。これまでは手首をこねるような無駄な動作が入っていたので、すぐに打ちにいけていないということでした。言われた通りにやってみたら、動作がすごくシンプルになりました。そのお陰で体の使い方も楽になったし、ミスショットも減って、当りがよくなったし、回転もかけやすくなりました。力も抜けて楽に振り抜けるし、疲れません。本当に良いことだらけです。

 手首に加えて肘も伸ばさないで軽く曲げたままでスタートから打点までもっていった方が良いと言われて、それもやってみましたが、ますます打ちやすくなりました。今日やり始めたばかりなのに、すぐに良い感覚でサービスが打てるようになったのですから、これは効率が良いアドバイスでした。後は忘れないように体に覚えさせるだけです。前述したように、なまじテニス歴が長いだけに、悪い癖がなかなか抜けきらないので、繰り返し練習して、意識しなくてもできるようにすることが肝要です。

 幸いこの10連休は7回テニスをする予定です。まだ残り5回ありますから、しっかりサービス練習を重ねて短期間でものにしたいと思います。


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