今日は久しぶりに山本麻友美プロのレッスン会を開催しました。「レッスン会」と「練習会」は僕の中では言葉を使い分けていて、参加メンバーそれぞれのテーマについてプロに教えてもらうのが「レッスン会」で、ダブルスゲームをプロに相手してもらってガンガンやるのが「練習会」です。今日は前半「レッスン会」で後半「練習会」でした。

　今日は参加した僕以外の３人のメンバーがそれぞれ「フォアハンド」「バックハンド」「シングルス」のテーマでレッスンをしてもらいました。毎回レッスン会を開くと、山本プロの言葉は含蓄が深く、横で一緒に聞いているだけで「なるほど」と頷くことや、自分にも思い当るアドバイスがあって大いに参考になります。

　また頭ではわかっているはずのことでも、実際にはできていないことも多くあって、できていないのは頭でわかっていても体に身についていないということですから、繰り返しそれを意識して練習をするしかありません。そしてようやくできるようになったと思っても、調子が悪い時にはまたその悪い癖が出ていることも多いので、チェックポイントとして覚えておくのも効果的です。

　フォアハンドもバックハンドもヒントになったことがありましたが、自分は日頃はやらないシングルスの話でも、いくつか参考になったポイントがありました。今までダブルスでストローク戦になった時に、うまくいったパターンはそういうことだったのかとか、逆にいつもミスをするのはそのせいだったのかとか。テニスのヒントは応用できることが多いので、本当にいろいろ聞いておいて損はありません。

　ただサークルのメンバーでも、プロのレッスンを折角受けたのに、自分の都合の良いことしか覚えてなくて、貴重なアドバイスをすっかり忘れている人たちもいますから、コーチを受ける「センス」も大事なんだなぁと思います。長年テニスをしていて練習量も豊富なのに上達が遅い人は、ちょっと「センサー」が鈍くなっているのかも知れません。