幹事クリタのコーカイ日誌2016

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6月20日 ● ウィンブルドンを前にして。

 間もなくウィンブルドンが始まりますが、その前に前哨戦が毎年2大会あります。ハレとクィーンズですが、錦織は第2シードでハレに出場したものの故障を理由に棄権してしまいました。毎年のことながらウィンブルドンでは体調を悪くします。たださえウィンブルドンは4大大会で一番結果が出ていないのに、こうして怪我ばかりしているとますます苦手意識が強くなってしまいそうで心配です。

 そしてハレにはフェデラーも第1シードで出ていましたが、これまた若手に負けて敗退。毎年のように勝っていた大会なのに、これはいよいよ引退も近いのかも知れません。それほど今年のフェデラーは衰えを感じます。ウィンブルドンで早々に負けたら年内での引退宣言があるかも知れません。こちらも心配です。

 クィーンズでは順当にマレーが優勝しました。さすがに芝では強いです。フェデラーもナダルも体調不良で万全ではないので、唯一ジョコビッチに対抗できるのがマレーです。と言っても「何とか勝負になる」だけで「勝てる」ところまで至らないのが残念ですが、得意のコートだけにそろそろジョコビッチを止めてほしいと思います。

 ジョコビッチは例年のごとく前哨戦には出場しませんでした。いきなり本番ぶっつけです。それで勝てるのですから、いかにジョコビッチの対応力、順応力が高いかということです。前哨戦の結果を見る限りでは、かなりの確率でジョコビッチが優勝しそうですが、もし足元を掬われるとしたらまだ調子が上がらない1回戦か2回戦あたりでビッグサーバーのバカ当たりにやられるか、もしくはハレで活躍したティエム、ズベレフのような期待の若手の覚醒かでしょう。もう若手ではなく中堅の錦織はとりあえず体調を整えることですね。


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