幹事クリタのコーカイ日誌2014

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3月16日 ● 若手力士台頭。

 大相撲春場所は7日目を終って、なかなか興味深い展開になっています。現時点で全勝なのは白鵬、日馬富士の両横綱と平幕大砂嵐。そして綱取りを目指す鶴竜と関脇豪栄道が1敗で追っています。また前頭筆頭まで上がってきた遠藤が上位陣に4連敗した後に3連勝。見所が多い場所になりつつあります。

 両横綱はさすがですが、鶴竜も隠岐の海に痛い星を落としたものの踏ん張っています。このまま上位と当たるまでぜひ勝ち進んでほしいところ。それからあまり注目されていない豪栄道ですが、ここのところの安定感では大関級です。大器もすでに27歳。そろそろ大関昇進に王手をかけても良い頃です。

 そして期待の若手力士たちですが、まず遠藤は上位陣との初対戦で稀勢の里に勝っただけでも立派でした。2横綱2大関に負けはしましたが、これからは下位にも当たるのでもっと星を伸ばせそうです。今場所勝ち越す可能性も大ですから、来場所新三役の目もまだ十分あります。また昨日2敗に後退してしまいましたが、千代鳳と千代丸の兄弟も揃って活躍しています。遠藤より年下なのですから、兄弟三役目指してこちらもどんどん上がってきて欲しいです。

 そして大砂嵐。まだまだキャリアも浅く相撲は荒削りですが、それでも7戦全勝できる力は大したものです。異色のエジプト出身力士として早くから注目を集めてきましたが、いよいよ本格化してきました。以上4人の若手はみな23歳以下。角界に春の風を吹かせてくれる彼らがどんどん力をつけていけば、また大相撲も活性化してくることでしょう。


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