幹事クリタのコーカイ日誌2012

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4月24日 ● 『カエルの王女さま』と『リーガル・ハイ』。

 この春の新ドラマがスタートしていますが、中でもちょっと面白かったのが天海祐希の『カエルの王女さま』と堺雅人の『リーガル・ハイ』。どちらも職業ドラマのカテゴリーに入るコメディですが、主役の存在感の強さが際だっています。

 『カエルの王女さま』は天海お得意の枠。『離婚弁護士』『GOLD』『BOSS』と当たりをとってきた一連の枠で、何匹目かのドジョウ狙いですが、同じ匂いはするものの前作に比べると少し落ちるかなという印象。歌って踊る天海は良いのですが、ちょっと話が小さくて彼女のスケール感が出ていない気がします。もっと彼女のスケールの大きさを使い切れる設定の方が良かったかなとは思いますが、全体のノリは悪くはありません。

 『リーガル・ハイ』は堺の振り切った演技が素晴らしいと思います。この人は日本のロバート・デ・ニーロになれるのではないかと思うほどに達者な演技で、シリアスからコメディまで自由自在。見ていて本当に安心感があります。法廷ものというのは最近もうマンネリ気味なところがありますが、堺の演技でカバーしています。彼に振り回される新垣結衣も悪くありません。

 コメディとしての爽快感と癖の強さで、より『リーガル・ハイ』の方が後を引く面白さがありますが、しばらくはどちらのドラマも見ていこうかと考えています。



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