幹事クリタのコーカイ日誌2010

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8月29日 ● レベル違い。

 昨日の「テニスマガジンゼビオカップ」初日、僕たちのチームは予想通りに厳しい相手との対戦が続きました。その中で特に驚いたのが日本のトップリーグの実業団で活躍するH選手と対戦したこと。全日本クラスの選手が我々が参加するような大会に出てくることはまずありません。H選手は愛知県出身で県内の大学を出て県内の企業に所属しているので、名古屋にいること自体は驚きませんが、それにしても、という感じでした。

 まあ滅多に相手にしてもらえないレベルの選手だけに、対戦できるのもひとつの記念と思ったので、こちらは構わないのですが、やってる本人は決して楽しくはないだろうなぁという印象。恐らくは一緒に出場していた奥さんの関係で引っ張り出されたんだろうと推察されますが、見ていても笑顔もなくずっと不機嫌そうな顔をしていました。

 団体戦なので、最初の相手の時はミックスダブルスに出ていたのですが、明らかに素人の女性相手にやりにくそうでした。で、次に僕たちとの対戦では男子ダブルスに出てきました。それでも手は抜いているのかも知れませんが、遠慮なく打てるだけでも気分的にやりやすかったのでしょう。H選手の最初のサービスゲームは全部サービスだけで終わってしまいました。もっとも、全部触れたのでエース狙いをしてきたわけではないと思います。

 と言うのも、次は我々のリーグで一番強いチームと当たったのですが、そこでH選手は負けてしまったのです。この時はペアの男性が全くダメでミスを重ねていたので、さすがのH選手でもどうしようもなかったという試合展開。それでも自分のサービスではほとんどサービスエースでした。僕たちよりもうまい男性相手にノータッチのエースを量産できるのですから、僕たちにはエースを取るつもりではなく、触れるところにサービスを打ってくれていたんだなぁとわかったわけです。

 それにしてもH選手にとっては全然楽しくないでしょうね。全力を出す必要もなく勝ててしまう相手とやったり、ペアがミスばかりして負けてしまう試合だったり、勝っても負けても楽しいわけがありません。もちろん、それは僕たちのせいではなく、そんな大会に出てきたH選手のせいなんだから仕方ないんですけどね。



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