学生時代の友人と一口に言っても小中学校の時の友人は幼なじみという感覚ですし、高校時代の友人は青春を共に過ごした悪友という印象。で、大学時代の友人と言うと、大人への準備段階で知り合った友人なので、それまでのように純粋とは言い難く微妙な距離感があります。親しかった何人かはその延長線上にいて未だに付き合いがありますが、それ以外の人間は「知人」ですらない「他人」という感じがします。

　先日その「他人」に近い大学時代の知人Ｍ子さんから突然メールを貰いました。もちろん大学卒業以来初めてのコンタクトです。彼女は僕が親しかった女友達Ｙ子さんの親友で、そのＹ子さんからメールアドレスを聞いて僕へメールを送ってきたそうです。

　メールの内容は大したことではなかったのですが、久しぶりに大学時代の知人の話をして気持が盛り上がってしまったので、そのＭ子さん、Ｙ子さんの女性陣とも親しかった僕の親友Ｎ橋くんも含めて４人で食事でもどうだろう、ということになりました。

　とは言え、そのＮ橋くんとも実はもう１０年以上会っていません。ここ数年は年賀状のやり取りだけだったので、久しぶりに彼の家に電話をしてみました。ところが電話に出た奥さんの応対が微妙。「家にはいないです、帰ってきません」と言うので、ええっ、もしかして別居中？あんなことやこんなことが奥さんにバレたのかな？と大学時代からのアレコレを一気に想像してしまったのですが、そうではなくて去年春からＮ橋くんは大阪に単身赴任しているのだとか。なんだ。

　今年の年賀状で大阪赴任のことは知らせたらしいのですが、僕は父の喪中のため年賀状を受け取っていなかったので知らなかったのです。奥さんからＮ橋くんの携帯番号を聞いて早速電話してみたところ、元気そうに電話に出てくれました。彼は某新聞社のデスクなので、今はＪＲ福知山線の事故の取材でしばらく大阪を離れることはできないみたいですが、その旧友再会イベントにはぜひ参加したいと乗り気だったので、６月以降を目標に話を進めることにしました。楽しみです。

　えっと、この「コーカイ日誌」を読んでいるはずのＹ子さん、そういうわけですから何とか予定を調整して６月の金曜か土曜の夜に４０代半ばの合コンを４人でしましょう。メールください。待ってます。