幹事クリタのコーカイ日誌2004

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7月14日 ● 友ありケニアよりきたる。

 我々のサークルのメンバーで、今はJICA(国際協力事業団)から派遣されてナイロビにいるマッキー(♂)が休暇を取って一時帰国してきました。彼は実家が奈良にあるのですが、わざわざ名古屋までテニスと飲み会のために来てくれたので、こちらも盛大に歓迎会を催しました。

 日曜日の夜に突然召集をかけて火曜日夜の飲み会だったにも関わらず、14人ものメンバーが集まりました。中にはマッキーと初対面のメンバーもいたのですが、まあそれはそれで楽しくワイワイと歓談することができたので良かったと思います。

 テニスサークルというのは、もちろんテニスをするために集まっているグループなんですが、そのサークルの性格によってメンバー相互の付き合い方も微妙に違います。テニスだけという競技志向でドライなサークルもあれば、テニスは手段であって交流こそがメインであるサークルもあります。

 我々のサークルは基本はテニスですし、テニスが上達したい、大会にも参加して勝ちたいと考えている人が主体となって集まっています。しかし、せっかくテニスを通じて様々な職業・年齢の人が集まっているんだから、お互いに交流もしていこうと考えています。普通に生活していたら知り合えないような人が一緒にいるんだから、それを知らない顔していたらもったいないです。

 マッキーは農学博士です。他のメンバーも多種多様で、ログハウスを売っている社長もいれば、ライバル同士の電機メーカーの社員もいます。自動車、通信、製紙、不動産、金融、旅行、みんなそれぞれの業界でちゃんとプロとして働いています。小学校の先生もデザイナーもフリーライターもナースも歯科衛生士もいますし、人工衛星を作っている若者もいれば、渦中の危うい自動車メーカーの社員もいます。もちろん主婦もいます。

 趣味のサークルなのに、仕事にまで踏み込んで欲しくないという考えの人もいるでしょうが、敢えてそこまで踏み込むことで、テニス以外の部分でもお互いに助け合いまた仲良くなれる場合も多々あります。どちらを取るかはその人の考え方なので強制はしませんが、ケニアの話を聞けるし、万が一ケニアに行くことがあったらマッキーに助けてもらえるのですから、やはり仕事の部分まで踏み込んでいろいろと話をしておく方が世界は広がりますよね。


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