幹事クリタのコーカイ日誌2014

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3月27日 ● 錦織が世界で戦っている。

 さて、今日は読者のニーズが低いテニスの話題です。テニスサークルの幹事のブログなのに、テニスのネタを取り上げるとアクセス数が落ちるという不思議な現象が長年続いていますが、めげず臆せずテニスの話題を取り上げるのは、少しでも多くの方にテニスに興味を持ってもらいたいからです。テニス観戦人気が上がれば放送も増えるし日本で開催される大会も増えます。そうすれば選手や関係者だけではなく僕も嬉しいですから、いそいそと布教活動に励んでいきます。

 まず現在マイアミで開催されているソニー・オープン。グランドスラムに続くグレードの大会だけに豪華なメンバーが終結しています。現在8強が出揃ったところで、準々決勝の組み合わせは、ナダル-ラオニッチ、ドルゴポロフ-ベルディフ、ジョコビッチ-マレー、フェデラー-錦織ということになりました。そう、我らが錦織がここまで勝ち残って次はフェデラーと対戦するのです。もうすっかり世界のテニス界の「顔」の一人です。

 今季のフェデラーは去年の不振を脱してかなり全盛期に近いプレーを取り戻してきていますので、錦織としては厳しいチャレンジとなることでしょう。ただトップ10入りを目指す以上、大きな大会でどこまで勝ち上がっていけるかがポイントを稼ぐ上で重要。こういう壁を乗り越えてどんどん「世界の錦織」としてステップアップしていって欲しいと思います。

 そして錦織は来週にはデ杯のために日本に戻ってきます。ワールドグループ1回戦のカナダ戦を制した日本はいよいよ世界の4強入りを目指して昨年の優勝国チェコと有明で準々決勝を戦います。チェコはエースのベルディフ(7位)が欠場を表明しているので、これで少しだけ日本に希望の光が見えてきました。チェコのシングルス1と2はロソル(38位)とステパネク(49位)。ランキングが示す通り、錦織なら勝つ可能性が大きいですが、問題はあと1勝をどこで取るかです。

 日本のシングルス2の添田(133位)に1勝を望むのはかなり酷な話です。昔のロソルなら互角に戦えたかも知れませんが、今はランキングでも大きく水をあけられています。そうなると期待はやはりカナダ戦でも勝利をもたらした錦織と内山のダブルスということになります。ただステパネクはダブルス巧者。地元の利をどこまで日本が生かせるかが鍵を握りそうです。国を代表して戦う団体戦のデ杯は、ランキングだけでは語れない部分が大きいので、有明の観客の応援がランキングの差を埋めてくれるのではないかと期待しています。


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