幹事クリタのコーカイ日誌2014

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3月18日 ● 安定感のある演奏の意味。

 日曜日のサックスの発表会の動画がないので演奏を振り返ることができず、自分ではまあまあうまく吹けたと思っても、いまひとつ確信が持てません。そこでピアノのMちゃん先生(発表会の写真担当)に「どうだった?」と聞いたところ、「安定感があった」と言われました。安定感?うーん、なんだかピンときません。多分誉めてくれているんでしょうが、それはとっても誉めているのか、まあそこそこだったと言われたのか、どっちなんでしょう?

 安定感のある演奏というのは、もちろん悪いことではありません。なにせ初心者から始めて、これまで実に不安定な演奏をしてきたので、ようやくピッチもリズムも落ち着いてきたところ。グラグラと危なっかしい演奏だったのが、何とか基礎がきちんとできてしっかりしてきたという意味でしょうか。聴いている側としてもあまりハラハラドキドキしないで聴いていられたということになるのかなと。

 そこを誉められたのだとしたら、「最低限のことはできるようになってきた」という意味ですから、あまり誉められた気分がしないのも無理ありません。本当なら安定感があるのは当たり前で、その先に何があるのか、プレイヤーとして本来大事なのはこの先です。基礎ができたので、ではどういう建物を上に建てていくのか。そこでどうやって個性を発揮していくのか。自分らしさをどう表現していくのか。4年半かかってようやく入口に立った気分です。

 もっとも、まだ基礎も本当に固まったかどうか、自分でも不安ですけどね。Mちゃん先生の言うように、ちゃんと安定感があったかどうか、やっぱり動画を見て確認したいなと思っていたら、ベースのT先生が「編集してお渡ししますよ」とあっさり言ってくれました。神の言葉のようでした。いやあ、ありがたいです。


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