昨日はサックスの発表会でした。ライブハウスで行うバンド形式での発表会も今年で４回目。最初の頃は慣れない大音量での演奏に舞い上がってしまっていましたが、さすがに４回目ともなるとかなり落ち着いて演奏することができました。４回目にして初めて自分でも合格点を出せるプレイができたのではないかと思います。

　演奏したのはチューリップの名曲「心の旅」。昔からよく知っている曲ですし、そのまま吹けばそれほど難しいところはなかったのですが、それでは面白くないからと先生から２つほど課題が出ていました。ひとつは１番と２番で１オクターブ変えて演奏すること。そうすることによって一番低いシから一番高いレまで２オクターブ以上の音域を使って演奏することになります。ポップスを吹くのにこれほど広い音域を演奏することは滅多にありませんから難易度もかなり増しました。

　そしてもうひとつは昨年購入したメタルのマウスピースを使うこと。メタルのマウスピースは一般にラバーより難しく初級者向けではありません。僕も慣れるまでに時間がかかりました。ようやく何とか吹けるようになってこの発表会だったのですが、お陰で随分と息の使い方が向上したように思えます。

　残念だったのはビデオ撮影を担当させた妻が見事に録画を失敗したこと。機械オンチとは言え、過去に何度も撮影させているので大丈夫だろうと油断した僕がバカでした。お陰でもう一度見直して冷静に反省することができません。「合格点」と言うものの、本当にそうなのかビデオで見てみないと実のところはわからないのです。これはかなり痛恨でした。お店で撮っていたビデオを見せてもらえるかどうか聞いてみないと。今後の発表会はやはり誰か信用できる友人に頼もうと思っています。