幹事クリタのコーカイ日誌2014

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2月26日 ● 年を取ると歴史好きになる。

 今日は2月26日。と言うと、「2・26事件」だと思ってしまうのは、やはりオジサンだからでしょうか?どうしてオジサンになると歴史が好きになるのか、実に不思議です。もっとも僕は小学校からずっと社会科好きで、特に幼稚園時代からの地理好き(と言うか地図マニア)でしたから、歴史ももちろん若い頃から嫌いではなかったのですが、やはり本当に歴史好きになって歴史小説なども読むようになったのは30代後半からでした。

 最初はやはり司馬遼太郎からでした。そもそもは父が読んでいた『国盗り物語』を小学校5年生の時に読んだのが最初です。ただ父親は歴史小説というよりも時代小説が好きで、書棚には山手樹一郎とか山田風太郎、柴田錬三郎、五味康祐などが並んでいました。それらも僕は小学生から中学生の頃に読んでいましたが、じきに興味はユーモア小説やSF小説にうつってしまいました。

 大人になって改めて司馬遼太郎の『竜馬がゆく』と『坂の上の雲』を読み直してから一気に引き込まれました。それからは歴史小説だけではなく、エッセイやマンガやドラマ、映画などでも歴史モノを愛好し、挙句に子どもの世界史や日本史の勉強にも付き合って、いつしか立派な歴史好きになってしまいました。

 好きな時代も最初はお定まりの戦国、そして幕末だったのですが、源平も江戸も戦前もどんどん興味が沸いてきて、さらにそれらが繋がってくると面白くなります。いま知識的に薄いのは奈良から平安前期とか、室町初期から中期とか、あまり大河ドラマでも取り上げられない頃なので、そのあたりを少し勉強してみたいと考えています。

 年を取るとなぜ人は歴史好きになるのか?やはり昔の人も今の人に通じる想いがあって、そこにロマンを感じられるような年齢になったからではないかと思います。まあ若者向けの最新の流行に興味が失せて、ついていけなくなっただけかも知れませんが。


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