今週の月曜日まで熱戦が繰り広げられていた全仏オープンテニスのせいで、すっかり夜型生活になってしまいました。もともと夜型人間ではありますが、それにしても一週間ずっと「時差ボケ」に悩まされていたように感じます。

　ヨーロッパが舞台のスポーツイベントは、向こうの昼がこちらの夜。したがって日本時間の夜遅くにしばしば佳境を迎えますからついつい夜更かしになります。これがアメリカ大陸なら早朝になるので、よほどのイベントでない限りはさすがにライブで見ることは諦めることが多いのですが。

　しかも昔なら深夜にスポーツ中継なんてＮＨＫくらいしか放送しなかったものですが、今ではＷＯＷＯＷがやたらとやってくれます。なるべく見ていませんが、今だってサッカーの欧州選手権を絶賛放送中。これがまた見ちゃうとついつい見続けてしまうので危険です。

　で、次はテニスファン待望のウィンブルドンが待ち構えているわけで、パリよりもさらに１時間の時差があるロンドンで行われるためもっと夜更かしになります。全仏を欠場した錦織はもうロンドン入りしたらしいです。男子の決勝戦なんて終わるのは月曜の未明ですから、最初から月曜は休みを取るくらいの気構えでいないといけません。

　ただ、ウィンブルドンは毎年のことなので覚悟はできているのですが、今年の夏は続けてロンドン五輪が開催されるから大変です。もっとも暑くて寝苦しい時期に深夜ずっとオリンピック中継が行われるわけです。どうせ寝られないからいっそ起きて見ている方が良いと思ってしまいそう。サッカー、バレーボール、柔道、レスリング、水泳、体操、テニス、卓球、バドミントン、陸上などなど、見逃せない競技がたくさんあります。どう考えたって今夏は寝不足間違いなしです。

　電力不足で節電をしなければならないのにテレビの前で五輪三昧。まあ電力消費のピークは昼間なので、深夜のテレビ観戦は大きな影響はないかも知れませんが、せめて冷房を止めて夜風を入れながら観戦したいと思います。それほど暑くなければ、ですけど。