幹事クリタのコーカイ日誌2008

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2月8日 ● 誕生日の抱負。

 今日は誕生日です。毎年「コーカイ日誌」では誕生日のたびに、なんやかやと書いているのですが、それも同じようなことばかり書いていて飽きてきてしまいました。だいたい毎年平凡な感想しかなく「実感がない」か「いくつになっても祝ってもらえれば嬉しい」のどちらかです。まあそう書いているということは、周りからはしっかり「実感」のあるド中年と認識されているということでしょうし、「祝ってもらえれば嬉しい」のは「祝うような年かよ」と冷たくされていることの表れです。そりゃ僕だって他人事なら中年オヤジの誕生日がどうした、と思いますもん。

 最初にここで自分の誕生日をネタにしたのはいくつの時かと思ったら、36才になった時でした。当時は「もうオヤジだ〜」とガックリしていたような記憶があるのですが、それから11年も経つと「36?まだ若いじゃん」と思ってしまいます。確かに30代半ばというのは、まだまだ体力もあるし気も若いし周りも青年のなれの果て、くらいの扱いで、今のように「中年ど真ん中」とは違います。内心焦りながらも、20代と変わらないぞと思っているのが30代半ばです。

 ところが40代半ばはすっかりオヤジであることに慣れてしまっていますし、20代とは「全然違うなぁ」としみじみ思います。まあ「一緒にされても困る」とも思っています。それは開き直りと取られるとちょっとニュアンスが違って、もう自然に違うことが受け入れられる年齢なんですよね。もう20代と張り合う気もありませんし。

 むしろ20代よりも50代を見ていて、近い将来の自分のモデルを探っているようなことの方が多いです。今さら20代に戻れるわけではないのですから、それよりもいろいろな50代を観察しながら、自分がどんな50代になっていくことが理想かを考えています。やっぱり男は年を重ねるとともに「差」が大きく開いていきますから。前向きに年を取ることを改めて決意したのが、誕生日の抱負というところでしょうか。