- 【アルバム名】
- BLUE ODYSSEY (PRESTIGE)
- 【リーダー名】
- HOUSTON PERSON (1968/3/12)
- 【パーソネル】
- CURTIS FULLER (tb) HOUSTON PERSON (ts) PEPPER ADAMS (bs)
- CEDAR WALTON (p) BOB CRANSHAW (b) FRANKIE JONES (ds)
- 【収 録 曲】
- BLUE ODYSSEY / HOLY LAND / I LOVE YOU , YES I DO / FUNKY LONDON /
- PLEASE SEND ME SOMEONE TO LOVE / STARRBURST
- 【内 容】
- 最近、ちょっぴり哀しかったこと。
-
- (その1) 俳句の投票がこない。。。
-
- いや、気持ちはわかるんですけどね。このところなんていうか、作風が“3分間
と書いてあるのに、ぼーっとしてたら5分近く茹でてしまった寿がきやの味噌煮込みう
どん(袋入り)”みたいに煮詰まってますもんね。ようやく“陰具”の呪縛から抜け出
したと思ったら、最近はプレイと器具と剃毛と疣痔のオンパレードだしぃ。。。長いお
題だと自由度が低いかな?と思って横濱オフの課題はカクテルの名前にしたんですが、
“ジントニック”なんか、
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- ・じっと肉 つまんで揉んで 夏の夜
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- ・ジンジンと 肉が疼く 夏の夜
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- と、何の必然性もないのに「夏の夜」が“かぶって”ますもんね。かぶっているの
はあまりよくないので、高須クリニックとかで手術してもらったほうがイイと思われま
すが、ちなみにジントニックは私が注文に困ったとき、とりあえず頼む定番カクテルで
ございます。だって、むっちゃ無難だしぃ。。。
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- ということで哀しかったことはこれくらいにして、最近、ちょっぴり嬉しかったこ
と。
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- (その1) 智弁和歌山・優勝!
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- いや、別にそれほど応援していたわけじゃないんですけどね。今年は我が“ひと
で高校”は痴呆大会の決勝で負けちゃって、三重県は日生第2なんてところが出場しま
したが、この学校は地元では「素手で便器を磨くガッコ」として知られております。便
器磨きで現代病を直すんや!というのがここの教育方針らしいんですが、ダウンタウン
の浜ちゃんの出身校らしいですな。で、高校野球となると、関西人の血をひく私として
は、どうしても西のほうの学校を応援してしまうんですが、その意味では決勝で智弁和
歌山が勝ったのはよかったと思います。2年前(だっけ?)の夏、みんなで“血便俳句
”を捧げた学校ですしね。
-
- (その2) この前、大垣駅まで会社のオッサンを迎えに行ったら、高校総体のス
タッフの地元・女子高生が体操服の上着(スタッフの制服らしい)にミニスカートとい
ういで立ちで、プランターのお花に水をやっていて、見ているだけでなんとなく心があ
らわれるようで、とってもよかった。
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- (その3) この前、木曽川へ行ったらいつにも増して“水着ぎゃる・ビキニぎゃ
る”が多くて、見ているだけでなんとなく心があらわれるようで、とってもよかった。
中でもそのうちの約1名は私の目の前で水着の上に穿いていたショートパンツを脱ぎ捨
ててくれて、なんだかとってもドキドキしちゃって、よかった。
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- (その4) 今日、クルマで信号待ちをしていると“けった通学女子高生”(←セ
ーラー服着用)が2人やってきて、その脚の上げ加減がもうちょっとでパンツが見えそ
うで、なんだかとってもドキドキしちゃって、よかった。
-
- (その5) 今日は隣の席のOLさんの機嫌がよさそうなので、よかった。
-
- とまあ、人生、これでなかなか悪いもんじゃないな。。。といった感じの今日この
頃でありますが、ではここで『いい旅・夢気分〜上高地・安曇野』の予想結果の発表で
す。何のことだか解らない人には“マイ・コンピ”のコーナーの『お重には饅頭』を読
んでもらうしかないんですが、結果から言うと、予想の的中率は40%くらい?といっ
たところですかね?まず最初に登場人物なんですが、「男のほうは50過ぎくらいで、
女のほうは婉曲に言えば“女の子と呼ぶにはかなり無理があるが、おばさんと言い切っ
てしまうと本人から叱られるといった感じの微妙な年頃”」という予想は50%の正解
率でした。“微妙な年頃”のほうはまさにそんな感じでありましたが、もう一人はおば
さんでした。おばさんと言い切ってしまっても、本人としても文句のつけようがないと
いった感じの年頃のおばさんでありました。
- おっさんと“微妙な年頃”の取り合わせではどうしても不倫風なイメージが漂って
しまうので、爽やかな「上高地・安曇野編」であることを勘案して、このような“おね
えさんと一緒♪ 〜 ひろ子のウフフ♪マル秘・温泉旅行”といったペアリングにしたの
でありましょう。テレビ東京の苦心の跡が窺われます。
-
- で、「出発地は松本で、まずは松本城をバックに、続いて旧開智学校へ移動」と
いう予想は、ほぼパーフェクトと言ってもいいでしょう。まさしくそのような展開にな
りました。出発地は松本で、まずは松本城でした。カラスのお城うんぬんという会話こ
そありませんでしたが、「松本城は現存する城の中では最古のものうんぬん」というナ
レーションがあって、そのあと旧開智学校でした。そして百合族カップルは安曇野へと
移動。北アルプスはあまり綺麗には見えておらず、8年前に撮った映像を使いまわすで
あろうという予想はハズレちゃいましたが、使い回しでもいいから“のどかな田園風景
の向こうに広がる北アルプスの山々”の映像は欲しかったですな。そして2人は予想ど
おり「大王わさび農場」へと向かうのですが、予想に反して“わさびソフトクリーム”
は食べませんでした。やはり、ぜんぜんわさびの味がしないところが敬遠されたのでは
ないかと思われます。その代わりに“わさび漬けの製作体験”なんてのをやってました
ね。これ、もしかして体験しちゃうかな?という気が薄々とはしていたんですが、ちゃ
んと予想に明記しておくべきでしたね。続いて2人は蕎麦を食べます。もしかして蕎麦
を食べるんじゃないかな?という気は薄々としてたんですが、これもちゃんと予想に明
記しておくべきでした。で、“夫婦が仲良く寄り添っているような道祖神”が登場して
、安曇野はおしまい。2人は「あずさ2号」のメロディなどバックにせずに上高地へと
向かいます。
-
- 上高地では“大正池”と“河童橋”が出てきましたが、これは出るに決まってい
るので予想が当たったという範疇には入りませんね。で、その日のお宿は白骨温泉の老
舗旅館ではなくて、上高地の老舗ホテルでありました。このホテルから多額のリベート
が出されたであろうという事実は、視聴者プレゼントがこのホテルのペア宿泊券である
ことからも明らかなわけでありますが、白骨温泉というネーミングが“ぎゃる受け”し
ないのも敬遠された一因ですかね?温泉の湯が乳白色であるというのも、せっかくの“
露天風呂入浴シーン”なのに、おねえさんのカラダが見えにくいぢゃないか!と、お茶
の間のお父さんから苦情の電話がかかったりする事態が懸念され、テレビ東京としては
マイナス要因だったのかも知れません。とまあそんなわけで、ま、こんなもんだろうな
、『いい旅・夢気分』なんて。。。といった感じの番組でございました。おしまい。
-
- @ ということで、いやあ、前半部分は日曜日に書いてあったんですが、その後
すっかり遅くなっちゃいまして。仕事とはいえ2日も更新をさぼったりして、すまんこ
ってす。。。で、昨日はですね、朝の8時から夜中の2時前までお仕事をして、おうち
に帰ってきたのが3時頃でありました。んで、今日は朝6時半に起きて1日頑張ってお
仕事しました。こんなに真面目にJOBをしたのは“BLOW JOB”以外では久し
振りではないかという気がしますが、いや“B・J”はするほうじゃなくって、お仕事
されるほうですよね。って、そんなことはどうでもよくって、今日はちょっぴり疲れて
いるので、後半部分は簡単に済ませちゃおうと思います。ということで、ヒューストン
・パーソン。この人に関する知識は寡聞にしてまったくよくわからんのでありますが、
60年代後半のプレスティッジでテナーとくりゃ、ソウル系であると判断してもあなが
ち間違いではなかろうかと。ただ、この『ブルー・オデッセイ』というアルバムは、な
んとなく脳裏には青い色をしたオットセイのイメージが浮かんじゃうんですが、サイド
マンがなかなかいいんですよね。ヒュー・パー以下、カーティス・フラーにペッパー・
アダムスという変則的な3管フロントはハード・バピッシュなサウンドを予感させるし
、ピアノがシダー・ウォルトンというのは新主流派風な味付けをも感じさせますよね。
- で、アルバム冒頭のタイトル曲「ブルー・オデッセイ」はそのシダーの曲なんです
が、“オデッセイ”というとオットセイ以外にもアダムス・ファミリー的なイメージも
強いですな。どちにしろまともな曲とは思えないんですが、聴いてみたところシダーに
は珍しくジャズ・ロック調のポップなナンバーでございました。ピアノのイントロに続
き、テナー・バリサク・ボントロという陰気地味地味鈍重三管とベースの掛け合いの形
でシンプルなテーマが演奏されます。ソロ先発はヒューストン・パーソンなんですが、
やはりソウル系のアーシーなブロウをJOBとするスタイルとお見受けしました。ただ
、オルガン入りじゃなくてシダーのピアノ入りなので、コテコテ嫌いの“おしゃれ・ぎ
ゃる”でもなんとか我慢できる範囲なんじゃないかな?という気はするんですが、やは
りお下劣なムードは隠し去ることが出来ません。続くシダーのソロはモーダルなようで
ソウルなようで、悪くない出来でけっこう楽しめるんですけどね。こんなアホそうなシ
ダーはそうそう聴けるものではありません。心して楽しみましょう。
-
- で、2曲目の「ホーリー・ランド」もシダーのオリジナルなんですが、ルー・ド
ナルドソンの「ブルース・ウォーク」を彷彿させるようなファンキー・チューンであり
まして、ヤマト魂を激しく揺さぶられること間違いなし。色気を感じさせるヒュー・パ
ーのテナーが奏でるテーマに、残る2管が絡んでハーモナイズされる瞬間が、もぉ、た
まんないっす。テーマ部ではシダーの曲らしい知的なアンサンブルが堪能できるんです
が、ひとたびヒュー・パーのソロになると、そこはもうドス黒いドカタ焼けした哀愁土
建屋の世界。ランニングシャツの日焼け跡が、ん〜、セクシー♪フラー、ペパ・アダ、
シダーと続くソロもどれも立派な出来でありまして、どうも疲れているとなかなかイイ
言葉が出てきませんが、あたし、この演奏をこのアルバムの“一押し”に推挙したいと
思うのぉ♪と、推古天皇も申しておりました。さすが“ぎゃる系天皇”だけあって、か
わいいもんじゃありませんかぁ。一国の政治をおまかせするにはちょっぴり頼りない気
もしますが、そこは聖徳太子という明太子好きの優秀なブレーンがついているから大丈
夫でしょう。
-
- ということで3曲目、「アイ・ラブ・ユー・イエス・アイ・ドゥ」。重厚な3管
ハーモニーと、シダーの綺麗なタッチのピアノが印象的なイントロに続き、ヒュー・パ
ーが切々とテーマを歌い上げる名バラードでございます。お世辞にも上品とは言えない
吹きっぷりでありますが、根は正直で、コンニャクみたいに裏表のない性格なんだね。
ということは必要充分に伝わってまいります。いいですよねぇ、糸コンニャク・プレイ
。試したことはありませんが、おそらく“ミミズ千匹的”な味わいがあるのではないか
と。それはさておき、4曲目「ファンキー・ロンドン」。カリプソ風のリズムが快感で
、思わず、「あ〜ん“カリ”いいっ♪」とか叫んでしまいそうですが、そういう略語は
誤解を招きやすいので、大きな声ではいわないほうがよろしいかと。ヒューストン・パ
ーソンのけれん味のない吹きっぷりが爽快です。フラーのオチャメなソロも楽しいです
。ペッパー・アダムスのワイルドなブロウもいいし、ボブ・クランショウのウォーキン
グもよく歩いていて、とっても健康。もぉ、健康的な肩甲骨って感じぃ?で、5曲目は
「プリーズ・センド・ミー・サムワン・トゥ・ラブ」。ゆったりしたテンポのピアノの
反復パターンに3管がこってりまったりと絡みつく、アーシーなナンバーです。はい、
ラスト。もう少しで原稿書きの呪縛から逃れて、目眩く緊縛の世界へ。さ、頑張りまし
ょう。
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- 「スターバースト」。軽快な歌モノっぽいナンバーで、ヒューストン・パーソン
のリラックスした演奏が楽しめ茄子、あ、タイプミス。楽しめます。ということで、2
〜4曲目の中間部がベストだったかな?という感じですが、思ったより、よっぽどマシ
な1枚でありました。さ、騙されたと思って聴いてみましょう。
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