【アルバム名】
THE YOUNG BLOODS (PRESTIGE)
【リーダー名】
PHIL WOODS & DONALD BYRD (1956/11/2)
【パーソネル】
DONALD BYRD (tp) PHIL WOODS (as) AL HAIG (p) TEDDY KOTICK (b)
CHARLIE PERSIP (ds)
【収 録 曲】
DEWEY SQUARE / DUPELTOOK / ONCE OF CHAN / IN WALKED GEORGE / LOVER MAN
【内   容】
 ねえ、みんなぁ。痛風の発作に苦しんでるぅ?あ、みなさんはじめまして。痛風 のフーコでーす。ちょっぴり地球の自転を調べる振り子みたいな名前なんだけど、不倫 とプリン体が好きな27歳OLなのぉ。よろしくねっ!痛風になるのは99パーセント までが男の人らしいんだけど、ま、細かいことは気にするな。なんせ、今日はネタがな いんだもん。ということで、いま手元に「名医が書いた病気の本・痛風」というのがあ ります。東芝病院副院長の巌豚也クンが書いた本です。「いわお」という字がちょっと 違っているかもしれないし、「豚也」じゃなくて「琢也」なのかも知れないけど、豚の 角煮は痛風にはよくないしぃ。そういえば、純情派@ごんあじさまが「豆腐も痛風には よくないのよぉ♪」って教えてくださいましたが、まあそういうこともあって今日は痛 風でいこう!と思った次第であります。英語でいうと「レッツ・ゴー・ツーフー!」英 語というより、ただのカタカナやん!という気がしないでもないんですが、ところで痛 風って英語では何ていうんでしょうね?やはり「痛みの風」とかで、“wind of pain” とか?と思ってザウルス内臓の和英辞典で調べてみたら“gout”という単語が出てまい りました。「ガウト」と発音するんでしょうか?ちなみに「痛風にかかった」というの は“gouty”というようです。これからは僕のこと、“がうてぃ・塩サバ”って呼んで ねっ♪あ、でも“そるてぃ〜・さば”という呼ばれ方も気に入っているから、2つあわ せて“がうてぃ・そるてぃ〜・さば”でもいいんだけれど、ちょっぴり長いから略して “がうてぃ・そるさば”なんてのがイイなっ♪ちなみに「塩辛」は英語で“salted fish guts”でした。直訳すると「塩した魚の腸」ですね。となると「塩した達郎」は“salt ed Tatsuro”かぁ。ちなみに「腸」の複数系である“guts”というのはガッツがあると か、ガッツが石松とかいう場合のあのガッツと同じガッツみたいです。ということは「 超ガッツある町長」というのは「超腸ある町長」という意味なんですね。でも「腸捻転 」は“twist in the intestines”(ツイストする腸)らしいし、やっぱり医学用語は 難しいなぁ。
 
 さて、痛風。これはおそらく中国語起源でしょう。痛風の発作が出ると「風にあ たっても痛い」というところから命名されたという説もありますが、となると痛風持ち のウインドサーファーはツライですなぁ。ウインドサーフィンというのはひたすら風を 待つスポーツでありまして、風が吹かなければただ水の上で帆を立ててボーッとしてい るワケアリのおっさん、というものになってしまいます。よって痛風持ちのウインドサ ーファーは「風よ吹けぇ!あ、でも風が吹くと痛風の発作が痛んぢゃう〜♪」というジ レンマに陥ることになってしまいます。ま、痛風の発作が出たらウインドどころぢゃな いような気もしますが。この本によると「傷口をキリでもみたてられるような痛さ」と か「ペンチではさんで締めあげられるような痛さ」だそうぢゃないですかぁ!どこから 見ても健康そうだった中年の男性が、一夜明ければ「オゥオゥ」とうめき声をあげるほ どの激痛に襲われて苦しみもだえる、なんてことも書いてあります。もしそうなったら そうなったで、「オゥオゥオゥ、らーいど・おん・たーいむ♪」と、往年の山下達郎の ヒット曲でも歌えばいいのではないかという気がしないでもないんですが、それどころ ではないっ!のかも知れません。あ、「溶けた鉛を注ぎ込まれるような痛さ」とか、「 骨のなかからなにかでえぐり出されるような痛さ」なんて形容もあるぞぉ。ああ、やだ やだ・・・。
 
 ということで、気になるのがプリン体。いろいろとサイト検索してみたところ、 興味深い図表を発見しました。題して「水産系ぷりんちゃん一覧表」。おなじみのメン バーの中では「鰈」が一番少ないんですねー。これからは鰈に生きよう!そう心に誓っ た次第であります。もっともバターはぷりんちゃんが多そうだから「バター鰈」にしち ゃうとあまり意味がなさそうですね。
「さば」「さけ」「すずき」はいい勝負です。あ、「あじ」!むっちゃ多いやん! 特に「あじ干物」になると一段と悪化しちゃいますね。最悪なのが「かつお節」と「煮 干」ですな。サカナをホスト、ねえ、そこのサカナさ〜ん、ホストクラブに寄っていか な〜い?違います。サカナを干すとプリン体が増えちゃうんですかね?他のサイトには 「だし汁は昆布を使う(煮干しなど小魚やかつお節などは控えた方が安心)。」なんて 書いてありました。これからは昆布くんを偏愛し、あじちゃんにはサヨナラしよう。そ う心に誓った塩サバでございます。ごんあじさま、ゴメンよぉ!ということで最後に、 ごんあじさま描画のセルフ・ポートレートを掲載しておきますね。
 
 @ さ、フィル・ウッズです。リー・コニッツよりは書くことありますかね?あ 、そうそう。今日(4月22日)の掲示板にマハールさまのカキコがありましたね。一 瞬、また昆布くんあたりの変名か?と思ってしまいましたが、ホンモノのようです。疑 ってゴメンよぉ!で、「セシル・ペイン」で検索して塩通(ランディ・ウエストンの回 )に漂着したとのことですんで、ちょっと気になってその回を読み直してみました。お お、懐かしいフレーズがありますね。
 
> 41歳です。正直言って、こういう超若者的感覚にはついて行けません。
 
だって僕たち「やんぐ」だしぃ、おぢさんに理解されないのはしょうがないよねー 。というわけで、ナウなヤングが群れ集う“ぺやんぐ”塩通にふさわしい1枚というこ とで、『ザ・ヤング・ブラッズ』いってみましょう。日本語名『ザ・若い血ぃ』ですな 。若い血といえば、よく子供は鼻血を出しますよね。チョコレート食べて鼻クソでもホ ジくろうものなら天罰てきめん。あと、4コマ漫画では春風でスカートがめくれて、パ ンツ丸見えになったのを見て、思わず鼻血が・・・なんてのも。私は今まで31年ちょ っと生きてまいりましたが、いまだかつて春風でパンツ丸見えになった現場を目撃した ことがございません。一度でいいから見てみたいなー。お星さまにお願いしてみようか なー?どうせなら、もうちょっとマシなお願いしたほうがいいですかなね?もう31歳 なわけですしね。ということで、このアルバムはウッズとドナルド・バードの双頭コン ボのようなカタチになっているわけですが、これはアレですよね。昼下がりの山本ジョ ージ・ウォーリントンのクインテット。有名な『カフェ・ボヘミアの・・・』はマクリ ーンとバードなんですが、そのマクリーンの後釜として入ったのがウッズでしたか。で 、この『若い血ぃ』では、ピアノがアル・ヘイグなんですね。なかなかインタレスティ ングなメンバーではありませんか。では、とりあえず1曲目から聴いてみましょう。
 
 1曲目の「デューイ・スクエア」はパーカー・ナンバー。ウッズと言えばパーカ ーの死後、パーカー未亡人のチャンちゃんと結婚してコドモまで引き取った兄ちゃんで すから、パーカー・ナンバーはおてのものでしょう。ソロ先発はバード。ちょっぴり上 ずり気味ながら元気に健闘しております。続いてアル・ヘイグのソロ。いかにも白人バ ップ・ピアニストらしいフレージングがよろしいです。で、ウッズ登場。なかなかエモ ーショナルなフレージングがよろしいです。白人にしてはけっこう黒っぽいですよね。 ちょっぴりダークなトーンは技巧派プロマジシャン、ダーク広和を彷彿させます。以上 、良好な1曲目でした。2曲目から5曲目まではすべてウッズのオリジナル。「デュペ ルトゥック」はテーマのハモり具合がウォーリントンのクインテットを彷彿させます。 ウッズのソロはちょっとヨレ気味ですね。ま、聴かなかったことにして次へいっちゃい ましょう。3曲目「ワンス・モア」。これまたテーマ部のアレンジがかなり凝っており ます。ビ・バップというより典型的なハード・バップですな、こりゃ。ここでのウッズ はパーカー・フレーズを連発して、概ね良好。怒鳴る度バードはブラウニー・ライクな 、メロディアスなソロを聴かせてくださいます。ヘイグのソロに続き、テディ・コティ ックのベース・ソロも聴かれます。なかなかです。はい、次。「ハウス・オブ・チャン 」はパーカー未亡人のチャンちゃんに捧げた曲でしょう。テーマに続いて飛び出すウッ ズのソロが壮快です。次。「イン・ウォークト・ジョージ」はジョージにちなんだタイ トルでしょう。
これまたテーマ部のアレンジが僕のおうちは僕んち、長崎はおくんち。ラストはお なじみ「ラバーマン」です。パーカーの「発狂セッション」と麒麟児の「はっけよいセ ッション」で有名です。アドリブ盤『ジャッキー・マクリーン・クインテット』(通称 「猫のマクリーン」)のバージョンもよろしいですな。ここでのウッズはちょっと装飾 過多気味ですかね?ということで、最近、後半部分がテキトーですな。まともなジャズ ・レビューを読みたかったら他をあたってねっ♪ということで今週はおしまい。んぢゃ 、また来週。


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