- 【アルバム名】
- HERE’S HAROLD (VEE JAY)
- 【リーダー名】
- HAROLD HARRIS (1961/2/6)
- 【パーソネル】
- HAROLD HARRIS (p) LENNELL GLASS (b) GEORGE HARPS (ds)
- 【収 録 曲】
- SWING LOW / AGAIN / BLUESVILLE / OVER THE RAINBOW / I COULD WRITE A BOOK /
- A LITTLE UNDERSTANDING / RAPTURE / PERFIDIA / I CAN'T GET STARTED /
- MYRA / GET WITH IT / MISTY / I MARRIED AN ANGEL /
- IT MIGHT AS WELL BE SPRING / ON THE STREET WHERE YOU LIVE /
- LADY IS A TRAMP / MILES' THEME
- 【内 容】
- 先生、俺、明日から学校行くよ!ということで、掲示板などでもよく使われた「
ぐれネタ」もそろそろ潮時ですね。人間、何事も「引き際」が大切だしぃ。ということ
で今日は福島章著「非行心理学入門」(中公新書)の続き。ほら、学校行くのは明日か
らだから、今日はまだグレててもいいわけです。更生直前の「グレ収め」ですね。思い
残すことのないよう、さあ頑張って非行に走りましょう。
-
- 少女F、16歳。いいなぁ16歳。悪くないなぁ16歳。彼女は中学3年のころか
らクラスの万引きグループに属していたと。私立の女子高に入学してからは、ますます
勉強が面白くなくなったと。うちらでいうとメリノールというのが私立の女子校ですね
。このメリノール(通称メリちゃん。ま、こう呼んでたのはウチのクラスのおっさん系
学生約1名だけだったけど。)というのは我らが海星高校と同じカトリック系というこ
ともあって(姉妹校ではない。)、ま、お互い仲良くしようじゃないの。と思っていた
んだけど、全然相手にしてくれなかったと。まあ、そういった学校です。もうひとつ暁
学園という私立校もあって、今では確か共学になっちゃったと思うのですが、当時はま
だ女子校として頑張っておりました。ここのセーラー服がまた、「すけべビデオの女子
高生モノに極めてよく登場しがちなタイプのセーラー服」でありまして、ブレザータイ
プのメリノールとでは、どっちが好みかということでよく議論になったものです。ま、
どっちも好きだけどね、僕は。で、その少女F。高校に入ってシンナー遊びなどを嗜む
少女へと成長したんですが、ある日のこと、シンナーからきっぱりと足を洗うことにな
ります。このちょっと感動的なシーンは、この本ではこのように書かれています。
-
- > 彼女は顔見知りの暴力団員に勧められて覚せい剤を打ってもらった。
- > この時の体験は、シンナー遊びから足を洗って覚せい剤乱用に走らせるほど
- > 強烈でハイな体験であった。
-
- よかったね、F子。シンナーから足を洗うことが出来て。シンナー遊びと言えば「
少女U」の事例も。彼女は「積木くずし」のモデルになった少女です。この本には「積
木くずし略年表」なんてのがあります。主なところだけを抜き出してみましょう。
-
- 42年12月( 0歳) 生まれる
- 56年 7月(13歳) 竹の子族
- 10月( 〃 ) 蜂の巣パーマ、シンナー
- 57年 2月(14歳) 家でセンパイたちとシンナーなど
-
- いいなあ、この記述!なんかとっても楽しそう♪
-
- しかし何といっても私の涙を誘ったのは、「少年A」(昨日の原稿に登場)に秘
められた悲しい出生の物語です。これじゃあ少年Aが非行に走ってしまったとしても、
無理ないわよねっ。っていういう感じ。
-
- > 少年Aの生活史 : 港町に出生、兄ぐれる。
-
- なんか、むっちゃ演歌!
-
- @ さて、今日もジャズの話を書かねばならんのですね。うーん、めんどい。メ
スのニワトリぃ?(←それはメンドリ。そういえばコンテ・カンドリとかいう名前の人
がいたなぁ。)ところで質問なんですが、ハービー“大日如来”ハンコックのガーシュ
インのやつ、面白いんですかぁ?今日レコード屋で見かけたんだけど、結局買わんかっ
た。誰か買った人がいたら、感想などを掲示板に書き込んでくれると、マミマミとって
もうれしいなぁ♪誰なんだよ、マミマミ。(筆者注:一時期、大西哲也センセーの漫画
に出ていた。)あ、そういえば大西センセーの漫画で「ヒロシくん」というのがありま
したが、不評だったのか連載打ち切りになりました。なりゆきセンセーの「プニプニ・
No.1」も。厳しいんっスねー、漫画家の世界も。この「ジャズ・ジャイアント」も
そろそろ打ち切り間近?
-
- さ、ハロルド・ハリスですね。ハロルド・ランドとバリー・ハリスなら知ってる
が、ハロルド・ハリスなんて知らん!という人は多いでしょう。私も知りません。知ら
ない人でもCDが出たらとりあえず買う。という人以外、あまり買う気にならん1枚で
すよね、『ヒアズ・ハロルド』。今回のヴィージェイ復刻ではハロルド・ハリスのアル
バムはもう1枚『アット・ザ・プレイボーイ・クラブ』というのも出てました。ジャケ
ットにバニーちゃんが2名写っているやつ。バニーたんを(タイプミス。でも何となく
カワイイからいいかぁ。)横にハベらせ、思わずニヤケ顔の『プレイボーイ』と比べ、
『ヒアズ』のほうは渋いですね。やっぱジャズマンは煙草をくわえた「ナナメ横顔」だ
な。ヴィージェイのアルバムはCDになると腐るほどオマケ曲がついてくるので有名な
んですが、このCDも「+8」。でも別テイクは1曲だけで、こういうのは素直に儲け
た気分ですね。選曲のほうも自作のブルースっぽいの&スタンダードという肩のこらな
いもので、サロンパスは商売あがったりやん、といった感じ。ちなみにウチでは「パス
チンキ」というのを愛用しております。富山の薬売りが置いていくやつね。パンシロン
みたいな胃薬は「マルコターン」。薬屋のおじさんは風船をくれるので、ぼくは大好き
です。そういえばよくトローチとか、おやつがわりに嘗めたなぁ。おかあちゃんが怒る
んですよね。「なんで封きんねん!」とか言って。封をきると金をとられるという、そ
ういう仕組みになってたんですねー。そうとも知らず「飲みもせん薬をかたっぱしから
開封する」のを趣味としていた私は、飲みもしない薬をかたっぱしから開封しては叱ら
れておりおました。そんな俺の事を「開封俊樹」と呼んでくれ。って、誰も呼ばねーっ
て。さ、1曲目、「スイング・ロウ」。と、ここまで書いてふと「掲示板」をのぞいた
ら「鰻鱒」さんの書き込みが。ついお付き合いで書き込みしていて、ふと、「こんなこ
としとる場合ちゃうやん!」さ、もう少しです。頑張りましょう。
-
- 1曲目の「スイング・ロウ」は脳天気な動揺、してる場合じゃないです。童謡み
たいな曲。CDのライナーにもあるように、なんかピアノが不思議な鳴りかたしてます
ね。なんやろ、これは?と悩んでいる間もなく2曲目の「アゲイン」。黄色と黒は勇気
の・・・それはリゲイン。しかも古すぎ。ハロ・ハリくんのピアノは何というのか、何
とも言いようがないです。バラードなんだけど、カクテルピアノ的な装飾音が聴かれま
す。ライナーにはエロール・ガーナー、略してエロ・ガナの影響うんぬんとありますが
、そうなのかも知れん。3曲目の「ブルースヴィル」はハロ・ハリのオリジナル。ブル
ースといってもそれほどコテコテではなく、出だしのブロックコードはガーランド風で
す。4曲目、「虹の彼方に」。レッド・ガーランドとの掃除店、綺麗にしてね。相似点
があるかといえばそうでもないそうで、杉田くんいわく。ここまでの印象。「うーん・
・・。」と思っていたら、次の「アイ・クッド・ライク・ア・ブック」あたりからよく
なってきたぞ。バラードよりミディアムのほうがいいですね、この人。やはりシングル
トーンで勝負というより、コードを多様したスタイルですが、躍動感はなかなか。続く
自作の「ア・リトル・アンダースタンディング」も会長は元気ですか?読みにくいなあ
、今日の原稿。あ、さっきのは「快調」ね。ちょっと「ゴスペルはいった」感じで、終
わると見せかけて実は続いているという「ウナ・マス」的な手法も面白いです。「ラプ
チャー」もハロ・ハリのオリジナル。ちょっと出だしが「セントジェームス病院」。途
中、杉田くんいわく「途中で聴こえる鉄琴のような音はトイ・ピアノだろうか。」どう
なんかなぁ。私はチェレスタだと思うが。ま、いずれにせよこの演出はなかなかに効果
的です。
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- 「パーフィディア」はラテン風のリズムが脳天気に楽しい。「言い出しかねて」
はバラード。やっぱりバラードは個人的には・・・ですね。・・・の部分には各自好き
な言葉を入れようね。ラストの「マイラ」はラテンタッチが楽しいです。以上、後はC
Dおまけ曲だから割愛。鰹パック?それはマルアイ。ということで、それはそうと掲示
板の「鰻鱒」と「がまだす!@うなます」って、いったい誰?
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