この前のダービーは取ったかな？いや、僕は大当たりでありました。 “jazz giant”のここのところ に僕は“ダービーと荼毘”という話を書いておりますが、ダービーに出走したウマが骨折して、安楽死処分になって、荼毘にふされる可能性がまったくないとは言い切れないんですが…などと言ってたら、本当にマイネルブルックという馬が安楽死処分になっちゃいました。ま、骨折ではなくて第一指関節脱臼ということらしいんですが、当たらずと言えども遠からず。ま、ニアピン賞くらいは貰ってもいいんじゃないですかね？もっともマイネル君が安楽死するというところまで予想していたわけではないので、“安楽死馬投票券”的にはほとんど意味のない話ではあるんですけどね。

　で、肝心の“勝馬投票券”はどうだったのかと言うと、こちらのほうは当たりませんでした。どうして当たらなかったのかと言うと、買わなかったからなんですけどね。いやあ、当たると分かっていたら買っておくべきでしたなぁ。ちなみに塩サバ２号はネット投票か何かでキングカメハメハの単勝を３０００円分買って、見事に７８００円ほど仕留めたようです。いやあ、強かったですなぁ、キンカメ。僕はどちらかというとホッカイドウ競馬所属の“コスモバルク”のほうを応援していて、でもキンカメの騎手のアンカツくんもソースかつ丼と同じくらい好きだからちょっと複雑な心境だったんですが、結局のところコスモバルクはジャンプの原田クンと同じくらい最後のところで失速しちゃいました。北海道の出身者や出身馬は、どうも大一番になるとプレッシャーに弱いのかな？…という気がしないでもないんですが、それに比べてキンカメくんはパワフルでありました。ちなみに僕はこの馬に対し、現役時代はもとより、引退後の種牡馬としてもせいぜいハッスルして欲しい旨の記述をしたわけなんですが、どうやら調教師としても同じ考えであるようですね。ＮＨＫマイルカップからダービーという変則ローテーションを強行した理由について、この２つのＧ１を勝てば、種牡馬になった時にウハウハだもんね♪…みたいなことを言ってましたもんね。皐月賞とダービーの２冠よりも、こちらのほうがギャル馬にモテモテということなんでしょうか？　馬のブリーダー事情に疎い僕にはそのあたりの事情が今ひとつよくワカランのですが、いずれにせよ３歳の春の時点で既に種馬になることしか考慮されてない人生…というか、馬生というのも、何だか哀しいような、羨ましいような。。。

　とまあそういうことで、クロード・ウィリアムソンの 『ラウンド・ミッドナイト』 です。ジャケ絵を書く苦労度という点では、このクロードくんのアルバムは極めて楽でありました。原則、僕のジャケ絵は鉛筆で書くことになっているんですが、ここでは珍しくＣＧ（コンピュータ・グラフィックス）が駆使されております。いや、ＣＧと呼ぶのもおこがましい、何のテクニックも要しない超手抜き作であるわけなんですが、画面サイズが “210×200” と何だか妙に中途半端なところを見ると、恐らくパワーザウルスあたりのお絵かき機能を使ったのではなかろうかと。画面サイズは“320×240”なんですが、上のところが30ドット分くらいメニュー領域になるので、絵としては縦が210ドットになるんですよね。で、コイツのよいところは画面上にペン入力でダイレクトに絵が描けることでありまして、マウスを使ってパソコンで絵を描くよりも数倍は楽なんですよね。マウスでは埒が開かないのでタブレットを買ったりもしたんですが、思っていたほど快適なものでもありませんでした。何かこう、使っているうちにペンを持つ手が震えてきて、“アル中と中風を併発した自分”を体感出来るという点では優れているんですが、そのうちに腕がつったような感じになってきて、もういいっ！…とペンを投げ出すことになってしまいます。とまあそんなことで 『ラウンド・ミッドナイト』 なんですが、このジャケットはアレですね。とっても地味ですよね。タイトルが“真夜中”だから真夜中の風景を写真に撮ってみましたぁ。…という発想はストレートで悪くないと思うんですよね。タイトルが“真夜中”だから田中君が豊中市でモナカを食ってる写真にしましたぁ。…では、何だかワケがわからんですもんね。ただ、真夜中の風景写真というのも全体的に真っ暗なだけの話で、何が何だかよくわからんところがネックでありまして、素材としては明らかに失敗であったと言わねばなりません。ま、ビルの窓に若干の灯りをともすなどして変化を付けようとしている努力は認めないでもないんですが、面倒だったのでイラストではかなり適当に処理させて頂きました。ラクした分だけ、愛着も無い。…とまあ、そんなどうでもいい作品なのでありました。

　愛着が無いから５０てん。ま、どうでもいいやぁ。