白内障
作成 たらお皮膚科

白内障は眼のレンズである、水晶体が白くにごる病気で、進行すると視力が低下します。初期には自覚症状がありませんので、定期的に眼科で診察を受けて下さい。 アトピー性皮膚炎の方は、 体質的になりやすい様です。また、眼のまわりの皮膚炎がひどく、まぶたを、強くかいたり、こすったり、たたいたりすることと関係があるともいわれています。 顔の皮膚炎が重い方の10%位に合併します。

ステロイドとの関係は、はっきりしません。ステロイドが開発される前からアトピー性白内障は存在し、白内障の眼科的所見も、老化による白内障の所見とは異なると言われております。 また、ステロイドの副作用の一つに白内障があると言われている一方、ステロイドの使用を中止した時(脱ステロイドと言う)に白内障が発生しやすいとも言われております。