2006年12月に作成したもの                                          
                              
                  
2007年度  ゲームをクリアされた人たちとハンドルネームと着順です。著書をそれぞれに贈呈しております。       
      1着     夏の魔物さん     
  2着     みなみさん      

  
3着     勇さん        
  4着     さんまさん         
      5着    ミルクバーさん    
                                      

  
6着     wa-shiさん      
      7着          マツシタさん      
      8着     ツクヨミさん  

第1ステージ
  これからご紹介する物語を読んで、3人のタイプを当てて下さい。

 
僕は、16歳の高校生です。親が僕の生活の仕方や勉強などについて、何かと気に入らないようで、
いろいろと干渉してきます。ある日の僕と親とのやりとりを載せました。そこから、3人の「僕」の基本
タイプを当ててください。なお、ここに登場する母親のタイプは、ただ一つのタイプです。母親のタイプ
もわかりますか?      
 母親は、タイプ7

 
ヒント ここをクリアするには、エニア理論(5)を知っている必要があります。以下のところの下半分に
     ある理論を読んだほうがよいでしょう。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

       また、以下の、過去の Q&A室には家族や親子関係についての悩みなどを回答しています。
     「コンプレックス理論」も載せています。参考になると思います。この理論を発見して、親子間
     におけるさまざまな悩みや誤解などの、真の原因が掴めるようになりました。とても重要な理
     論です。
       http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/q&a/past/03.htm

真治君とその母親のある夜の会話   タイプ1  

母親: 宿題は済んだの? アラ、顔色が悪いんじゃない?
真治:とっくに済ませたよ。顔色悪いかなあ(近くの鏡をとり確認している)?
母親:昨夜は遅くまで起きていたじゃない。早く寝なさいと言ったのに、夜更かしばかり!
真治:試験が間近に迫っているから、やるしかないだろう。寝る間も惜しんで勉強しろと言ったくせに
 
母親:そりゃそうだけど、やりすぎよ。それより、もっと効率よくできないの?

真治:効率よくって、どういうことさ?

母親:それはわかんないわよ。真ちゃんが考えることでしょ

真治:精一杯自分なりにやってるんだから、あれこれややこしいこと言わないでよ。
母親:ハイハイ、わっかりました‥‥、あっそうだ、もらい物のケーキがあるけど食べない?
    今日中に食べないと賞味期限切れになってしまうから、頑張って食べてもらわないと困る‥‥、
真治:僕はいらない、食べる気にはなれないよ!
母親:腹が減っては戦さはできないって言うでしょ、そんなふうだから最後まで頑張りが続かないのよ!
真治:うるさいなあ、勉強の邪魔だよ!
 
 
博之君とその母親のある夜の会話   タイプ4

母親:今日は、早く帰ってきたわね。部活はなかったの
博之:うん
母親:そろそろ期末試験の時期ね。
博之:うん
母親:ゲームばっかりやっているから、成績が伸びないんだと、お父さんが怒っていたわよ。
    私が甘やかしているからだと言われたんだから、今度は頑張ってね。
博之:甘やかしているって、なんだよ!僕の言うことなど一度も聴いてくれたことないじゃないか!
母親:だって、父さんに隠れて新しいゲームソフトも買ってあげたじゃない!
博之:一つくらい買ってくれたからって、それがどうだっていうんだ、そんなのみんな持ってるよ!
母親:親に向かって、そういう言い方はないでしょ! 

博之:うるさいなあ、もう僕の部屋から出てってくれよ。

母親:なによ、博ちゃんの大好きな「たこ焼き」を買ってきたのよ。一緒に食べようと思ったのに‥‥、
博之:もうたくさんだ! こんなもの捨ててやる! (たこ焼きを窓から投げ捨てて、部屋から走り出ていく) 
勇気君とその母親のある夜の会話   タイプ9

母親:明日の用意はできたの?
勇気:‥‥‥(無言) 
母親:風呂の湯加減ちょうどいいみたいだから、すぐに入ってね。
勇気:‥‥‥(無言)
母親:部屋を片付けても、すぐに元の木阿弥ね。シャツにアイロンをかけておいたからね。
勇気:‥‥‥(無言)
母親:ありがとうくらい言えないの? 私はあなたのお手伝いさんじゃありませんからね。
勇気:わかったよ
母親:タク! あんたに教育投資するなんぞ金をドブに捨てているようなもんよ。塾は行きたがらないし、
    部活もしない、友だちと遊ぶわけでもなし‥‥、大学に行く気はあるの?
勇気:大学は絶対行く! 
母親:それならもっと必死になりなさいよ。やる気があるようには見えないわよ。
勇気:‥‥‥(うるさいなあ)
母親:あぁ〜あ、父親に似たのかしら‥‥。少なくとも私の直系じゃないわね。
勇気:‥‥‥(早く出てけって!) 

 

第2ステージ

さあ、「僕」は何タイプでしょうか? 

 僕(第1ステージの僕とは異なります)が、母親とのやりとりで、イライラとしている
と、その夜遅くに、オヤジが僕の部屋にやってきました。
 以下の父親とのやりとりを読んで、6人の「僕」のタイプを当ててください。
 なお、ここに登場する父親のタイプは、ただ一つのタイプです。父親のタイプとウ
イングまでわかりますか? 息子のタイプによっては、同じタイプの父親でも、これ
くらいつきあい方が変わります。とても同じタイプには見えないくらいです。
 
  
父親は、タイプ2
                         

                                        
1・僕の名は幸太郎 タイプ7
 父 親:よおッ どうした。母さんがえらく怒っていたぞ。
幸太郎:母さんは口うるさいんだよ。小学生みたいに世話を焼くんだぜ。イラツクの
     は当然だろ。わかるだろ! 

父 親:まあな、母親というものは、いつまでも赤ん坊扱いしたがるものさ‥。
幸太郎:父さんから言っといてよ。オレの部屋を勝手に掃除したり覗いたりしないよ
     うに。部屋に入って何を調べているのか知らないが、そこはそこ、俺さま
     が尻尾を出すはずないのに、わかるだろ。女が考えていることはみんな同
     じさ。騙すのはちょろいもんさ。

父 親:へぇ、そうかい。ところで、明後日は仕事が休みだ。一緒に能登まで釣りに
     行くか? 
幸太郎:いいね。
父 親:その代わり、明日は目一杯に勉強しろよ。明後日の朝は4時起きだぞ!
幸太郎:やったあ!
 

              

                                        
2・僕の名は啓次 タイプ6       

父親:よおッ どうした。母さんがえらく怒っていたぞ。
啓次:僕のほうだって、バカにされて腹が立っている。
父親:ゲームばかりしているそうだが小学生じゃないんだ。そろそろ卒業してもいい
    んじゃないか。

啓次:勉強の合間に、気分転換にちょっと触っているだけだよ。
父親:ちょっと触っている?! 一日に4時間はしていると母さんから聴いたぞ。
    16歳にもなって、ゲームでもないだろう。
啓次:それは一年の時のことだろ。母ちゃんは何にも知らないくせに、俺のことい
    つも父ちゃんに言いつけする‥‥。

父親:お前のことを思ってだろう。真剣に将来のことを考える時期なんだぞ。ところ
   で国語がまるでダメだそうじゃないか。俺の得意科目だ。特訓してやろうか?
啓次:(素早く部屋から出つつ) コンビニでノート買ってくる‥‥。
    うぜえ!(父親に聞こえないようにつぶやく)

 
 

                 
3・僕の名は大志 タイプ2

父親:よおッ どうした。母さんがえらく怒っていたぞ。
大志:フーン、そう
父親:お前、将来、何になるつもりだ。俺の仕事を引き継ぐ気持ちはないか?
大志:今のところ考えてない!
父親:サラリーマンになるより、いいぞ。

大志:サラリーマンのほうが何も考えなくていいし、明日の心配もしなくていいじゃん
    ! 金のことで夫婦ゲンカすることもないし!
父親:お前、俺の仕事になんか文句あるのか、俺のやり方にとやかく言える立場
    か。ちょっと甘い顔したら生意気なことばかりこいて、誰に育ててもらったん
    だ、ええ、ちょっと来い!
大志:おう! どこにでも行ってやらあ!
父親:なんだとおっ!! 貴様!
  
      

              
4・僕の名は毅 タイプ9 

父親:よおッ どうした。母さんがえらく怒っていたぞ。
 
毅:そう‥。
父親:何があったんだ。
 毅:大したことじゃないよ。
父親:ところで、成績が少し落ちていると聴いたぞ! 身いれて勉強せんといい大
    学には受からんぞ! 俺のような万年平社員のままで終わってくれるなよ!
 
毅:わかってるって!
父親:うむ。お前は素直なところがよいんだが、どうも俺の心は伝わってないように
    思うが、まあ、お前にはお前の生き方があるんだろう‥。

 毅:まあね。   
      

                        
5・僕の名は和樹 タイプ4

父親:よおッ どうした。母さんがえらく怒っていたぞ。
和樹:母さんほど無理解な人はいないよ。父さんだって知っているくせに‥‥、
父親:まあな、しかし、お前のことを思って言っているんだから、そこんとこはわか
       ってやれよ。
和樹:そうかな。勉強できないと生きる資格がないみたいなこと言うからね。それ
    で、腹が立って、「僕は価値ない人間だから死んでやってもいいぜ」と脅し
    てやったんだ。売り言葉に買い言葉で、ついカッとなって言ってしまったん
    だ。後悔してるけど、でも勘弁できない!

父親:それより、頑張っている割には成績が伸びないが、勉強に集中できないこ
        とでもあるんか? お前は要領悪いというか不器用というべきか、特殊な
        能力をつけないと、こんな世の中だから生きていけないぞ! 知り合いに
        旋盤の熟練工がいるから、ちょっと会ってみないか。いい腕をしているか
        ら高給をとっているぞ。腕さえあればどこに行っても通用するからな。どう
        だ、今度の日曜日に一緒に行ってみるか?

和樹:う〜ん、でも、どうかなあ‥‥、
父親:じれったい奴だな。はっきりしろ
和樹:行くよ。行きゃいいんだろ! (ウザイなあ)

 
 

            
6・僕の名は賢一 タイプ1 

父親:よおッ どうした。母さんがえらく怒っているぞ。
賢一:僕が大切にしていた物を捨ててしまったんだ。それで大きな声を出しただ
    けだよ。

父親:何を捨てたんだ?
賢一:それは‥‥、いいだろ、父さんに関係ないことだから‥‥、 
父親:家族のことだ全く関係ないということはない! お前この頃様子が変だぞ!
    母さんが心配しているのに!

賢一:もう、わかったよ。
父親:それで、受験準備は進んでいるのか? 塾を変わったほうがいいかも知れ
    んぞ! なんだったら、家庭教師をつけてやるぞ! お前だったらどこの大
    学でも入れるんだ。お前がもう少し踏ん張ればな!

賢一:塾は変えたくない! 家庭教師も要らない、お願いだから、プレッシャーを
        かけないでよ。僕のことほっといて欲しい!

 

 

第2ステージ
 ラストステージです。僕のタイプとウイングまで当ててください。

 
最近は母親とよく言い争いをするようになりました。なんとなく気まずい思いをすることが
多くなりました。今夜も母親とバッタリと顔を合わせてしまいました。以下にある「3人の僕」
と母親とのやりとりを読んで、「僕」の基本タイプと、ウイングまで正確に当ててください。
 なお、母親はただ一つのタイプです。母親のタイプもわかったならば、ご連絡ください。
           
母親はタイプ4w5

 さて、このステージをクリアされたならば、正解(3人の僕のタイプとウイング)を書いて、こちら
までご連絡ください。正しい答を出した10着までの方にサイン入り著書を1冊贈呈します。
    連絡先→E-mail  :
ryutou-m@he.mirai.ne.jp
1 僕(雅史)と母親との会話   僕はタイプ2w1

ぼく:俺のカバンどこかに行ってちゃって困ってる、知らない?
母親:それは通学カバンのことなの? 塾用のカバン? 正確に言ってほしいわね。
ぼく:決まってるだろ 塾カバンだよ。
母親:何が決まっているのよ。あなたにとって決まっていることはみんなにも決まっていることじゃないのよ。そ
   れをジコチューって言うのよ。第一カバンは勝手に歩いてどこかに行かないわよ。言い方もジコチューよ。
ぼくジコチューだよ俺はね。しかし母さんも相当にジコチューだと思うがね。ぼにジコチューだと思うがね。
母親:どこが?
ぼく:だって、一ヶ月前、母さん道に迷って、それで家に電話してきたじゃない、「私はどこにいるの?」ってね。
   友だちに話したら爆笑ものだったよ。そそっかしい親だと、みんなあきれていたよ。   
母親:そんな恥ずかしいこと他人に言わないでよ。雅ちゃんのそういうところが嫌いよ。
ぼく:じゃあ、俺のことを父親にいろいろと報告するのだけは絶対やめてもらいたいね。それに、もっと料理を
   早くできないの。2時間料理して煮魚一品だからなあ、腹減って我慢できないよ。
母親:‥‥(無言)
 
2 僕(雄飛)と母親との会話  僕はタイプ4w3      

ぼく:僕のカバン見かけていない?
母親:それは通学カバンのことなの? 塾用のカバン? 正確に言ってほしいわね。
ぼく:塾用のカバンだよ。玄関先に置いたんだけど、勝手に片付けたりしてないだろうね。
母親:その言い方はないでしょ。いつも私のせいにばかりして‥‥。
ぼく:母さんだって、一週間前に失くし物をして、それを僕のせいにしただろ。自分のことは棚に上げて‥‥。
母親:別にあなたのせいにしてないわよ。知っているか尋ねただけよ! なんでそう私にカラムのよ!
ぼく:別にカランデないよ。事実を言っただけじゃないか。カランデでいるのはそっちだろ!
母親:もう知らない! 君とは口をきかない!
ぼく:いいよ、口などきいて欲しくないよ。それよりもカバンを一緒に探してよ!
母親自分で探せば!
3 僕(清次郎)と母親との会話   僕はタイプ7w6 

ぼく:僕のカバン知らない?
母親:それは通学カバンのことなの? 塾用のカバン? 正確に言ってほしいわね。
ぼく:塾用のカバンだよ。たしか階段下に置いたんだがなあ、おかしいな、母さん隠してない?
母親:まさか? 清ちゃん何を疑っているの? 私には隠す必要性がないわ。怒るわよ
ぼく:ごめん、ちょっとふざけただけだよ。すぐ、ムキになる。
母親:悪かったわね。
ぼく:あのさあ、今度、○店で話題になっているソフトが売りに出されるんだけど、一緒に並ばない。たぶん、
   販売の5時間前には並んでいないと買えないと思うんだ。僕と交代で並んで欲しいんだ。

母親:そうねえ、いいわよ。でも私の頼みも聞いてくれたら、並んであげてもいいわよ。
ぼく:それ何だよ。まさか○のライブチケットのこと! 僕と彼女の分も買ってくれたら並んでやってもいいよ。
母親:えっ、私の小遣いじゃ無理よ!