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Brown Ale の作り方

 


基本的醸造段階

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	1.イーストパックを取りだし、培養開始
	2.イーストパックが膨らんだら、モルトとホップを煮る
	3.醗酵を12日間
	4.添付の砂糖でプライミング
	5.瓶詰
 

醸造場所の選定

 醸造前に、醸造場所を選定する。そこは、台所や洗濯場の様に、濡れても構わない場所、空気中のバクテリア(ビールを酸っぱくさせる)のあまり無い場所であるべき。犬猫鳥や、空気の吹きだしはバクテリアを広げることで有名である。ペットは醸造場所から遠ざけ、隙間風の有る所を避けること。


冷蔵保存、冷凍禁止

 冷蔵した場合、保存期間は出荷日から6カ月間。


醸造方法

1.液体イーストパック(#1)を取りだし、内部封止を破り、培養を開始する。揺すって混ぜ合わせ、パッケージが少なくとも1.5インチ(38mm)の厚さに膨らむまで1〜7日間(普通2、3日)室温に置いておく。パッケージが膨らんだら、3日以内に使用すること。

2.イーストが膨らんだら、ワート(醗酵前のビール)を準備する。モルトの袋(#2)を切って、3ガロン以上の湯に入れる。モルトシロップが鍋の底に焦げ付くのを防ぐため、モルトをまぜ込む間、鍋の火を切っておくのが良い。モルトの痕跡が匙に付かなくなるまで、まぜ込む。

3.沸騰を1時間行う。開始5分後に風味付のホップ(#3)を加える。開始55分後に香り付のホップ(#4)を加える。吹きこぼれに注意する。モルトを加えた後に最初に沸騰するとき吹きこぼれが起きやすい。激しくかき混ぜて浮き上がる泡を飛ばすことで、吹きこぼれが防げる。

4.沸騰1時間の後、鍋に蓋をして、熱いワートを85V(29.4℃)まで冷やす。普通、冷めるまで5〜12時間かかるが、蓋をした鍋を水に浸けることで1時間に短縮できる。冷めたら、ワートを殺菌した醗酵器に入れる。少なくとも茶色のトラブ沈殿物の半分は鍋に残すように気をつける。これで、0.5インチ(13mm)位の茶色沈殿物が鍋に残る事になる。水を加え醗酵器内の量を5ガロンにする。

5.膨らんだイーストパックを振りまぜ、鋏で切り開き、ワートの中にイーストを注ぎ込む。殺菌した匙で撹拌する。醗酵器の蓋をはめ、エアロックに水を1/3入れて封をする。

6.室温60V(15.6℃)以上、理想的には60〜65V(15.6〜18.3℃)で2日ほどで醗酵が開始する。泡がビールの上面に盛り上がってくることで、それがわかる。ビールは、イーストを加えてから、比重を調べて瓶詰する前に、封をしたままそっと12日間置く。

7.封をしてから12日目に比重を調べて、1.018以下になっていることを確かめる。もし、なっていなかったら、殺菌したさじでかき混ぜて、再び封をして3日間待ち、またチェックする。

8.最終比重に達し、ビールが醗酵器で12日を過ごしたら*、プライミングタンクとビール瓶(12オンス瓶48本相当)を消毒する。付属のプライミング用の砂糖(#5)を消毒したプライミングタンクに入れ、チューブを使って醗酵したビールをタンクに移す。激しくかき混ぜ、ビールと砂糖を混ぜる。瓶に先から1インチ以内迄ビールを詰め、栓をする。

9.ビールを、理想的には55〜60V(12.8〜15.6℃)の、涼しい暗いところに2.5〜3週間置いて熟成させ、それから冷やして飲む。最初に冷蔵したときに発生する濁りを取るためには、冷蔵しない2、3週間の熟成の後、冷蔵による濁りが沈殿するまで2〜3週間冷蔵する。

 * ビールは醗酵器での12日間のが経ったらできるだけ早く瓶詰しなければならない。もし、イーストを加えた後12日で瓶詰するのが都合悪いならば、あと4日間は待つ事ができる。長く待つと、ビールにイースト臭がつく原因となる。

 

醸造記録

発酵開始日       
発酵開始比重      
瓶詰め日        
最終比重        
冷蔵開始日       
バッチ番号       

 


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