モルトエキス: アレキサンダー・ペール・モルト・エキス 1缶 ムントン&フィジョン ライト・乾燥モルト 3ポンド 特殊穀物: ジャーマン・ライト・クリスタル・モルト 1ポンド 煮込みホップ: チノック・ホップ 1.5オンス 仕上げホップ: カスケード・ホップ 1.5オンス 塩: ギプス(別売、#4ステップで加える) 茶さじ1 イースト: エドメ乾燥イースト又はヨーロピアン・エール液体イースト プライミングシュガー:3/4カップ、 栓:50個、 モスリン袋:1
1. 挽いたジャーマン・ライト・クリスタル・モルトを漉し袋に入れる。2〜2.5ガロン(7.5〜9.5リットル)の醸造用の水を入れた鍋にこの袋を入れる。水を沸騰するまで加熱し、この穀物袋を取り出す。この特殊穀物を煮込むのは、完成ビールに穀物味や苦味が残るので、良い考えではない。
2. 穀物バッグを約1クオート(0.95リットル)のお湯ですすいで、鍋に入れる。残った穀物カスを捨てる。
3. 鍋の火を止め、アレキサンダー・ペール・モルト・エキス 1缶とムントン&フィジョン・ライト・乾燥モルト3ポンドを鍋に加える。缶をあらかじめ湯につけておくと、モルトシロップが注ぎやすい。さらに、缶をお湯ですすいで、全てのモルトシロップが鍋に入るようにする。鍋の火を付けて、ワートと呼ばれるこの混合物を沸騰するまでよくかき混ぜる。この時、吹きこぼれが無いように気を付ける。吹きこぼれそうになったワートに冷水をコップ一杯注ぐと、吹きこぼれが防止できる。
4. この時点でチノック・ホップを加える。ホップはホップ袋に入れるが、煮込んだ後で漉し袋で漉すならば、そのままバラで入れてもよい。時々かき混ぜながら、約1時間煮込む。煮込み開始の10分後に2カップのワートをとり、カップに入れアルミ箔かラップで封をし、80V(27℃)迄冷まして次の#5の作業で使う。
5. イースト培養基を作る: 乾燥イーストの場合、75〜80V(24〜27℃)の水道水1/2カップ(120cc)にイーストパックの中身を水に振り入れて、少なくとも15分蓋で覆っておき、#4で用意した2カップのワートを加える。蓋で覆って下記の#7で使うために横によけておく。
液体イーストを使う場合は、イースト・パッケージの説明に従って、醸造の1〜3日前に準備をしておく。膨らんだパッケージを開け、中身を#4で用意した2カップのワートに入れる。
6. ワートを1時間煮込んだら、仕上げのカスケード・ホップを入れる時間だ。使ったホップを空けた後のホップ袋に入れて、鍋に浸ける。又は直接ホップを鍋に入れてもよいが、その場合は#8の工程で漉す事になる。
7. さらに5分間煮込む。この工程でビールにホップの香りを加える。鍋を火からおろし、蓋をし、ステップ#8へ行く前に約20分間冷ます。
8. 殺菌した醗酵タンクに水を3ガロン(11リッター)入れ、工程#6でホップをそのまま入れた場合は漉し袋を付け、#7の温かいワートを冷たい水の中に漉し入れる。もし必要なら、醗酵タンクの5.5ガロン(20リッター)の位置まで水を追加する。醗酵タンクに蓋をしてできるだけ早く冷ます。
9. ワートが75V(24℃)まで冷めたらイースト培養基を加え、いつものように醗酵させる。初期比重は1.060-1.065。