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SEATLE STYLE BITTER ビター

"BITTER LAKE BITTER"

 

 このシアトル版の古典的な英国エールは、ヤキマ・バレーすぐ外側のアメリカ最大のホップシティであるこの地域に特に似合っている。ビタースタイルのビールの一般的な特徴にIPAに匹敵するホップを加えたものである。
原料

	モルトエキス:		アレキサンダー・ペール・モルト・エキス		1缶
				ムントン&フィジョン ライト・乾燥モルト	3ポンド
	特殊穀物:		ジャーマン・ライト・クリスタル・モルト		1ポンド
	煮込みホップ:		チノック・ホップ				1.5オンス
	仕上げホップ:		カスケード・ホップ				1.5オンス
	塩:			ギプス(別売、#4ステップで加える)		茶さじ1
	イースト:		エドメ乾燥イースト又はヨーロピアン・エール液体イースト
	プライミングシュガー:3/4カップ、 栓:50個、 モスリン袋:1

醸造の手引き

(注意)このレシピでヨーロピアン・エール液体イーストを使うならば、下記の醸造手順を行う少なくとも1日から3日前にイースト培養を始めること。イーストのパッケージに書かれた手引きに従うこと。下記のステップ#5で使用する。

1. 挽いたジャーマン・ライト・クリスタル・モルトを漉し袋に入れる。2〜2.5ガロン(7.5〜9.5リットル)の醸造用の水を入れた鍋にこの袋を入れる。水を沸騰するまで加熱し、この穀物袋を取り出す。この特殊穀物を煮込むのは、完成ビールに穀物味や苦味が残るので、良い考えではない。

2. 穀物バッグを約1クオート(0.95リットル)のお湯ですすいで、鍋に入れる。残った穀物カスを捨てる。

3. 鍋の火を止め、アレキサンダー・ペール・モルト・エキス 1缶とムントン&フィジョン・ライト・乾燥モルト3ポンドを鍋に加える。缶をあらかじめ湯につけておくと、モルトシロップが注ぎやすい。さらに、缶をお湯ですすいで、全てのモルトシロップが鍋に入るようにする。鍋の火を付けて、ワートと呼ばれるこの混合物を沸騰するまでよくかき混ぜる。この時、吹きこぼれが無いように気を付ける。吹きこぼれそうになったワートに冷水をコップ一杯注ぐと、吹きこぼれが防止できる。

4. この時点でチノック・ホップを加える。ホップはホップ袋に入れるが、煮込んだ後で漉し袋で漉すならば、そのままバラで入れてもよい。時々かき混ぜながら、約1時間煮込む。煮込み開始の10分後に2カップのワートをとり、カップに入れアルミ箔かラップで封をし、80V(27℃)迄冷まして次の#5の作業で使う。

5. イースト培養基を作る: 乾燥イーストの場合、75〜80V(24〜27℃)の水道水1/2カップ(120cc)にイーストパックの中身を水に振り入れて、少なくとも15分蓋で覆っておき、#4で用意した2カップのワートを加える。蓋で覆って下記の#7で使うために横によけておく。
 液体イーストを使う場合は、イースト・パッケージの説明に従って、醸造の1〜3日前に準備をしておく。膨らんだパッケージを開け、中身を#4で用意した2カップのワートに入れる。

6. ワートを1時間煮込んだら、仕上げのカスケード・ホップを入れる時間だ。使ったホップを空けた後のホップ袋に入れて、鍋に浸ける。又は直接ホップを鍋に入れてもよいが、その場合は#8の工程で漉す事になる。

7. さらに5分間煮込む。この工程でビールにホップの香りを加える。鍋を火からおろし、蓋をし、ステップ#8へ行く前に約20分間冷ます。

8. 殺菌した醗酵タンクに水を3ガロン(11リッター)入れ、工程#6でホップをそのまま入れた場合は漉し袋を付け、#7の温かいワートを冷たい水の中に漉し入れる。もし必要なら、醗酵タンクの5.5ガロン(20リッター)の位置まで水を追加する。醗酵タンクに蓋をしてできるだけ早く冷ます。

9. ワートが75V(24℃)まで冷めたらイースト培養基を加え、いつものように醗酵させる。初期比重は1.060-1.065。

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