2002年 F−1 モナコGP
5月26日(日)
決勝
いよいよ決勝当日です。
この日もF1のほかに、ルノークリオカップとか、ポルシェカップとかが開催されます。
凄い過密スケジュールなんですよ。
この日は朝の9:30〜10:00まで最後のフリー走行があります。
その後5分開けて、ポルシェカップのフリー走行、15分後には決勝がスタートします。
今日の席は、K2スタンドの5列目、端から6番目です。
まぁまぁかな。
実は私、日本のポルシェカップに多少関わりがありますので、今回はポルシェカップもじっくり見ました。
日本人では、去年のフランスF−3チャンピオンの福田も参戦しております。
2台体制のチームっぽかったのですが、チームメイトよりは福田の方が良い順位でゴールを迎えました。
ただ、抜きどころの無いはずのここモナコで一度抜かれたので、レース関係者からは厳しく見られるかも・・・
私がちょっと関わっているポルシェカップは、日本国内のチームなのですが、今回はちょっと控えます(笑)
ドライバーの「O選手」には、いつもお世話になっております。
さて、ポルシェカップを終えて、F−1のドライバーミーティングの後に、なんと、「パレード」がありました(笑)
このパレード、トラックの荷台にF−1ドライバーが集結して、コースを1周回るのです(爆)
変な音楽が流れて、トラックはゆっくり走るので、なかなか私の所を通過しません。
目視でみなさんの顔を拝見いたしました。
その後、ルノークリオカップの決勝を終えて、いよいよF−1 MONACO GP の決勝です!
帰国して録画しておいたビデオを見ていたら、鈴木アグリ氏と、北川えりちゃんがスタート地点で直前インタビューしてました。
北川えりちゃんは、私は大好きなので、もしここを見ていたらデートしてください!!(私信です。)
え〜、さてさて、、、決勝ですね。。
開始は午後2:00からで、全78周のレースです。
もう予選でもありません、本当にこれから始まるのです。
TOYOTAのピット、スタート前です。
フォーメーション・ラップが始まり、どのマシンも順調に走って行きます。
スタート地点が座席の後ろ側なので、そこからきこえるエクゾースト・ノートで、とってもしびれます♪
残念ながら後ろは見れないので、モニターを見つめながらスタートを見てます。
シグナルがオールレッドから消灯、とうとう決勝スタートになりました。
1コーナーで予選2位だった、マクラーレン・メルセデスのディビッド・コールサードがうまく入り込みます。
フェラーリのミハエルは、車体を左右に隙間を伺いますが、ウィリアムズBMWのモントーヤ(予選1位)に阻まれて、
前に出る事が出来ません。
1コーナーを周りきり、順調に全てのマシンがスタートしたかに思えた時、現地のモニターに写った姿は、ストップしている
BAR HONDA のジャック・ビルニューブでした。
しかし彼はその後、ピットクルーの働きにより、無事スタートを切る事が出来まして、とりあえず一安心です。
ここからは現地モニターで見た映像と、自分の目で見た、目前を通過する時の感想です。
順位は1位クルサード:2位モントーヤ:3位ミハエル:4位若干離れたラルフでした。
モニターでトンネルを通過するシーンを見た後、トンネルを抜けると目視で各マシンを見る事が出来ます。
スターティング・ラップはクルサードが先頭で目の前を通過して行きました。
・・・3〜4周した頃に、モニター映像で、ミハエルがモントーヤに軽く追突していました。
クルサードもほとんどリードを奪えず、ブリジストンを履いたミハエル・フェラーリがFASTESTを刻んでいます。
この頃、1〜4位までほとんど隙間はありません。
・・・その後、モントーヤが遅れだし、ミハエルがトンネル後でしかけた所などが見られます。
モントーヤもふんばって、左右に車体を振ってくるミハエルを押さえます。
後ろからラルフがマイペースっぽい動きで、前方をうかがいます。
明らかに動きの良くないモントーヤ。そしてそれを抜けない(無理しないのか?)ミハエル。
TOPのクルサードとじわじわ差が出始めます。
視線をTOP集団からちょっとそらして、他のマシンの話を。
ジョーダン・ホンダに乗る、ジャンカルロ・フィジケラと佐藤琢磨。
チームで前後を走行していたのですが、フィジケラがトンネル後のシケインでスロー。
すかさず佐藤がパッシングするシーンは、鮮やかでした。
そして次の周回で、佐藤が前を行く、トヨタのマシンをミラボーコーナーでオーバーテイク!!
そしてトヨタのサロは、その周回でPIT INです。(左リアタイヤがぼろぼろでした。)
その後アクシデントが・・・
トンネル後に、ジョーダンの黄色いマシンが、横を向いて飛び出してくるではありませんか!
同じジョーダンのチームメイトが、クラッシュしないように左右に車体を振っています。
そしてその1台が、シケインを真っ直ぐ突っ切り、クラッシュ。
モニターを見ると、佐藤琢磨でした・・・トンネルの中でのクラッシュで、あそこまで滑ってきたようです。
まだクラッシュは続きます。
フェラーリのRバリチェロが、前を行くマクラーレンのKimiライコネンに追突。
ちょうどビデオを回していてUPで見てたのですが、追い上げていたバリチェロが前が詰まったライコネン
にシケイン入り口で当たってしまって・・・フロントウイングが吹っ飛んで行くシーンでした。
思わず「あ、飛んだ!!」って叫んでしまったのですが、その後周りの観客が一斉にトンネル出口に視線を向けたときは、
なんとなく恥ずかしかったです。。
そして目の前をノーズが無くなったフェラーリが通り過ぎ、ピットイン。
ライコネンはそのままピットでリタイア。
バリチェロは無事再スタートを切ったのですが、どうやらこれで、その後ペナルティ・ストップを課せられたようです。
トヨタ勢は、マクニッシュが1コーナーでクラッシュし、サロも左リアをぶつけてリタイア。
ジャガーのマシンが止まったり、相変わらずモナコでは、数がどんどん減って行きます。
トヨタのマシンはこの日、かなり調子が良いようにみえました。
レース前半は、バリチェロのフェラーリのすぐ後ろで離される事なく2台とも着いて行ってたので、かなり驚きでした。
トヨタ速いじゃん!
先頭集団に話しを戻します。
順位は4位まで変わらず、1位のクルサードが2位のモントーヤに9秒差まで付けて快走しています。
3位のミハエルは、モントーヤを抜けません。(下手に仕掛けると、ぶつけられるからかな?)
仕方が無いので、ピット戦略のタイヤ交換&給油でミハエルをいれます。
(多少、話しがずれているかもしれませんが、、何分記憶が。。。)
シューミがピットに入り、順位を目で追っていたのですが、
クルサード、モントーヤ、ラルフの順で周回しているはず・・・なのですが、
クルサードの後になんと、ラルフが通りすぎるではありませんか。
不思議に思った私なのですが、すぐに答えは出ました。
そうです、モントーヤの車輛から白煙が!
どうやらエンジンブローのようです。
私が驚いたのは、モントーヤの不運よりも、観客の反応でした。
なんと、後ろに座っていたドイツ人(そこそこおじいさん)や、その周りの人達から、拍手や大歓声が。
なかには「ブラボー!」とか叫んでいる人もいて、つくずくモントーヤって嫌われ者・・・と言う印象が。。(モントーヤファンの方、
すいません。)
シューミ(ミハエル)はその後、順当にタイムを延ばし、クルサードが今度はピットインです。
そしてピットアウトなのですが、シューミは真後ろに。
恐らく今回のレースは、この辺りが見所だったのか、、
ただ、私の目から見ると、ミハエルも残りの周回数も少ない事もあってか、無理にパッシングに乗り出す事は
ありませんでしたね。
そしてそのまま、レースは終わりを迎えます。
優勝は、Mclaren Mercedesのディビッド・クルサード
2位、Ferrari ミハエル・シューマッハ
3位、BMW Williams ラルフ・シューマッハでした。
結果はTVで知ってますよね。。
シャンパン・ファイトを終えて、おなじみのインタビューです。
実はこのインタビュー、ラルフのコメントがかなり面白くって。。
「チームメイトのモントーヤをパッシングしましたね。」と言う問いに、
「あれは、チームオーダーなんだ!」と笑顔で答える、ラルフィ・・・
ラルフは笑っていましたが、隣のミハエルは笑っていません(爆)
それい気が付いたのか、その後は真面目なコメントを・・・(笑)
いやぁ、ラルフィってこんな愉快なキャラだったんだ。。
とりあえずこれで、レース観戦は終了です。
長かったのか短かったのか、終わってしまいました。
ちょっと気が抜けた感じだったのですが、まぁ終わってしまったのは仕方がありません。
とりあえず帰り支度を始め、でも名残惜しいので、モナコの街をぶらついてみました。
コース解放時間まで待って、バスかタクシーで周ってもらおうと思い、そこらじゅうを探しまわります。
ただ、、やっぱり良く分かりませんでした。
バスの運転手とかに、「カジノに行きたいが、このバスで良いか?」などと聞いてみたら
「違うバスになる」とかいわれ、カジノ方面に行くバスを教えてもらいました。
そのバス停に向う途中、各チームの機材車が次々に通り過ぎて行きます。
たまたまバス停付近に座って休んでいたら、隣のおじさんに話しかけられたりしてたんですけど、
会話も面白かったですし、話しかけてくれた事にも感謝します。
どうも、娘さんと来ていて、スコットランド人のようです。
クルサードが優勝して、かなり喜んでいました。
でも娘さんは、ミハエルのファンのようでした(笑)
「アーバインも同じ国でしょ?」と言ったら、「彼はアイリッシュだよ。」とたしなめられたり(笑)
こう言う現地での出会いも、海外旅行の醍醐味の一つですね。
そうこうしているうちに、バスは通りすぎて行きました・・・
仕方が無いので歩いていると、トヨタの関係者が名札着きでぞろぞろと。
でも話しかけても、無視されたり。。
こう言うのも旅行の醍醐味ですね・・・
では、まだまだ続くのであった。
ん?これ以上何が続くのだって?
だってまだモナコで遊んでないじゃないですか(笑)

