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2日目の朝。 空は予報通りにどんよりとした曇りの天気。 早くに目が覚めたので辺りを散歩してみる。 漁港からはサイレンが流れ、ポンポンポンと漁船のエンジン音が響いてました。 ポツポツと雨が降って来たので、慌ててテントを近くにあった屋根付きの休憩所に運ぶ。 朝露でしっとりはしていたけど、雨に濡れずに畳めたので助かった。 雨はすぐに止んだので、バイクに荷物を積みキャンプ場を出発。 まずは昨日と同じく海沿いの101号を走ります。 途中で千畳敷に寄り、鯵ヶ沢過ぎてから左折して屏風山広域農道へ。 さあ、ここからが津軽半島です。 屏風山広域農道は十三湖まで続くほぼ真直ぐな道。 後方には「おやま」岩木山の姿が霞みの向こうに見えていました。 時間があったら、山の周りを一周したんだけど。 田園や湿原の風景を淡々と走り、十三湖に到着。 曇り空の為、湖もどんよりとしています。晴れならもっと綺麗に見えただろうな。 十三湖を過ぎ、国道339号で一旦海から離れて山道へ。 山中を暫く走るとまた海沿いに戻ります。 その海沿いにある道の駅「こまどり」でひと休み。 目の前に日本海が広がるなかな絶景な道の駅だ。 そしてこの先が本日1つ目の定番絶景ルート、龍泊ラインだ。 オラ、ワクワクしてきた(笑 i |
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「こまどり」から海沿いの道を気持ちよく走っていると、途中で小さな滝を見つけた。 「七つ滝」 こじんまりとした可愛らしい滝だが、海と対面してるのがイイね。 来ました龍泊ライン。 そして本日最初の、最高ーーっ!! クネクネと折り重なった道が好きな者には堪らんです。 走りながらウオーウオーと叫びっぱなし。 ここまで楽しい道だとは思っていなかった。 展望台からの眺めがまた素晴らしい。 折れ曲がった道と山脈と海と色々な要素が目に飛び込んで来ます。 まさにダイナミックな景色。 天気が良ければ北海道の姿も望めるとか(この日は残念ながら見れなかった) 素敵すぎるぜ龍泊ライン。 展望台の先を走って行くと、「青函トンネル記念館」の看板があったので 寄ってみた。 i |
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錆びてボロボロだけど、逆にそれが雰囲気あってイイね。 館内はこじんまりとしていて、道具等やパネルの展示に当時の映像をモニターで流したいた。 この事業がいかに巨大で大変なものであったか知る事が出来ます。 大規模な水漏れの詳細など見ると、過酷な状況でも乗り越えていく人の知恵に驚き。 本トンネルの横に掘られた作業用トンネルまでケーブルカーで降りられるそうだが、 時間の都合で残念ながらパスする事にした。 i |
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記念館からそのまま国道339を走り、日本唯一の階段国道へ向かいました。 テレビでは見た事あったけど、ついに現地までやって来た。 これまた折角なので下ってみることに。 普通の階段だった(笑 すぐ側には「津軽海峡冬景色」のモチーフとなった場所もあった。 改めて津軽半島に立っている事を実感したりする。 階段国道から折り返して、津軽半島周回コースへ。 339号と280号の連結場所を過ぎると、右側に青函トンネルの本州側入口が見えて来た。 ここから海底100mのトンネル中心部まで下り、北海道へと出て行くのか。 入口近くは公園となっていましたが、人気は無くオイラがポツンと居ただけでした。 更に280号を走り続けると、海の向こう側に下北半島が見えて来た。 あちら側も走ってみたいが…それはまたいつかの楽しみにしておこう。 昼過ぎ頃、青森駅に到着。 駅前で記念撮影だけして、本日のメインの場所へ。 i |
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青森から十和田ゴールドラインで八甲田山へと向かいます。 街から高原へと風景が段々と変化していくさまは、 走っていてワクワクしてきます。 暫くして標高500メートル程の萱野高原に到着。 食事休憩取りながらルートの再確認。 今回はゴールドライン〜谷地〜田代平高原〜萱野高原の 八甲田山1周コースです。 八甲田山方面を見ると、山容は雲の中。晴れていればいい景色だろうなあ。 時折上空の雲が切れ、八甲田山の山並が見える。 傘松峠を越えて睡蓮沼へ。ミズバショウやヒツジグサが生息する湿原地帯で 大小いくつかの沼と共に、盟主大岳、小岳、高田大岳、硫黄岳を眺める事が出来る。 高田大岳はハッキリと見えていたが、盟主大岳は雲に隠れてしまい、 時々チラッと姿を覗かせるだけでした。 103号の分岐で394号へ。樹林の道を抜けると八甲田山最大の湿原、田代平高原に到着。 短い距離で景色が変化していくので走っていて楽しい。 バイクを降りてエンジンを切ってみる。鳥のさえずりと一面の湿原と山並と流れる雲。 イイねえこういうの。 しかし、暫くすると爆音と共に猛スピードで通り過ぎる車が。 イイ気分が台無しじゃ〜。 見通しの良い道だから飛ばしたくなる気持ちも解るけど。 バイクに跨がり、景色を堪能しながらまったり走行〜。 i |
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八甲田山を周回した後、103号で奥入瀬へ。 さすがに有名な観光地だけあって、車や観光バスも多く、道路脇のあちこちで歩く観光客の列が 見られます。 道幅が狭く、駐車場ももれなく満車なので車で訪れるのはあまりお勧めできない。 バイクなら問題ないけど(それでも何処でも停めれるワケではない) でも道路スレスレを流れる渓流を眺めながら走るだけも楽しいかもね。 i |
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夕方前に十和田湖到着。 事前に調べておいたキャンプ場へ。 ここは800円程で乗入れ可、コインシャワーにコインランドリーと施設も充実した所だ。 雨の予報が出ていたので、雨宿りになりそうな木陰にテントを張ってから晩飯探し。 近くに食堂があったので、鮭定食をいただく。脂がのっててムチャ旨かった〜。 暗くなる前にテントに帰り、シャワーを浴びてから持って来た漫画読む。 暫くしてウトウトとして来たので早めに就寝する事にした。 疲れもあってか、高速で眠りについた(笑 しかし今日も走ったなあ。
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