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バスに揺られ、美女平から樹林帯、弥陀ケ原を越えて室堂まで向かいます。 車窓からの景色は素晴らしく、 樹齢1000年を越える立山杉や遠くに見える称名滝、 広大な弥陀ケ原高原に走る1本の道路は中々壮観。 薬師岳、劔岳を両手に約40分ほどで室堂に到着です。 |
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室堂駅から出ると、目の前には立山の主峰雄山の姿が。 展望台から立山石碑の辺りまで、結構な人で賑わっています。 早速予約した立山室堂山荘に向かい、雄山方面へと歩きます。 すでに雄山を初め、周りの山は雪が積もっていますが 室堂平一帯にはまったく雪はありませんでした。 立山室堂山荘へチェックイン。 部屋に荷物を起いて、カメラを持っていざ散策出発。 |
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山荘の横に建つ日本最古の山小屋「立山室堂」から 石仏群、中央広場を通りみくりが池へ。 以前富山の宣伝アニメで一番印象に残ったみくりが池からの景色。 それを実際に見て感動。 素晴らしい眺めだ。 地獄谷周回コースへと向かってみると、 ガス発生の為立ち入り禁止になっていた。残念。 みくりが池に戻り、暫く夕暮れに紅く染まって行く雄山の姿を眺める事にする。 東の空に星も見えて来たので、暗くなる前にみくりが池を後にして山荘へと戻った。 |
最終のバスが駅から発ち、これまで賑やかだった室堂に静寂が訪れた。 山荘での初めての夕食をいただき(美味しかった) ロビーの本棚から本と雑誌を数冊持ち出し部屋に戻る。 テレビも何も無い部屋で、 時間がゆっくり過ぎて行く。 窓からは沈んでいく夕日の光りが消え、闇に包まれて行く。 まったりとした時間。 何時の間にか居眠りしていた。 夜に外へ出てみる。 暗闇の中に浮かぶ雄山の姿は、雄大でありどことなく恐ろしい。 ふと振り返ると、室堂小屋。 ここには多くの亡骸も運ばれて来ただろう。 そう考えると背筋に寒気が走る。 暫く雄山と星を眺め、身体が冷えきる前に部屋に戻った。 明日は早朝から散策するつもりなので、早めに床に付く事にした。 おやすみなさい。 つづく |