阿蘇-2008.8.20〜22-■


今年は夏コミ終了後そのまま一週間の夏休みへ突入するので、バイクで東京まで向かい
夏コミ翌日に北上して磐梯山〜蔵王〜東北方面を走るプランを立てたのですが…
東北地方の天気は週末まで荒れ模様という何だかいつものパターン。
イベント会場で地図と睨めっこしながら行き先を変更すつハメに。
東がダメなら西だ!こうなったら真逆に行ってやる!
というワケで向かう先は九州、熊本に決定〜。

東京から帰宅後に近くのバイク用品店で防水バッグを購入。
荷物を詰め込み、早朝出発に備えて早めに就寝。


いきなり寝坊(笑
慌ててDFにバッグを積み、朝6時過ぎにイザ出発。
空は素晴らしい快晴。気持ちよく走ってると、乗る筈の高速ICを通り過ぎる。
出だしからこんなんではイカンイカン。落ち着いて行かねば。

東名阪から新名神を使って名神へ。
新名神は始めて走ったけど、三重県側は鈴鹿山脈の間を突っ切る為に豪快な景色が見れます。
しかし、標高が高いので夏でも少々寒い程。夜間はかなり冷え込みそうだ。
名神から中国道〜山陽道〜山口県で再び中国道と、ひたすらに走り続ける。
DFでは100キロ前後が限界なので走行車線を走りますが、よく同車線で追い越して来る
マナーの悪いバカ車に遭遇するので、ちょい右寄りに走る事にしています。
それでもスレスレに抜いていくアホが居るけど、スピード差が少なければ蹴ってやりたいわ。
そんなこんなで無事に下関に到着〜。時計は夕方4時、出発してすでに10時間ですよ。
さすがに疲れてアクセル捻りっぱなしの右手もかなり痺れてました。
でも関門橋の先の九州を見た瞬間にテンシションも上がり、熊本はもう目の前だゼ!
と奮い立って走り出しました。

が、そこからがまた遠いのなんの。
結局、熊本ICを出たのは7時近くでした。
九州って広いのね〜。




熊本ICから東へ30分程で、前日にネットで予約した宿に到着。
…あれ、入り口閉ってるよ。
建物内には灯りは付いているが、玄関はカーテンが閉められ鍵も掛かっている。
再度宿の名前を確認してみるが、間違い無くココ。
…???
暫くボー然としていると、窓に人が見えたので声をかけると入り口を開けて貰えた。
何でも、一時休業していて最近営業を再開したのだが、パソコンの調子がわるくて
メールは確認できていなかったとか…。
だ、大丈夫なんだろうかココは。
でもお陰でお詫びにとかなり広い部屋に泊めさせて貰えました。
それに宿の方も親切で、近くに旨い店ありませんか?との質問に家族でアレコレ
悩んで下さいました(笑
紹介された博多ラーメンのお店、とても美味しかったです。

さて、翌朝は日の出と共の出発。
ここから阿蘇は目前。ワクワクしながら国道57号を走ります。

そしていよいよ阿蘇到着〜。
阿蘇パノラマラインを登っていきます。
辺りは一面牧草地。スゲー。
米塚の横を通り、T字炉を右折して県道111号を走ると早速牛の群れが。
早朝は道路を悠々闊歩しているので、ブラインドカーブでの飛ばし過ぎは厳禁。
さらに牛のフンにも要注意だ(笑





とろとろと走って入ると鳥帽子岳と草千里の広大な草原が目の前に現れた。
スゲー、って言葉しか出てこない。
良く見ると、牧草地に多くの牛や馬の姿が見える。きっとあそこまで歩いていけるんだろうなあ…。
誘惑にかられながらも阿蘇山公園道路へ向かう事に。





しかしこの道、絶景度合いでいったらこれまでで一番かもしれない。
日本にもこんな素晴らしい景色がありますぜダンナ。





阿蘇山公園道路の入り口に到着ー。
って、ゲート閉ってるよ。
道路に火山性ガスが蔓延している為に、風向きが変わるまでは全面規制中でした。
こればかりはしょうがない。地元の方に何時変わりますかね?って聞いたけど
そりゃ解らんが、朝は多いそうです。

何時変わるか解らない風向き待つのは時間が勿体無いので、後でまた来る事にして出発。
111号を南下して325号へ。



325号でマップルを確認すると、近くに「毎分60トンの湧量を誇る阿蘇一の水源」とあったので寄って見た。



名水「白川水源」
入り口から少し歩くと水源の池がありました。
透き通っていてとても綺麗。
水も周りの樹木もどちらも瑞々しくて美しいです。
こういう場所に来ると不思議と落ち着きますね。
思わずマイナスイオンとか信じてしまいそう(笑
でもホントに良い場所でした。
水源イイかも。



国道325号に戻り、255号で今度は北上。根子岳を目前に見ながら快走。
根子岳のトゲトゲな雄姿に心踊ります。素敵だ。

265号を走りきり、57号から阿蘇パノラマライン経由で中岳山頂に再アプローチします。

つづく。



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