(8/4・オープン)

【1着】 サンデーカイザー
 休み明けだったが、ここでは力が違っていた。順まわりの向正面であっさり先頭に立つと、あとはワンサイド。飛越ごとにややスピードが落ちていたが、あまり問題はなさそうだ。 前走がランドパワーのハナ差2着ということから考えれば十分重賞級の器であり、平地力、スタミナも十分なので、この秋最大の注目馬となりそうだ。
【2着】 スマイリングハント
 勝負どころから進出し、3角で2番手に上がる理想的な競馬ができたが、今日は相手が強かった。昨年同様、この夏の小倉が向いているようで、豊国JSでも期待できそうだ。
【3着】 メイショウダリウス
 末脚勝負にかけた分、最後の伸び脚は光ったが、前とは水をあけられてしまった。前崩れの展開になればこれぐらいは走れるが、これ以上はちょっと辛いかも。
【4着】 ニホンピロエリート
 休み明けということもあり、道中は追走手一杯だったが、そのため展開が向いて最後はなかなかの伸びを見せ、4着に食い込んだ。休養がプラスに作用したようだ。
【5着】 スナークデヴィアス
 前2頭とは離れていたが、3番手争いには食い込んでいた。が、最後は伸び切れなかった。
【6着】 シルクエンペラー
 未勝利勝ちとは変わって先行策。というか、掛かりぎみ。勝負どころから後退し、惨敗に終わった。久々の障害戦というのも影響したか。
【中止】 コーリンサウザー
 序盤から積極的な競馬を見せていた。順まわりの向正面で前の馬の飛越もわずかに影響しての落馬は残念。

もどる

(8/18・新潟JS)

【1着】 ヒカルボシ
 終始ロングランニングをマークして進め、3角で外から並びかけると、敵は一頭というような激しい競り合いに持ち込んだ。 最後はハンデ差もあって競り落とし、2馬身の差をつける快勝。重賞初挑戦で初制覇を飾った。自在に動けて、最後までしっかりとした脚を使えるので、 秋の重賞でも活躍が期待できそうだ。この夏最大の上がり馬が、関東の障害界のニューヒーローになる日も近いかも。
【2着】 ロングランニング
 飛越がスムーズで、自然と2番手に立ってレースを進めた。道中もスムーズだったが、連戦の疲れからか勝負どころでいつもの行き脚がつかず、 3〜4角で手応えが怪しくなったものの、内から差を詰めて直線でヒカルボシとの一騎打ちに持ち込んだ。が、ハンデ差もあって伸び切れず2着に敗れた。 今回は完全にマークされる立場となり、仕方ない。
【3着】 ジュピテリアン
 上位にきた馬の中で唯一の差し馬。末脚勝負にかけたこともあり、最後の伸び脚は強烈だったが、前との差は詰められなかった。 ここ2走を見る限り、良いころのレースぶりに戻ってきているが、フルゲートの場合は除外対象となるのは辛いところ。
【4着】 ミナミノゴージャス
 前走はさっぱり行き脚がつかなかったが、今回はロングランニングを意識しての3、4番手から進めることができた。 しかし勝負どころで置かれてしまい、最後は伸び切れなかった。
【5着】 レガシーロック
 スムーズに逃げていたように感じたが、3〜4角で差を詰められ、最終障害で交わされてからは踏ん張り切れなかった。引き離して逃げれないと苦しいか。
【6着】 シンボリアカデミー
 軽ハンデとはいえ、未勝利戦でもずっと3kg減だったことを考えると、斤量の恩恵はあまりなかったようだ。今回は力負け。

もどる

(8/25・豊国JS)

【1着】 ビコーグッドマン
 休み明けで太め残り。万全とは言えなかったが、行き脚もついて楽に追走ができ、順まわりの向正面からはブレーブテンダーを外からぴったりと並走。 最後の直線で競り落としての勝利だった。型に嵌まれば時として大駆けのある馬だが、これが本物かどうかはまだ不明で、次走が試金石となるだろう。
【2着】 スマイリングハント
 前を見ながらの追走で、前2頭が3角で仕掛けた時に置かれ気味になってしまったが、最後は内から鋭い伸びを見せて勝ち馬に肉薄する2着まで順位を上げた。 この時期はやっぱり得意で、小倉巧者を改めて印象づけてくれた。
【3着】 ブレーブテンダー
 積極的に行った分、勝ち馬と2着馬のマークが厳しくなり、その分が着順に出てしまったようだ。この馬の力が十二分に発揮できる舞台だっただけに、 力負けというよりも、詰めの甘さを露呈してしまったようだ。
【4着】 ハクサンラッキー
 序盤から後方を追走していた分、最後は届かなかった。勝ち馬との差はほとんどなく、今回は展開が向かなかったのが敗因か。
【5着】 ニホンピロエリート
 前走同様、中団からそのままなだれ込んで掲示板を確保した。内容的にはここまでが精一杯のようだが。
【6着】 ショウザンスカイ
 休み明けだったが、なぜか馬体減。小柄な馬だけに馬体増が理想だったが・・・。レースでは最後は伸びているものの、 バテた馬を交わすだけにとどまった。
【8着】 コウエイジャンボ
 順まわりの向正面の飛越で大きく躓いた時点で終了。最後は一杯になっていた。

もどる