いまむら騎手 / 2010年・10月〜12月


10月
 3(日) 阪神 3R 障害未勝利 メイショウアルグン 9着
 スタートも良く、道中は3〜4番手を追走し、手応え良くレースを進めていたが、順回り3コーナーの飛越後にバランスを崩して失速、そのまま後退して最後は9着に敗れた。
 前走のように行き切れなかったことも敗因として大きいが、勝負どころでの飛越ミスが大きく影響した。次に再度期待したい。
 9(土) 京都 4R 障害オープン ゴービハインド 3着
 中団から。1頭大きく逃げる展開で動くに動けず、勝負どころから徐々に進出して、最後は鋭い脚で追い込むも勝ち馬から大きく離された3着に終わった。
 勝った馬は強すぎたが、2着馬とは差はわずかで、馬場状態から無理をしなかったことにより脚を余したことで最後交わせなかった。とは言え昇級戦としては上々で、展開が向けばオープンでも互角に戦える実力はありそうだ。
16(土) 京都 4R 障害未勝利 メイショウアサガオ 12着
 終始最後方を追走。飛越に安定感がなく、前に差を詰めることもできず、最後までシンガリのまま12着に敗れた。
 前走の内容からソコソコ人気をしていたが、今回は全くレースにならなかった。コース適正云々よりも馬に走る気がなかった感じだった。
31(日) 京都 4R 障害オープン ゴービハインド 5着
 前走より行き脚がついて道中は中団前を進んでいたが、前2走に比べて行きっぷりが悪く、道中では徐々にポジションを下げて行き、最後の伸びきれず5着に敗れた。
 ここ2走のレースぶりからもう少しやれるはずだったが、道中のレースぶり、最後の脚ともにあまり良くなかった。京都コースが向いていないような気もするが、それ以上に強行軍のローテーションで疲れが見えているようにも感じた。立て直しての巻き返しに期待したい。
11月
 7(日) 京都 4R 障害未勝利 オンワードフレスコ 11着
 序盤から追走手一杯で、集団の後方をついていくだけだったが、最後は息切れしてさらに順位を落とし、11着に敗れた。
 見せ場が全く作れなかったレースで、かなりの激変がない限り厳しいだろう。まだキャリア3戦目ということでの上がり目に期待するしかないが。
12月
 4(土) 阪神 4R 障害未勝利 オンワードフレスコ 5着
 レースでは集団の後方。道中も後方を進んでいたが、14頭中7頭が落馬というスリリングなレースの中、4着から大きく離されたものの5着に完走した。
 調教中の負傷の影響で約1か月ぶりのレース騎乗となった。道中の飛越で躓くシーンもあったが、何とか完走。直線入口でから馬の影響で大外に振られたりと不利もあったが、5着以上の結果にはならなかっただろう。レースぶりから今後も勝ち負けは難しそうだが、5着で次走の優先出走権が得られたのだから、最高の結果と言えよう。
11(土) 阪神 8R 三木HLPジャンプS ツアーデフォース 6着
 押し出されるように先頭に立つと、後続に5〜6馬身差をつけて単騎の逃げに。スムーズな飛越で道中も軽快に逃げていたが、久々の分、勝負どころで差を詰められて4角でやや一杯に。それでも最後まで踏ん張って6着に粘った。長期の休み明けで長丁場、仕上がり途上、昇級戦という悪条件を考えれば次走へつながる内容であった。
 単騎先頭で見せ場十分のレースだったが、最後は久々の分、息切れしてしまったか。それでも距離延長を苦にする感じはなく、レースぶりから見ればオープンでも互角に戦える手応えはつかめただろう。次走一変が期待できそうだ。
12(日) 中山 4R 障害未勝利 ウォータージャズ 14着
 序盤から離れた後方を進み、回ってくるだけに終わった。
 とりあえずは完走できたから良し、というレースであった。今後も期待は・・・。
19(日) 阪神 4R 障害未勝利 コンゴウ 5着
 道中は中団から。勝負どころから徐々に差を詰めてきたが、直線では差を詰めきれず5着に敗れた。
 中団から最後に差を詰めてきたレース内容は今後につながるものではあったが、決め手不足は否めないか。ただ、5着に入ったことで、次走の優先出走権がとれたことは収穫だ。
25(土) 中山 10R 中山大障害(GT) イコールパートナー 落馬
 スタートからうまく立ち回って3〜4番手を追走。一団で進む中、大竹柵もクリアして逆回りに。変わらず中団前を手応え良く進んでいたが、大生け垣で躓いて転倒、痛恨の競走中止となった。
 引退レースの今回、無事に立ち回ることが最大の目標だったが、大生け垣の踏み切りがちょっと遠かったようで転倒してしまった。幸い、人馬とも無事で、繁殖に上げることができたのは唯一の救いであるように思う。結果は残念であったが。



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