いまむら騎手 / 2010年・1月〜3月


1月
 9(土) 中山 8R 中山新春ジャンプS アザンクール 12着
 スタートから中団前を進んでいたが、勝負どころからついて行けなくなり後退。最後は12着に敗れた。
 オープンでは足りない感が強い。直線芝でも苦戦は必至か。
16(土) 京都 8R 牛若丸ジャンプS デンシャミチ 9着
 序盤から3〜4番手で前を見ながらの追走。2周目の勝負どころからも前を射程圏に捕らえながらの追走であわやのシーンはあったが、最終障害で落馬した馬の影響で大外に振られ、その影響で最後脚をなくして9着に敗れた。
 道中は手応えも良く、4角で大外まで振られた不利が悔やまれる。まともなら上位入線の可能性も高かっただけに残念。
17(日) 京都 4R 障害未勝利 キクカジュピター 11着
 道中は後方から。ペースも速くついていけず、後方ままの惨敗。
 レコード決着となっては手も足も出ない。時計がかかっての前崩れ希望の馬だが、それにしても負け過ぎ。
30(土) 京都 4R 障害未勝利 ペルシステンテ 12着
 後方から。道中も後方ままで見せ場なく12着に敗れた。
 初障害とは言え、10秒以上離されての大差負けでは、今後期待するのは酷か。
31(日) 京都 4R 障害オープン トロピカルクイーン 1着
 スタートからスッと3番手につけ、前を見ながらの競馬。道中も手応え良く3番手を追走し、最終障害で2番手に上がると、直線では粘るマイネルアルセーヌをきっちり捕らえて勝利。差はわずかだが、内容的には完勝だった。
 いつでも前を交わせるような手応えで進められ、最後はきっちりと勝利をモノにした。詰めの甘さをしっかり補ったレース内容だった。直線追い辛そうだったのはやや気になったが、それでも勝ったという結果を重視したい。2勝目を挙げたことでローテーションが組みやすくなったのは大きい。ぜひとも重賞制覇へ頑張ってもらいたいところだ。
2月
13(土) 京都 8R 淀ジャンプS アザンクール 7着
 序盤から積極的に3番手を追走。3周目の3コーナーまではしぶとく頑張っていたが、直線で失速。それでも7着には踏ん張った。
 このレースは前有利なので作戦は良かったが、馬の実力からこれ以上は難しい。大健闘と言える内容だ。
14(日) 京都 4R 障害未勝利 トウケイビクトリー 13着
 大きく離れた後方ままのレース。20秒近くの惨敗。
 全くレースにならなかった。
21(日) 京都 4R 障害未勝利 ビードラスティック 落馬
 スタートから中団外を追走。スムーズに進めている感じだったが、1周目の6号障害で転倒し落馬。
 派手に転倒したが、人馬ともに無事だったのは何より。人気馬だっただけに残念。
27(土) 阪神 4R 障害未勝利 カブリオール 3着
 1周目の正面連続障害で2番手に浮上。いい手応えで進めていたが、順回りの7号障害で殻馬に絡まれて5番手まで後退。その後もレースをしっかりと進め、最終障害で3番手に浮上。最後は前との差を詰め、後続の追い上げも封じて3着に頑張った。
 道中は外目を回るロスの大きい競馬で、さらにカラ馬の不利も受けたが、3着に頑張ったのは力がある証拠。30秒近く遅れた初障害のレースから考えれば去勢効果が大いにあったと言えよう。この内容ならば、次は確勝級だ。
3月
 6(土) 阪神 4R 障害未勝利 キクカジュピター 10着
 道中は大きな集団の後方から。勝負どころで早目に進出し、4角もうまく回って前に差を詰められそうな感じだったが、直線では平地力の差がくっきり表れて伸び切れず10着に敗れた。
 時計のかかるレースはこの馬向きかと思われたが、直線の脚を見る限り、これ以上の成績を望むのは厳しいか。
13(土) 阪神 8R 阪神スプリングJ(GU) トウカイポリシー 5着
 中団前を追走。前が速い流れで引っ張る中、うまくペースを守っての追走。勝負どころから人気馬を追って早目に仕掛けていき、最終障害では一旦2番手まで浮上したが、最後は脚色がやや一杯になり5着に敗れた。
 この馬も持ち味を出し切ったレースで、早目に動かざるを得なかった分、2番手争いに敗れたと言えるだろう。内容的には決して悲観するものでもなく、見せ場十分のレースだった。展開と相手次第でこの馬も重賞を勝てる馬であることは間違いないだろう。
14(日) 阪神 4R 障害未勝利 ユウリョク 14着
 序盤は中団から。タスキの入口で一瞬2番手にまで浮上したが、ペースが上がったその後は追走手一杯。最後は一杯になってシンガリ負け。
 着順ほど時計面で負けてはいないが、最後まで脚が残っていなかったことは障害戦を走る上で、大きなマイナス要因である。
20(土) 阪神 4R 障害未勝利 カブリオール 1着
 スタートはマズマズで序盤は4番手。1周目の4コーナーで2番手に上がると、あとは逃げるドリームガールズをぴったりマーク。順回りの8号障害で先頭に並びかけてからは完全に一騎打ちに。長く続いたマッチレースは最後まで続き、半馬身先着、見事に勝利を収めた。
 順回りからは完全に一騎打ちの状態。お互いに相手を1頭に絞ってレースを進めていた感じだった。結果としても2着と3着が2.4秒差。2着馬との差を考えると昇級して通用するかは疑問だが、時計的には優秀で、3200mぐらいまでで直線ダートのレースならばオープンでやれそうに思う。
27(土) 中山 8R ペガサスジャンプS トロピカルクイーン 3着
 スタートは良く3番手から。道中も3番手を追走し、2周目の外回りコースで一団の中から先頭に立ったが、外を回るロスも響いて内をすくった勝ち馬に抜けられ、最後は後ろからきた馬にも交わされて3着に終わった。
 道中の飛越はこれまでのように安定したものではなかったが、3番手からしっかりとレースができていた。外回りでの置き障害でスピードダウンしたことと外目を回ったことが勝ち馬との差になったのであろう。決して向くとは思えない中山でも差のないレースをしているだけに、夏〜秋の距離の短いスピードの要求される重賞戦ならば力的に遜色のないレベルにあると思う。
28(日) 阪神 4R 障害未勝利 ギガブレイク 7着
 スタートは良く中団前に。道中も中団を進んでいたが、最後まで中団まま。7着に敗れた。
 レースとしては可もなく不可もなくといったところだが、初障害ということを考えれば及第点だろう。慣れの見込める次走に期待したい。
28(日) 阪神 12R 4歳上1000万以下 ボストンカラーズ 15着
 道中は後方から。最後まで伸びることなく後方ままのブービー負けに終わった。
 この馬より後ろの位置取りだった馬が2着に突っ込むぐらいの絶好の前崩れの展開だったが、実力がなかった。



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