いまむら騎手 / 2009年・1月〜3月


1月
11(日) 京都 4R 障害未勝利 オースミマーシャル 11着
 スタートはまずまず。大外枠ということで無理をさせず中団後ろからの追走。道中は外を回るレースとなったことが影響したのか、2周目に入ってからはズルズルと後退。勝負どころからは完全に置かれて圏外に。11着に惨敗した。
 今年最初の騎乗で期待が大きかったが、残念な結果となってしまった。道中外を回った影響かどうかは分からないが、2周目からは全くレースになっていなかった。敗因は良くつかめないが、平地力はあるので、次での巻き返しに期待したい。
17(土) 京都 8R 牛若丸ジャンプS サンダーホーラー 11着
 スタートはやや頭を上げたが、マズマズのスタート。最初の障害で3番手に浮上。先行集団でレースをしていたが、踏み切りが遠い障害などもあって2周目からは追走に苦しみ、向正面からは前と離されて後退していった。11着敗退。
 昇級初戦だったが積極的なレースはできていた。ただ、前走を見る限り阪神コース向きで、勝負どころからはついていけなくなった。スピードはあるので、スタミナ強化が鍵になりそうだ。
18(日) 京都 4R 障害未勝利 スズカニール 競走中止
 道中は中団前の好位を追走。なかなかの手応えで進めていたが、2周目に入った直後の3号障害飛越後にズルズル後退。外傷性左前屈腱断裂を発症して競走中止。
 初障害2着の関東馬に騎乗。テン乗りだったが、上位進出まで期待できそうな馬だっただけに残念な結果となった。
25(日) 京都 4R 障害未勝利 カブリオール 13着
 スタート良く、最初の障害をきれいに飛越して先手を奪う。ややハイペースだったが、スムーズな飛越を見せて先頭を走っていたが、2周目の向正面から一気にスピードダウン。そこからは抜かれていく一方で、終わってみれば大きく離されての大差負け。
 飛越は良かったが、2周目の向正面でピタリと止まった。一杯になるには早すぎる止まり方だった。どちらかというと馬がレースをやめてしまった感が強い。飛越自体は巧い部類なので、最後まで息が持てば巻き返す力はありそうだが。
31(土) 京都 4R 障害未勝利 メイショウクレスタ 11着
 スタートは普通ぐらいだったが、飛越が慎重なのか1周目で馬群から離れた後方に置かれてしまう。あとはなだれ込んだだけで、見せ場なく11着に敗れた。
 離れた後方からついていっただけで終わってしまった。飛越が上達しないと苦しいか。
2月
 8(日) 京都 4R 障害未勝利 マンノダイヤモンド 5着
 スタートは普通ぐらいだったが、あまり行き脚がつかず中団後ろから。2周目の向正面で徐々に進出、最終障害で4番手集団まで押し上げたが直線伸び切れず5着に終わった。
 行きっぷりが悪かったのか意識的に抑えたのかは難しいところだが、いつもの展開とは違ったものの最後は入着を果たし、次走の優先出走権はゲットした。どんな展開になっても掲示板にくる力はあるが、勝ち切るまでには足りないという今までと同じ印象はぬぐえない内容であった。
22(日) 京都 4R 障害未勝利 オートホーク 10着
 スタートでダッシュがつかず後方から。終始後方のままで、あまり見せ場なく10着に敗れた。
 ついて回るだけの展開だったが、徐々に飛越が安定してきて最後までレースができていた。着順ほど負けておらず、2走目で一変はあるかも。
28(土) 阪神 4R 障害未勝利 マンノダイヤモンド 6着
 スタートはマズマズだったが、あまり行き脚がつかず中団から。序盤ゆったりとした流れだったこともあり、ペースが上がると追走だけ出て一杯の状況。最後はいつもながら詰めきれず6着に敗れた。
 ここ最近は行き脚がつかなくなって先行するのも厳しい状況。また、詰めの甘さは相変わらずで、着順・着差以上の力差を感じてしまう。
3月
 1(日) 阪神 4R 障害オープン メイショウラダック 5着
 スタートはマズマズ。最初の障害後、3番手につけて追走。序盤はゆったりと流れていたが、たすき過ぎで一気にペースアップ。そこからはついていくことはできたが、最後まで前に差を詰めることはできず5着に敗れた。
 道中の飛越は、久々の障害戦ということもあって雑なところも目立っていた。オープン昇級後は最後息切れをするレースが目立っていたが、今回は最後まで踏ん張っていたので、そのあたりは成長を感じたが、直線で差してくるような競馬ができるまでに成長しない限りはオープンでは今後も厳しいだろう。
 7(土) 阪神 4R 障害未勝利 タキオンシチー 12着
 スタートからダッシュ良く先団に。序盤はマズマズの飛越で先頭争いをしていたが、勝負どころからはペースについて行けず、最後は一杯になって大敗した。
 短距離先行馬における初障害戦の典型的なレースとなった。序盤はスピードに任せて先団にいるが、最後は息切れしての惨敗・・・。次に変わり身を期待したいが、一変まではどうか。
15(日) 阪神 2R 3歳未勝利 メイショウパフィン 14着
 中団から進むも直線では一杯に。14着に敗れた。
 完敗。馬体減も響いたか。
15(日) 阪神 4R 障害未勝利 トロピカルクイーン 2着
 スタートは良く、最初の障害で行き脚がついてスッと3番手に。道中もスピードが鈍らず、軽快な飛越でレースを進めると、順回りの向正面で2番手に浮上し、離れた前を1頭だけが追いかける展開。最終障害後に逃げるリノーンランプの直後まで追い上げたが、直線で逆に突き離され2着に敗れた。
 久々の障害戦を考えれば、内容としては十分の2着であった。障害初戦で見せた軽快な飛越を今回も見せてくれた。最後は息切れしたが、時計的にも優秀で、さらに上積みが見込めそうな次走は確勝級だろう。今年の初勝利が見えてきた。
21(土) 阪神 4R 障害未勝利 オートホーク 7着
 序盤は一団の後方から。順回りに入ってから徐々に進出。最終障害で中団まで順位を押し上げたが、最後は前と同じ脚色に。7着に敗れた。
 前走よりも行き脚がついて、レースぶりが上達していた。次はさらに上が目指せそうな内容だった。
22(日) 阪神 4R 障害オープン メイショウラダック 2着
 今回は序盤から行き脚がついてスッと2、3番手をキープ。道中の飛越は抜群に巧く、逃げるテイケイプリオールを見ながらのレース。最終障害で前3頭が並んで直線では叩き合いに。先に抜け出したヤマカツジェットを外から追い詰めて馬体を接してのゴール。写真判定の結果、ハナ差の2着惜敗。
 前走から行き脚が一変、序盤から楽に2、3番手。ややペースは速かったが、それでも楽に追走していた。結果的には、直線入口で挟まって外へ出すわずかなロスが勝負を決したが、勝ちに等しい内容で、ようやくオープンでも通用するということを示してくれた。これからが楽しみだ。
29(日) 阪神 3R 障害未勝利 ツアーデフォース 4着
 序盤から行き脚がついて3〜4番手をキープ。順回りに入ると前の馬をあっさりと交わして先頭に。飛越もスムーズで押し切るかに思えたが、最終障害で内から一気にハストラングに交わされると、差し返す力が残っておらず、差し馬にも交わされ4着に敗れた。
 最終障害で一気に抜き去られて前2頭には突き離されたが、3着争いには最後までしぶとく食い下がっていた。上積みが見込めそうな次走はかなりチャンスは大きそうだ。



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