いまむら騎手 / 2006年・10月〜12月 |
10月 | ||||
1(日) | 中京 4R | 障害未勝利 | リバースプライト | 7着 |
序盤から先団でレースを進め、勝負どころでも何とかついていってはいたが、4コーナーから過ぎで力尽きた。最後伸び切れず7着に敗れた。 | ||||
先週のシゲルフドウカブと位置的には同じようなレースだったが、この馬は飛越が実に安定していた。最後は息切れしてしまったが、レース慣れしてくれば前進がありそうな手ごたえをつかめられたレースとなった。 | ||||
7(土) | 京都 4R | 障害オープン | サイファ | 10着 |
序盤は先行集団の後ろにつけ、これまで以上にスムーズに追走していたが、勝負どころからはスピード不足もあって後退。10着に敗れた。 | ||||
着差ほど負けていないし、最後も大きくはバテてはいないが、スピードで見劣る感があり、京都コースはやはり向いていないように感じた。 | ||||
14(土) | 京都 3R | 2歳未勝利 | ターフギムレット | 12着 |
見ていないので分からないが、中団バテて後退、ブービー負けという内容。 | ||||
芝に戻っても踏ん張れなかった。現状で力不足。 | ||||
14(土) | 京都 4R | 障害未勝利 | ポジションワン | 7着 |
スタートでわずかに遅れて序盤は中団から。前2頭が飛ばす中、徐々にポジションをあげていき、2周目に入ってからは前を見ながらの絶好のレース展開に見えたが、直線に入ると息切れ。最後はやや一杯になって差し馬の強襲にあって7着に敗れた。 | ||||
レース自体は完璧に近いものだったが、最後伸び切れなかったのはスタミナ不足と言わざるを得ないようだ。障害4戦ともに最後の直線でバッタリ止まっていることからもそのことがうかがえる。こういうタイプは障害で大成することは難しい。 | ||||
21(土) | 京都 4R | 障害未勝利 | エイコーンリング | 4着 |
序盤は前を見ながらの追走。1周目で徐々にポジションを上げ、2周目の向正面ではいい手応えで先団に並びかけ、3角過ぎでは後続を振り切って単騎先頭。最終障害後は押し切るかの感じはあったが、直線でバッタリ。4着に敗れた。 | ||||
飛越が抜群にうまく、初障害とは思えないぐらいの安定感があった。3角過ぎでは後続をちぎるのではないかというようなレースぶりだったが、最後まで脚が残っていなかった。とは言え、見せ場たっぷりで内容は良く、次走はさらなる前進が期待できそうだ。
ただ心配なのは、レース後の地下馬道で心臓発作と熱中症が原因で倒れたとのこと。何とか一命は取りとめたようだが、回復には時間がかかりそうとのことで、元気な姿で復帰してくれることを祈りたい。 |
11月 | ||||
4(土) | 京都 4R | 障害未勝利 | リバースプライト | 5着 |
序盤で行き脚がつかず、後方から。それでも徐々に前との差を詰め、2周目に入るところでは前の集団に追いつき、勝負どころでも崩れず押し上げ、最終障害後に一瞬伸びかけて見せ場を作ったが、もうひと伸びに欠け、5着に終わった。 | ||||
やはり前走は度外視して良かったようだ。行き脚がつかず序盤は後方からのレースだったが、飛越が安定しており、2周目から徐々に進出して5着まで押し上げた。序盤でもう少し前につけられることはできそうなので、次走は展開次第ではあるが期待できそうだ。 | ||||
12(日) | 東京 4R | 障害未勝利 | クルワザード | 1着 |
最内枠から序盤やや追っ付けて3番手から。前2頭が飛ばしていたが、道中はじっくり構えての追走。飛越は無難で、2周目の3角手前からスパート。最終障害で2番手に上がり、直線入口で先頭。最後は粘るクロコアイトを振り切って1.3/4馬身差の完勝だった。 | ||||
乗り替わりで初騎乗だったが、前走の消極的なレースから一変して3番手につけられた時点でかなりやれそうな感じだったが、勝負どころから前を捕らえ、直線入口で先頭に立って押し切る横綱相撲のレースができたことはやや驚き。見事に1番人気に応えた。最内枠ということもあり、内々をロスなく走らせたソツのない好騎乗も目立っていた。飛越は安定しているが、ただオープンで即通用とまでは・・・。 | ||||
18(土) | 京都 4R | 障害未勝利 | リバースプライト | 3着 |
前走よりはやや行き脚がつき中団を追走。道中はじっくりと内々を追走。2周目に入り先団に取り付き、勝負どころでもじっくりかまえ、最終障害後は手ごたえ良く内から抜け出しを図ろうとするも4コーナーで前をカットされる不利。直線で差を詰めるも伸び切れず3着に敗れた。 | ||||
前走同様、飛越は実に安定していた。レース運びも内々をロスなく追走し、最終障害後に内から追い出しに入ったところで前が詰まる不利。最後までこれが響いて伸び切れなかった。振りさえなければもっと際どいレースになっていただけに残念な結果となった。とは言え、レースを重ねるごとに内容は良くなっており、相手次第ではあるが次走で何とかなりそうだ。 | ||||
25(土) | 京都 4R | 障害オープン | シゲルフドウカブ | 競走中止 |
スタート良く、序盤は先行集団から。2周目に入ってからも好位をキープしていたが、勝負どころの向正面から徐々に遅れだし、3コーナーで故障発生・・・・・・。 | ||||
飛越は安定していたが、勝負どころから行きっぷりが悪くなり、3コーナーで故障発生。馬を止めながら最終障害を飛越する姿が最後となってしまったのは非常に残念である。今後の期待が大きかっただけに・・・。ご冥福を祈ります。 | ||||
26(日) | 京都 4R | 障害未勝利 | ノーブランド | 10着 |
スタートでやや遅れ後方から。ゆったりレースは流れていたが、飛越は安定しており後方ながら流れに乗って追走できていた。2周目の2コーナー過ぎから一気に上がっていこうとするが、そこからペースが上がって追走手一杯に。最後は息切れして10着に敗れた。 | ||||
前半スローで後半早い流れでレースが流れた分、勝負どころからついていけなくなってしまった。最後は休み明けでもあって息切れして一杯になってしまった。次走で一変はありそうだが・・・。 |
12月 | ||||
2(土) | 阪神 4R | 障害未勝利 | ヘキレキ | 3着 |
序盤は先団のうしろにつけて追走。タスキ過ぎで3番手に浮上し、向正面で2番手に浮上。最終障害後に前を捕らえにかかったが、直後にいたオースミサムソンに差され、前にいたスリーオペレーターに突き離されてしまい、結局3着に終わった。 | ||||
初障害であったが、飛越は無難で危ないところはほとんどなかった。最後は経験馬との差が出てしまったが、一杯になるわけでもなく3着に踏ん張ったのは評価できる。1度使ったことで、次走は更なる期待ができそうだ。 | ||||
9(土) | 阪神 8R | 三木HLPジャンプS | クルワザード | 1着 |
スタートはマズマズであったが、無理に行かず控える形。序盤はバラついた馬群の後方を追走。正面の3つの障害で内からジワジワ差を詰め、タスキでは中団まで浮上。しかし、順回りに入ってペースが上がるとやや置かれ気味になり追走に手間取ったが、内で1頭落馬してごちゃついたことも味方し、3〜4コーナーで大外から一気に押し上げて先頭に立って直線へ。最終障害を無難に飛んで抜け出すと、最後追ってきたラブアフェアーを抑えて押し切った。 | ||||
昇級戦で900mの距離延長と未知な面も多かったが、勝負どころで大外を回って4角先頭から押し切った内容は決してフロックといえるものではないだろう。ただ、落馬した馬に巻き込まれなかったことで恵まれた面も否定はできないが・・・。(実際のところ、タスキで内に入れられなかったことが勝因の一つになったのは幸運であったかも。)
それにしても、飛越自体が実に安定しており、全く危なげはなかった。それゆえに最後までしっかりとした脚が使えるスタミナにつながっていると思う。距離面では全く不安がないことが分かったし、飛越も全く問題ないことから、来年の重賞戦線での活躍が非常に楽しみとなった。今後も期待大!! | ||||
10(日) | 阪神 4R | 障害未勝利 | ベルゲン | 1着 |
スタートで出遅れ後方から。しかし、正面の連続障害で中団まで押し上げると、タスキ過ぎでは内からスルスルと2番手に浮上。順回りの最初の障害過ぎであっさり先頭に立つと、あとはロスなく立ち回り、最終障害を先頭で飛越すると、直線入口で一気に後続を突き離した。最後は断然の1番人気に推されていたカノヤバトルスターに差を詰められたものの内容的には完勝。昨日と同じような結末で土日連勝! | ||||
休み明けでやや太め残りの馬体ではあったが、休みなく頑張っていた春〜夏シーズンよりリフレッシュしていたようで、今回のレースはほぼ完璧なものだった。最初の出遅れを除いては。見ていて明らかだったのが、他馬との飛越の差。特に先頭に立った向正面では飛越するごとに詰められた差を広げる感じであった。最後の直線での早めに差を広げて押し切ろうとする作戦は、夏シーズンに惜敗を続けていたことで得たものが大きかったのではないかと思う。
土日勝利、ともに本命馬ではない伏兵馬での連勝は価値のあるものと言えるだろう。これで今村騎手も通算30勝を達成。来年の更なる活躍が期待できそうだ。 | ||||
24(日) | 阪神 4R | 障害オープン | サフランブリザード | 7着 |
序盤は控えて中団から。タスキ過ぎあたりから徐々に先団に上がっていこうとするもペースが上がったところでついていくのがやっとの状況。最後もしぶとく食い下がっていたが7着に終わった。 | ||||
初騎乗。ここ最近は控える競馬をしていたが、今回も中団から。結果的には中団ままに終わったが、力は出し切れたと思う。この馬の実力からオープンではここまでだと思うが・・・。 | ||||
24(日) | 阪神 11R | サンタクロースS(1600) | ビッグホワイト | 18着 |
行き脚がつかず後方から。ロスなく内目を回って、直線でも内をついてきたが伸びきれずシンガリ負けに終わった。 | ||||
初の準オープン騎乗。ダート向きの馬で芝のスピード競馬ではやはり通用しなかった。ダートでも準オープンではやや苦しいかも。 |