いまむら騎手 / 2006年・4月〜6月


4月
 1(土) 阪神 4R 障害未勝利 マンオブレジェンド 12着
 後方から。終始後方。ついて回っただけの完敗。
 時計は詰まっているが、レースでは後方を何とかついていっているだけ。今後も苦戦必至か。
 2(日) 中山 4R 障害未勝利 ゴールドデビルマン 7着
 道中は後方から。レベルの高い先行集団からかなり離れたのレースとなった。最後はバテた馬を交わしての7着だった。
 レコード決着となって、この馬の出番は全くなかった。5−6着間に5秒近くの差があり、上位との差は着順以上に大きかった。
 8(土) 阪神 4R 障害未勝利 ポジションワン 8着
 スタートダッシュ良く、2番手を追走。終始2番手でレースを進めていたが、勝負どころの2周目の3コーナーあたりからスルズル後退。最後は一杯となり8着に敗れた。
 前走と展開的には同じだったが、勝負どころからの脚色は鈍く、スタミナ不足を露呈した形である。しかし今回は、前走の遠征疲れもあってデキも一息だったようで、馬体回復なれば、スピード馬有利の京都or中京で巻き返せるはずだ。
15(土) 阪神 1R 3歳未勝利(牝) ファイブウィンディ 15着
 スタートは並だったがダッシュがつかず置かれてしまい、結局は何もできず最下位入線。
 初出走ということもあったが、全くレースにならなかった。今年初の平地騎乗だったが、見せ場も何もなかった。今回は仕方ない。
22(土) 東京 4R 障害未勝利 エーケーロイヤル 12着
 スタートは普通。ややかかり気味に上がっていって先頭に立ってレースを進めたが、2周目に入るとスピードが落ち、3角で早々と一杯に。12着に大敗した。
 初障害では期待されながらの惨敗だったが、立て直されての再出発ということで改めて期待したものの結果は惨敗。飛越もやや不安定でスタミナにも不安を残す結果となってしまった。
23(日) 京都 4R 障害未勝利 マルブツトルネード 5着
 序盤は中団よりやや後ろにつけていたが、2周目に入ると4、5番手に浮上。しかしそこからは前との差がなかなか詰まらず、最後も伸び切れず5着に敗れた。
 うまく脚をためながらのレースはできていたが、勝ち切るまでの決め手もなく5着になだれ込んだ形となった。水濠で水しぶきが上がったがそんなに影響もなかった。ここ最近はようやく安定したレースができるようになった感もあり、脚質などから中京ならばもっといい勝負ができそうにも思う。
23(日) 京都 5R 3歳未勝利 セントレアボス 9着
 レースは見ていないので詳細分からず・・・。すみません。
 先行してしぶとく粘っていたようだが・・・。もうひとつ着順を上げてくればOKだったのかも。
30(日) 東京 4R 障害未勝利 ドローアウター 9着
 スタートはマズマズだったが、流れに乗れず後方から。2周目から徐々に差は詰めてきたものの、最後は伸び切れず9着に敗れた。
 飛越がやや高く着地も不安定。勝負どころからは飛越がスムーズになってきたものの、最後まで脚が残っていなかった。
5月
 7(日) 京都 4R 障害未勝利 ビッグファントム 2着
 スタートはまずまず。最初の障害でスッと先団までつけ、スムーズに追走。内々をロスなく追走し、2周目で2番手まで浮上。その後も手応えは残っていたように思ったが、直線では勝ち馬に逆に突き離されて2着に終わった。
 飛越は前回よりやや不安定に見えたが、心配するほどではなかった。内に入れてロスなく立ち回った騎乗ぶりは良く、最後の直線で交わせそうな感じだったが、最後で突き離されてしまった。逃げたスリーブラボーが全くつつかれない展開になったことと、ちょっと間隔が開いた影響で息切れしてしまったことが考えられるが、最後もう一押しが足りない印象も残した。しかし、未勝利では力は上で、次走中京で勝ってくれると信じたい。つうか、勝ってください、お願いします、ぜひとも!
13(土) 京都 9R 京都ジャンプS(GV) エイシンペキン 12着
 スタートは普通だったが、マズマズの行き脚で先団を追走。三段飛びも無事にクリアして好位を進んでいたが、2周目に入ってからはやや息切れ気味となり後退。12着に敗れた。
 重賞ではやや荷が重いと思われていたが、最後は力の差が出てしまったようだ。どちらかといえばスピードタイプなので不良馬場がやや応えたのかも。
20(土) 中京 2R 3歳未勝利 ハーベストターフ 16着
 行き脚が鈍く後方から。4コーナーで一瞬上がっていけそうな感じではあったが・・・。惨敗。
 2歳時からの成長はあまりなく、今回も完敗。能力的な見劣りは否めない。
21(日) 中京 4R 障害未勝利 マルブツトルネード 3着
 スタートはわずかに遅れたが、行き脚がついて中団前から。最初の障害が巧く、3番手に浮上。前を見ながらの絶好位から進め、向正面で2番手に浮上して前を追ったが、逃げたサフランブリザードとぴったり後ろを追走していたランドブラザーが3角で抜け出すと、あとは離れるばかり。しかし、最後まで懸命に粘り、やや一杯になりながらも何とか3着は確保した。
 最初の飛越が良くてリズムに乗れたことで、好位からレースが進められたことが好走の要因となった。3角では前に差をつけられた時にやや深追いをした分、最後は息切れしたが、どう頑張っても3着という結果は変わらなかっただろう。勝ちを意識して積極的なレースをしてくれたので、騎乗ぶりには満足しているし、力を出し切った結果と言える。それでいて3着という結果から、決め手に欠く面は露呈されてしまったか。
28(日) 中京 4R 障害未勝利 ベルゲン 2着
 スタートはあまり良くなかったが、徐々に上がっていき、最初の障害後に先頭に立つと、内に入れて経済コースを単騎で進む展開となった。飛越も良く、たすきコースを無難にこなして順回りに入っても、2番手以下を引き連れてレースを進めた。向正面では前3頭が抜け出し、3コーナー過ぎからは前2頭が後続を引き離していき、一騎打ちとなった。しかし最終障害後に、ベルゲンをずっとマークして進む形となったヤマカツブルックスが楽々と抜け出し、最後は引き離されての2着という結果となった。
 落馬の影響が心配されたが、全く問題はなかった。最初の障害をスムーズに飛んで一気に先頭を奪う積極的なレース運びは、この馬のこれまでのレースと一変したが、道中も手応えは良さそうだったので結果的には間違っていなかったように思う。最後は追う方の強みが出た格好で、力は十分に出し切ったと言えるだろう。次も乗せてもらえるようならば、勝てそうだが・・・。
6月
10(土) 東京 9R 東京ハイジャンプ(GU) ブルーアルパイン 5着
 スタートはいつもに比べればマズマズ。最初の障害までに行き脚がついて3番手に浮上。正面に向くと自然とハナに立つ流れ。その後も先頭をキープし続けたが、2周目の3、4コーナー中間の障害で勝ち馬に並ばれ、最後の障害まで踏ん張っていたが、最後の脚比べでやや一杯に。5着に敗れた。
 デキはマズマズだったようだが、完調とまでは行っていなかったようだ。序盤から行き脚がついていたが、気分良く行き過ぎてしまったようだ。この馬が唯一複勝圏を外れたレースほど掛かってはいなかったが、レース展開としては同じような感じだった。最後は力負けの形となったが、休み明けとマークされる展開を考えれば健闘と言えよう。飛越は相変わらず巧かったが、休み前の抜群の飛越の巧さと比べるとほんの少しだけ着地が不安定だった気もした。1度使ったことで、次はじっくりと行けるだろうし、飛越もさらに安定してくるはず。使われて調子が上がってきそうなだけに、次は大きく変わりそう。
11(日) 中京 4R 障害未勝利 マルブツトルネード 10着
 スタートはマズマズだったが、前走ほど行き脚がつかず中団よりやや後ろを追走。そしてタスキに入っての最初の障害でバランスを崩し後退。その後も不安定な飛越を続け、見せ場なく惨敗した。
 結果的には馬場悪化がマイナスとなったようだ。先団につけられず飛越もバラバラ。レースにならない惨敗だった。2号障害でバランスを崩したのと連戦の疲れだけが敗因とは考えづらいが・・・。
18(日) 京都 4R 障害未勝利 シロキタスピード 11着
 スタートは普通で最初は行き脚がついて前につけていたが、徐々に後退。道中も何とかついていくだけで最後も伸びず11着に敗れた。
 2006年の3歳馬の中で、はじめて障害に出走する馬に騎乗。この時期での3歳馬はまだ古馬との実力差は否めない。平地力の差もあり完敗。
25(日) 福島 4R 障害未勝利 ベルゲン 4着
 スタートは若干遅れたが、問題はない。タスキ前で先団につけると、順回りに入ったところでは2番手に浮上。向正面で早め先頭に踊り出たが、それからは目標にされ、直線入口で3番手に後退。最後もスガノグラスワンとの猛烈な競り合いに敗れ4着に終わった。
 早々と先頭に立ってマイペースで行けた前走とは違ったが、レースは今回の方がうまく進められたように思う。ただ、先頭に立った後の向正面2つ目の障害で飛越ミス。ここから勢いがなくなってきたので、この飛越が明らかな敗因と言えよう。最後は差し返す粘りを見せていたのは次走につながるが。



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