いまむら騎手 / 2002年・1月〜4月


1月

 6(日): エリモロマンス(障害未勝利)は抽選除外。
13(日): 今年最初の騎乗はエリモロマンス。今回が2回目の障害戦となる。前走は前2頭がスピード任せのレースをして押し切る展開となったものの、しぶとく詰め寄って3着を確保した。 2走目で上積みを見込めるレースとして注目された。しかし、レースでは序盤から掛かりぎみに行ってしまい、最後はやや息が上がってしまい6着に敗れた。 除外の影響でやや間隔が開いたのが痛かった。あと、相手も若干強かったこともあり力を発揮できなかった。これにめげず今年も頑張ってもらいたい。
14(月): ハッピールドルフ(牛若丸JS)は抽選除外。
20(日): 初障害のメジロチャービルに騎乗。レースでは後方ままに終わり、見せ場なく10着に敗れた。だが着差ほど差はつけられておらず、最後の伸びもまずまずで次走前進に期待したい。
26(土): ギルデッドエージに騎乗。これまでの成績が示すように良績が阪神に偏っているため京都でどういうレースを見せるか注目していたが、順まわりの京都コースではスピードについていけず、 追走手一杯のまま9着に敗れた。阪神開催まで待ちたいところだ。
27(日): エリモロマンス(障害未勝利)は抽選除外。

2月

 2(土): 除外明けのエリモロマンスに騎乗。前走は掛かり気味に行って最後失速したが、勝ち馬の時計も速くレベルが高かった。 前走と同じレースを走った馬がおらず、時計面では全く見劣っていないこともあり大きな期待を寄せていた。問題は折り合いが付くかどうかだったが、序盤からスピードの違いでハナに立ったこともありソコソコ落ち着いてレースを運んでいた。 2周目に入ると2番手との差を離しての単騎逃げになり、そのまま押し切るかに思えたが、4角で後続に押し上げられ、直線でクラフティゴールドに差されてからも懸命に食い下がっていたが、最後はややハイペースになったのがたたって伸び切れず3着に敗れた。 とは言え、勝ち馬との差もなく、道中スタミナがためられるようなレースぶりができれば、次にでも勝ち上がれそうではあるが・・・。
 3(日): メジロチャービル(障害未勝利)は抽選除外。
 9(土): 淀JS・ギルデッドエージに騎乗。レースでは前走同様、追走手一杯で全く見せ場なく12着に惨敗した。京都での敗戦は忘れて、阪神で一変といきたいところだ!
10(日): メジロチャービルは序盤からずっと後方を追走。結局最後まで差を詰めることができず、直線でバテた馬を交わしただけの7着に終わった。 もう少しレースを積んで楽に追走できるようになれば、最後の脚はまずまずしっかりしているのでチャンスはありそうだが・・・。
17(日): ソルデルペルーに初騎乗。前走の落馬の影響が心配されたが問題はなかったようで、前々走のレースぶりが評価されて3番人気に支持されていた。 序盤からやや行きたがったのもあって前々でレースを進めていた。2周目に入って単独2番手に上がり、前を追っていったが、直線で逆に逃げていたマヤノコンチェルトに突き離され、残り200mで一杯になって失速。 最後は差し馬2頭にも交わされて4着に終わった。レースぶりは上々で次走以降が期待されるところだ。が、脚をぶつけて放牧に出されたそうで・・・。
23(土): 今年初の平地騎乗依頼があり、1日2騎乗。5Rではギルデッドエージが得意の阪神で巻き返せるか注目していたが、前走同様行き脚が付かず後方から。最後まで追走手一杯のまま見せ場を全く作れずの12着に終わった。 オープンの壁は厚く、突破はかなり困難である。10Rの須磨特別・インパルシブパワーに騎乗。この馬は今回が昇級緒戦だが、53kgの軽ハンデに逆転の望みをかけていた。道中は内目を進み、直線入口では外の馬と接触しかける場面もあったが恐れることなくコーナリングができるようになった今ではそんなことは苦にせず、 最後はなかなかの伸び脚を見せて6着まで突っ込んできた。次はもっと見せ場の作れるレースができるはずで、次走も騎乗してくれることを願いたい。。
24(日): エリモロマンスに騎乗。前走内容から、今回も積極的なレースができるようであれば、かなりチャンスだと思っていた。が、なぜか最初の障害から行きっぷりが悪く、中団からのレースとなり、さらに勝負どころでやや一杯となり後退し、結局は何もできないまま9着惨敗に終わった。

3月

 2(土): 3R・3歳新馬、タイセツナオモイに騎乗。スタートはまずまずで中団を追走、最後は後方でそれなりの伸びを見せて7着まで押し上げた。だが、次走に繋がるかは疑問だ。5Rのタガジョーゴールドは初障害。終始後方ままで全く見せ場なく11着に敗れた。
 9(土): メジロチャイブに騎乗。休み明けではあったが、未知の魅力もあって思った以上に人気になっていたが、スピード不足で見せ場なく惨敗した。
10(日): エリモロマンスに騎乗。前走から相手が弱化され、バラけた人気の中で2番人気に支持された。ポイントは最初の障害まで距離が短いので、いかに巧くさばいて先手を取れるかであったが、最初の障害のあとに被せられて中団からのレースを余儀なくされた。 こうなるとこの馬の持ち味が全く生かされない。中団のまま最後まで前との差を詰められず7着に敗れた。最初の障害まで結構距離のある中京開催あたりで一変するのを待つべきなのか・・・。
17(日): 1R・マチカネワレコソワは後方ままの11着。12Rは一昨年の福島でデビュー勝ちさせたギブアンドテークの復帰戦に騎乗。スピードがあり、条件的にぴったりのダート1000mならいきなりチャンスかと思われた。が、スタートで躓いて中団からのレースを余儀なくされ、 勝負どころで一杯に。結局期待外れの13着に終わった。
23(土): タガジョーゴールドに騎乗。前走以上に追走に手を焼き、14.2秒遅れの12着に敗れた。
30(土): 初障害のシルクブリザードに騎乗。どこにいたんだろう? 結果的に9着に敗れていた。
31(日): ギルデッドエージに騎乗。道中は後方を進み、前とは大きく開いた位置でレースを進めた。最後はまずまずの伸びを見せていたが、前との差はほとんど詰まらなかった。得意の阪神でこのレースぶりでは、この馬の今後に希望を持つのはちょっと・・・。

4月

 6(土): 初障害・ヒミノシェーバーに騎乗。バラけて離れた後方を進み、最後まで見せ場のないまま惨敗。この馬に期待するのは酷かも・・・。
13(土): 中山GJ・ギルデッドエージに騎乗予定も抽選除外。
14(日): 2騎乗。5R・シルクブリザードは休み明け2戦目で馬体も絞れて前進気配はあったが、行き脚付かず後方からのレースとなり、最後はジリジリと伸びを見せたが8着までにとどまった。わずかながら良化気配で、次走はもう一歩前進が見込めそうだが・・・。 7R・ジャストマイタイプも離れた後方からのレース。最後も伸びず見せ場なく15着に惨敗した。
21(日): メジロチャービルに騎乗。中団から進めたが、前との差が詰まることなくそのままなだれこんでの6着に敗れた。少し間隔が開いていたが、まずまずのレースぶりを見せた。勝ち切るには難しそうだが。
27(土): シルクブリザードに騎乗。いつもどおり中団やや後ろからのレースとなったが、最後は差を詰めて8着まで押し上げた。時計的に着順ほど負けておらず、徐々に良化傾向にはあるようだ。


騎乗結果&短評
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