いまむら騎手 / 2000年・5月〜8月


5月

 14(日): アタックバイオに騎乗。終始離れた後方からのレースで追走するのが精一杯。最後わずかに8着馬に差を詰めるまでの9着に敗れた。まあ仕方ないところか。
 21(日): ショウザンリキオーに騎乗。パドックでは西谷騎手と談笑?していたようだったが、カラ余裕だったようで最初の障害飛越時に左足のアブミが外れリズムに乗れずじまい。 結局大差負けのシンガリ8着に終わった。過去の騎乗馬が2頭(メイショウモノノフ、タマノゾミ)いたが、ともに先着を許すという物足りない結果となった。
 28(日): スターペスシローに騎乗。調教から飛越も巧く、初障害ながら5番人気の支持を受けた。序盤は2、3番手を追走していたが、2コーナー過ぎで息切れ。 最後までそれなりに頑張ってはいたが、8着に終わった。

6月

 3(土): シルクシャイニング騎乗のため東京へ遠征するも、全く見せ場なく惨敗した。
 4(日): ショウザンリキオーに騎乗。1周目の3コーナーでかかり気味に先頭に立ち、4馬身ほどの差をつけたがタスキの障害から前走同様下がって行き、 向正面の3連続障害で突き離され、最後は一杯。9着に大敗した。
 10(土): 前走は、期待に応えられなかったスターペスシローに騎乗。今回は行く馬もおらず、先手を奪える組み合わせだったがタスキあたりであっさりと先頭を譲ると、 あとは前と離される一方。結局最後は勝ち馬から14.5秒離されての8着シンガリ負けに終わった。
 18(日): 初障害馬・トレンディーバトーに騎乗。初障害であったが、調教で好時計をマークし、平地力もあることから4番人気に支持された。 最初の障害を何とかクリアし、やや掛かり気味ながら先頭集団まで押し上げた。しかし、正面の1つ目の障害でバランスを崩して落馬。最近の騎乗馬から考えると、 今回は上位に顔を出すチャンスもあっただけに期待外れの結果となってしまった。
 24(土): 約1年ぶりの実戦となるスリータイクーンに初騎乗。休養前は上位争いまでしていた馬で、結構期待できる馬だ。飛越が安定しており序盤から5番手に付けてレースを進めた。 2周目の向正面でペースが上がった時にやや追走に苦しんだが最終障害後にうまく内に入れて直線へ。勝ち馬には抜け出されたが、2着馬には一瞬並びかけるところまで肉薄しての3着と健闘した。 久々の今回を使われて次走の変わり身に期待がかかるが、果たして次も乗せてもらえるのかが疑問である。

7月
 22(土):  スリータイクーンで障害初勝利!!
 前走、休み明けでいきなり3着に好走したスリータイクーンに再び騎乗。スタートでやや後方に控えたが、飛越が巧く逆回りの1コーナーではうまく内に入れて4、5番手まで順位を上げていた。 順まわりになって正面の連続障害の2つ目の竹柵障害を飛越したところで内から何気に先頭、3つ目の水濠障害を飛んでリードが広がった。 1コーナーでやや外を回って内からナムラカインドに詰められたが、再び障害で突き離して3コーナーではリードが4馬身、しかし4コーナーの勝負どころでは平地力の差で詰められ最終障害でエイシンガイモンに並ばれ万事休すに思われたが、 最終障害で再び2馬身突き離す素晴らしい飛越を見せ、そのリードをぎりぎり守って1着ゴールを果たした。昨年の9月4日、キシュウトレビアンで勝って以来の3勝目を再びご当地の小倉で挙げた。 また、障害ではこれがうれしい初勝利だった。
 スリータイクーンの抜群の飛越力をうまく生かし切り、最後の直線での必死の左鞭連打も「絶対に勝つんだ!」という気迫がみなぎっていた。 平地力にはやや不安があるが、この馬のずば抜けた飛越の巧さが今後も生かせられればオープン、重賞での活躍も見込めそうだ。 とにかく、今年の初勝利を好騎乗で掴めたことはうれしい限りである。


 7Rのホーザンヒバリは惨敗。昨年同様九州産馬には縁があるのは鹿児島県出生の特権か(笑)? んなもんはない・・・。
5R・勝利のコメント
 3コーナーで先頭に立った時点では少し早いかなという気はしましたが、飛越がうまいし、スピードも十分ですからね。直線の短いコースというのも良かったと思います。

 29(土): 休み明けのメイショウヒグマに騎乗。全く見せ場なく14頭中の14着に終わった。14番人気を考えれば仕方がないところか。

8月

 12(土): ショウザンリキオーに騎乗。これまでのレースでは前に行って壮絶にバテるレースが続いておりスタミナ面での強化が要求されていた。 今回も馬任せで3番手からのレースとなったが、やはり最後までスタミナが持たず6着に敗れた。徐々にレース自体は良化しているのだが・・・。
 19(土): 障害2戦目のナリタクリスボーイに騎乗。道中は最後方からのレースだったが、順まわりの正面の3連続障害あたりから徐々に差を詰め、4角では前を射程圏に捕らえていたが、 最終障害で躓きやや後退。最後再び差を詰めるも4着までだった。前走を考えれば今回の内容は悪くなく、次につながるものだった。
 26(土): 1R・3歳未勝利、ホーマンヒバリに騎乗。圧倒的8番人気どおりの走りで追走手一杯。何もできぬままシンガリの8着に終わった。
 27(日): 障害未勝利・エムテゴールドに騎乗。離れた後方から進み、最後は5着争いの一角まで追い上げたが、わずかに届かずの7着に敗れた。見せ場はほとんどなかった・・・。


騎乗結果&短評
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