過去5年の傾向


(1)前走
 京都JS組が6連対、連対率6割(3−3−0−4)と抜群の成績。唯一連対馬のなかった2002年は前走京都JSの馬がいなかったので、出走してくれば毎年連対していることとなる。 対して、東京OP組は1勝のみ。その1勝は別定SSオープンを勝ったロングランニングのみ。今年は中1週となるそのレースからの出走はなし。
 東京3100m組は大苦戦(0−0−0−10)。未勝利を勝ち上がって出走した馬も昨年2着したマイネルマルカートの1連対のみ(0−1−0−18)。 障害2戦目以降で前走未勝利を勝ちあがった馬も大苦戦(0−0−0−15)。4、5月中に出走していない馬(2か月以上休養していた馬)もやや苦戦(1−0−0−6)

(2)実績
 2勝以上の実績馬は3連対(2−1−0−4)。また、障害10戦以上している馬が6連対(3−3−0−9)。

(3)騎手
 前走からの乗替で連対したのは4頭。そのうち、3頭は未勝利を勝ったコンビに戻っての勝利で、あとの1頭はラム騎手。乗替はマイナスだが、未勝利勝ちのコンビならOKということが言える。 また、8頭がその騎手とのコンビで連対経験があった。

(4)人気
 1着馬の人気はそれぞれ(2,10,3,4,3)。2着馬の人気はそれぞれ(5,4,4,6,2)。1番人気の連対はなし(5着,13着,10着,3着,3着)。

(5)脚質
 逃げた馬の連対はなし。先行・差し脚質の馬で連対している。

 馬 名斤量騎 手性・歳収得賞金障害成績前 走(1)(2)(3)(4)(5)
ランドミラクル 60 北沢 伸也 牡・7 400 1-4-3-7 阪 12/10・オープン 12着 ×
ダンシンリボルバー 60 金子 光希 セ・6 400 1-5-0-10 東 4/29・オープン 12着 ×
ディバイドバイゼロ 60 村山 明 牡・6 400 1-1-1-5 東 4/29・オープン 8着 ×
カネトシプロスパー 60 出津 孝一 牡・5 400 1-0-1-8 京 5/13・京都JS 5着 ×
ビジネスサイクル 60 菊地 昇吾 セ・7 400 1-4-2-14 東 4/29・オープン 7着 × ×
コネクトフォー 60 林 満明 セ・6 400 1-0-1-2 中 3/25・ペガサス 10着 ×
マルブツトップ 60 熊沢 重文 牡・6 400 1-2-0-1 京 5/13・京都JS 6着 ×
マイビッグドリーム 59 小坂 忠士 牡・5 400 1-0-1-8 京 5/13・京都JS 8着
マイネルメッセージ 60 浜野谷憲尚 牡・8 400 1-1-2-5 東 4/29・オープン 3着 ×
テイエムサムライ 60 高井 彰大 牡・4 400 1-0-2-1 京 4/22・オープン 9着 ×
ハイヤーザンヘブン 60 宗像 徹 牡・5 400 1-2-1-1 東 5/6・未勝利 1着 ×
ライトパシフィック 61 大庭 和弥 牡・7 1850 2-2-6-14 新 9/3・オープン 9着
マイネルホライズン 60 山本 康志 牡・6 400 1-1-0-1 東 4/29・オープン 4着 × ×
エイシンボストン 60 西谷 誠 牡・4 400 1-0-0-0 東 4/30・未勝利 1着


【結論】
 マイビッグドリームが前走京都JSというローテーションとレース実績で一歩リード。一発あるかも。ライトパシフィックは休み明けがマイナスだが、実績断然で見逃せない。エイシンボストンは未知の魅力があり、昨年2着のマイネルマルカートと酷似する点が多く侮れない。 ただ、人気が予想されるマイネルホライズンは不安材料一杯。マルブツトップも乗替にやや不安はあるが、このレース2連対の熊沢騎手なら問題ないだろう。




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