レベル 4

コース、距離について



日本の障害競走施行競馬場は8場です。コース、距離については以下の通り。
(あまり自信がありませんので、間違っていたら指摘してください。)

(中 山)

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数
4100 芝中山大障害4:37.2シンボリモントルー11
3200ダート400万以下、オープン3:31.0キャニオンストーム10
2700ダート未勝利2:56.8パワークリント

 たすきコースの2つの大障害と、高低差のある坂(バンケット)が特徴である。障害数は少ない(バンケットは障害数に含まれていない)が、それぞれの障害の質が高い。 上り下りが多いため、スタミナが要求されるコースである。

(京 都)

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数
3930 芝京都大障害4:23.2リターンエース18
3170ダートオープン、400万以下3:28.4リターンエース14
2910ダート400万以下、未勝利3:11.2サムソンビッグ12

 大障害のみに使われる、3コーナーの内にある障害(ビッグスワン)が一番の特徴である。一見簡単に見えるが、馬にとっては距離感がつかみ辛いそうで、バランスを崩す馬が多い。 それ以外はたいして特徴的な障害はない。それなりに平地力も要求される。大障害以外なら、平地の短距離で活躍していた馬でも通用する。

(東 京)

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数
3300 芝東京障害特別(3:42.3)ノーザンレインボー14
3300ダートオープン3:36.8ハーバーシャンティ14
3100ダート400万以下3:21.5メジロファラオ14
2780ダート未勝利(3:04.9)ホッカイラモー12

 直線の連続障害が多いので、スピードを保てるリズムの良さが問われる。最後の直線も長く、平地力も要求されるので、スピードのない馬にとっては苦しいだろう。 また、98年春にたすきコースが廃止されたが、スタンド前の障害がカセット型(レースによって設置される障害が違うというもの)になって、東京障害特別では大竹柵が設置される。

(阪 神)

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数
3150 芝阪神障害S3:25.5ゴッドスピード12
3150ダートオープン3:26.2スガハラテンジン12
3000ダート400万以下、未勝利3:16.5マイネルガイスト11

 難易度の高い障害はあまりなく、飛越の巧さで勝負するタイプの馬は苦しいコースだ。未勝利戦については、他に比べて距離が一番長く、また、最後の直線が力のいるダートなので、 スタミナとパワーのない馬は勝ち上がり辛い。

(小 倉)

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数
2950 芝すべて3:10.9マイネルガイスト10

 ローカルの競馬場で唯一、ダートの内側に障害コースがある。最終障害からゴールまでそれなりに距離はあるが、先行した馬が有利である。 たすきコースを向こう正面へ向かって進むコースはここだけである。

(新 潟)

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数
2800 芝すべて3:00.5パワークリント

 行きは外回りを通り、帰りは内回りを通ってくる。ポイントはたすきコースの3つの連続障害だが、 他の置き障害同様、難易度はあまり高くない。

(中 京)

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数
2800 芝すべて2:59.0ホワイトマサル

 これらしい特徴はないコースである。向こう正面の3つの連続障害が他のローカル競馬場と違う点か。 直線での最後の障害でスピードが落ちないかどうかが最大のポイントかもしれない。

(福 島)

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数
2750 芝すべて(2:57.4)ネイビーダンサー

 このコースの特徴はたすきコースのバンケット。他の競馬場と異なり、上ってから下りるので少し違和感を感じる。 平地同様先行有利に変わりはなく、3角で置かれている馬に出番はない。
 → レベル 5

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