1999年1月〜3月


1月

植野騎手、障害初勝利!! (1/10・京都5R、未勝利)

 クラウドクロスに騎乗した植野騎手は見事に逃げ切り勝ちを収め、これがうれしい障害初勝利となった。 99年の障害初騎乗レースでいきなり勝利を挙げたことになる。


高橋康騎手、障害初騎乗! (1/10・京都5R、未勝利)

 マルカテンモンに騎乗した高橋康之騎手はこれが障害初騎乗。これからも積極的に参加してほしい。レース結果は、 最低人気に反発して6着に入る健闘ぶりを見せた。


相次ぐ除外馬!

 正月競馬の出馬ラッシュは平地だけでなく、障害にも影響を及ぼしている。牛若丸ジャンプS、未勝利戦合わせて10頭ほどの除外馬が出た。 障害競走へ参加する馬が増えてきていることと思いたい。


イブキカーリアン、騎手変更なし!

 障害出走4レース目にして、はじめて騎手変更することなくレースを迎えた。 ”騎手変更の女王”伝説!?にもようやく終止符が打たれそうだ(笑)。


瀬古騎手が負傷 (1/16・中山8R、中山新春ジャンプS)

 アルピニストに騎乗した瀬古騎手は第4号障害(竹柵)の飛越後馬の転倒とともに落馬。右鎖骨遠位端骨折、左足部打撲と診断され、全治2〜3ヵ月の重傷を負った。 翌日のレースは騎手変更となった。最近落馬負傷する騎手が多いのは気がかりである。早期の復帰を願いたい。


穂苅騎手が障害初騎乗! (1/23・中山5R、未勝利)

 1月23日の中山5Rの未勝利戦でライズノメに騎乗した穂苅騎手はこのレースが障害初騎乗。結果は11着だったが、翌日には京都の障害戦に参戦するなど積極的に参加する姿勢を見せた。 デビュー2年目の穂苅騎手の障害参戦が若手の障害騎乗への促進につながってほしいものだ。


常石騎手が障害初騎乗、上籠騎手は久々の障害騎乗!
(1/31・京都5R、未勝利)


 1月31日の京都5Rの未勝利戦でマルブツジャンプに騎乗した常石騎手はこのレースが障害初騎乗。3番人気に支持されたが、結果は7着。このマルブツジャンプが自厩舎の馬だけに今後もこのコンビでの参戦が続きそうだ。 また、ロングマルチに騎乗した上籠騎手は久々の障害騎乗。最低人気だったが、8着に健闘した。これまで障害では2勝を挙げている上籠騎手、これからも騎乗するのか動向が気になる。


1月リーディングは植野騎手!!

 1月31日の京都5Rの未勝利戦でオンエアに騎乗し、見事勝利をおさめた植野騎手は、クラウドクロスに次いで今年の障害2勝目を挙げた。2着、3着の差ではあるが、1月の障害リーディングジョッキーに輝いた。 昨年秋に障害初騎乗をして、今年初勝利を挙げたばかりだが、騎乗馬は将来性を感じさせる馬が多く、これからも期待できる騎手であることに違いはない。
2月

酒井浩騎手落馬負傷、全治1ヵ月
(2/13・京都5R、オープン)


 2/13・京都5Rのオープンでオーソリティーに騎乗し落馬した酒井浩騎手は頭部外傷、 顔面、左手打撲、鼻骨骨折で1ヵ月の安静加療が必要と診断された。


白浜騎手落馬負傷

 27日の阪神1Rでスタート直後に落馬した白浜騎手は負傷を負ったため、 同日の障害オープンなど騎手変更となった。ケガの容体については不明。
3月

2頭が障害の脇を逸走

 6日の阪神の未勝利戦のたすきコースの入り口にて、先頭にいたジュニアプリンスが外に膨れてしまい、必死に金折騎手が立て直し内にコースを向けると、 今度は急に内側に斜行し2番手にいたロングマルチと接触。障害を嫌がるジュニアプリンスはそのままロングマルチとともに5号障害の脇を逸走し、2頭はそのまま駆け抜けていった。 1コーナーで2頭ともに大外を回って馬を止めにかかっていた。もちろん2頭とも競走中止となった。


川合騎手が関西障害競走連勝!!

 6日の阪神の未勝利戦でキゼンラックで勝利を収めた鞍上の川合騎手は先週のエイシンフージンに次いで関西の障害戦を連勝した。 障害騎乗3年目にして、はじめての年間2勝。それも連勝となれば、大きな自信につながるだろう。


今井騎手、約1年半ぶりの連対!!

 7日の中山の未勝利戦でドミニカシチーに騎乗した今井騎手はセントラルサンダーに交わされたが2着を死守。 平成9年8月16日の新潟・未勝利戦、グレートジャーニーでの2着以来、約1年半ぶりの連対を果たした。


川合騎手が関西障害未勝利3連勝!!

 13日の阪神の未勝利戦でリンクローレルで勝利を収めた鞍上の川合騎手は先週のキゼンラック、先々週のエイシンフージンに次いで関西の障害未勝利戦を3連勝した。 3回阪神の未勝利戦を3連勝、今年のジャンプリーディングのトップに躍り出た。また、20日の阪神で一開催未勝利4レース総ナメの快記録に挑む。


今井騎手、2週続けて連対!!

 14日の中山の未勝利戦でマイネルタスクに騎乗した今井騎手は、勝ったウメノライジンに離されたものの2着を死守。 先週、約1年ぶりの連対を果たしたばかりで、2週続けて連対したのはいつ以来なのか分からない。今井騎手にとって、久々の勝利も視界に入ってきたようだ。


川合騎手、阪神ひと開催未勝利4レース総ナメならず!

 今開催(第1回阪神競馬)の未勝利戦を3連勝していた川合騎手が20日の未勝利戦で4レース総なめという快記録に臨んだ。 騎乗馬は初障害となるエイシンウインザー。道中は2、3番手を進んで飛越もまずまずだったが、最後伸び切れず惜しくも2着に敗れ記録達成はならなかった。 しかし、4戦オール連対は立派であり、準パーフェクトの成績は文句の付けどころのない素晴らしいものであった。


3/27、阪神・障害オープンは3万馬券!

 3/27、阪神・障害オープンは11番人気のシャンパンファイトが勝ち、2着には6番人気のオンエアが入線。馬連で30,710円の万馬券となった。 オープンクラスのレースでは今年初の万馬券決着となった。


3/27、阪神・障害オープンの除外馬10頭

 フルゲート14頭に対して24頭ものエントリーがあった阪神・障害オープン。ウメノライジン、シンメイアユチ、ナリタハヤテ、 フジノセイガイハ、マキシマムプレイズ、メイショウクマタカ、メイトウマサムネ、ライラチェック、リンクローレル、レガシーロックの1勝馬10頭が除外にあった。

 (情報提供:片山武臣さん)



つづく

もどる