1998年9月〜10月
トキオワイルド2連勝! (9/5・京都5R、400万以下)
トキオワイルドが未勝利に続き、400万以下を快勝し無傷の2連勝でオープン入りを果たした。飛越が安定しており、最後の脚もしっかりしている。
今年から外国産馬にも阪神障害Sの出走権があり、この馬がまた中1週で阪神障害Sに出る可能性も高い。
今年の新潟のフィナーレは関西馬のワン・ツー・スリー
(9/6・新潟5R、未勝利)
今年の新潟の障害最終レースは関東馬4頭、関西馬4頭の8頭で行われた。1番人気はアミサイクロンだったが、最終障害で落馬競走中止。
抜け出したのはコミュニケーター。2着に2.9秒差の圧勝劇を演じ、鞍上の酒井浩騎手はこれがうれしいJRA通算100勝目となった。
そして2着には人気薄のダンツスターマン、3着にはベストセレクションが入り、関西馬のワン・ツー・スリーフィニッシュで今年の新潟競馬は閉幕した。
メイショウレガード、全障害競馬場出走!!
(9/12・中山5R、400万以下)
9/12、中山競馬場に初登場したメイショウレガードだが、これで障害コースのある8競馬場すべての競馬場で出走したこととなった。
嘉堂騎手&メイショウレガードのコンビで8競馬場経験しており、また、1勝した後だけでも8競馬場に出走している。
他には、全8競馬場で1秒以上の負けを経験しているなど、細かいことを挙げればきりがない。
メイショウレガード・8競馬場出走の軌跡
佐伯騎手障害初勝利!! (9/13・阪神5R、未勝利)
シリウスランドに騎乗し、見事勝利を収めた佐伯騎手がようやく障害初勝利を達成した。最近になって騎乗馬が増えてきた佐伯騎手、
障害騎乗のためだけに新潟に遠征するなど完全に障害騎手の一員となってきただけに、うれしい初勝利だろう。
スイートバミューダ4着!
(9/20・札幌11R、ハーベストS)
仁川障害Sの勝ち馬スイートバミューダが札幌滞在のため、前日の阪神障害Sではなく、格上挑戦のハーベストSに出走した。
前走同様うまく先行したが、さすがにオープン相手では荷が重かったのか、最後はあっさりと交わされて4着に敗れた。
阪神障害S出走なら人気を集めること間違いなしの同馬だが、前走内容から平地に未練があることも仕方ないことか。
今後はどちらの道に進むかは分からないが、障害戦ならば重賞でも好勝負できる逸材であることは仁川障害Sで証明済みで、
この馬の持ち味が最も生きる東京の障害競走、東京障害特別(秋)も視界に入れていることに違いない。
田中剛騎手今年の10勝目!!
(9/27・中山5R、オープン)
休み明けを快勝したノーザンレインボーに騎乗した田中剛騎手は、このレースで今年の障害競走の10勝目を達成した。
現在落馬負傷中の西谷騎手に並ぶ勝ち星となり、最優秀障害騎手のタイトルをとる可能性が高くなってきた。
今年のこれまでの田中剛騎手は、中山大障害(春)と阪神障害S(秋)の重賞を2勝し、また障害&平地 W100勝も達成している。
メジロバルカンまたまた3着!!
(9/27・中山5R、オープン)
阪神障害S(秋)から連闘で挑んだメジロバルカンは3着に敗れた。これで中山コースでは、4・3・3・3・3・3着となり、
関西馬でありながら中山での5走連続3着という珍しい記録を達成した。また同馬は今春に、5走連続2着という記録もあり、
安定感がありながら詰めが甘いというレースが続いていることを物語っている。
3着が多い3勝馬。このままでは障害界のロイスアンドロイスと言われる日も遠くない?
植野貴也騎手が障害騎手へ仲間入り!!
(10/24・京都5R)
関西有力騎手はこぞって東京入りしたため、京都で行われた未勝利戦に乗る騎手が少ししか残っていなかった。そのため、障害騎手の新メンバーが増えるのでは?と思っていたが、
案の定、障害未経験の騎手が1人騎乗していた。植野貴也騎手だった。騎乗馬はシンメイアユチ、障害では実績のある馬である。結局レースでは最後交わされて3着に敗れたが、
障害騎手が増えることは、うれしいことである。これからも障害競走に積極的に騎乗してほしい。(植野騎手は私と同い年なので、期待しています。)
ビッグギャンブル引退!
昨夏4連勝を果たし、関西(外)の秘密兵器的存在だったビッグギャンブルは、続く京都の障害オープンで落馬し休養中であったが、
正式に引退することが決まった。引退後は乗馬になるそうです。
川合騎手、フランスで5着!
10月19日、フランスのコンピエーニュ競馬場の第3レース・エタンドサンピエール賞に騎乗。
同レースは障害3500m・15頭立てで行われたが、川合騎手騎乗のサンダロは5着となった。
ちなみに、川合騎手の障害初勝利の馬は上記のビッグギャンブル。
つづく