1998年1月〜3月


1月

川合騎手、関東の障害戦に初参戦!(1/10・中山5R)

 1/10、京都で障害オープンがあって騎手が足りないこともあって、川合騎手が中山で騎乗することとなった。川合騎手は昨年初冬に障害デビューし、まだ1勝しかしていないが、 もう関西ではすっかり障害騎手の一員。しかし現状では、川合騎手が関東へ行くことはないに等しいので、実際に見られた人はラッキーかも!?


スイートバミューダ 4連勝ならず!(1/10・京都12R)

 障害未勝利、障害400万以下、平地500万以下という前代未聞の3連勝を達成したスイートバミューダは、同日の障害オープンではなく平地900万以下に出走した。 1800mはこの馬にとって短く、平地900万以下では荷が重いと感じていたところ、案の定追走に手いっぱいで4コーナーでは最後方に近い位置取りだった。 しかし直線に向くと、それなりに伸びて6着に入線した。このレースは時計も早く、この馬自身も1:50.7で駆けており今後につながるレースをした。 だがやっぱりこの馬は障害でこそスタミナが生きるタイプだと思う。おそらく、同日の障害オープンなら上位争いもできたはずだ。今後については平地か障害かは未定だが、 どちらでも好勝負できることは実証されたと思う。


関西地区で久々の関東馬勝利!(1/25・京都5R)

 この日京都で行われた障害未勝利戦で、関東馬のインターブラボーが平地準オープン馬の実力を見せ付けて快勝した。 最近は関東馬の関西での活躍は少なく、昨年のキャニオンストーム以来久々の勝利となった。鈴木騎手も障害のみの騎乗で、わざわざ関西で2日間滞在した事が報われた結果となった。


マキハタゴールド快勝!(1/31・京都5R)

 このレースには、平地重賞2勝馬のゴッドスピードが出走して話題を集めたが、結局4着。平地力だけでは勝てないのが障害競走である。 このレースを勝ったマキハタゴールドは、これまでの平地実績から全く軽視されていたが、飛越が抜群に巧く、全く無駄がなく危なげもない。最後は9馬身をつける圧勝だった。 3:14.3の勝ちタイムもかなり評価できるものであり、もしこのまま順調に行けば、重賞の1つぐらいは必ず取れると思わせるような内容であった。
2月

調教師試験について

 関西の北村騎手、梅野調教助手はともに不合格だった。残念!


騎手免許試験合格者について

 障害競走で活躍した池添騎手(現調教師)の長男謙一君が合格し、いよいよ3月にデビューする。 また、酒井学君の合格で、関西の障害騎手酒井 浩騎手は再び「酒井浩」と登録されるようになり、近日の私自身の違和感が解消する。


障害競走も出馬ラッシュ?

 2/22の東京の未勝利戦は、先週の中止の影響もあり、14頭のフルゲート(たぶん)で行われた。関西からも何頭か参戦していたが、 ファーラップに岡富騎手が騎乗したことについての詳しい理由は不明。(わざわざこの馬に乗りにいったとは思えないが・・・・・・。)


インターブラボー敗れる

 2/28の中山の400万以下は、前走京都で快勝したインターブラボーが平地力で他を圧倒すると思いきや、伸び切れず4着に敗れた。 勝ったのはサロンミュージック。
3月

合谷騎手、約2年ぶりの勝利!!

 関西の障害騎手の一人としてすっかり定着した合谷喜壮騎手(29)(栗東・フリー)は、3/8の阪神で行われた障害未勝利戦でセフティオーシャンに騎乗し、 直線で豪快な脚を駆使して快勝した。合谷騎手は約2年前の勝利以来、久々の勝利を挙げた。


マチカネヒエイ、平地で惜しい2着!(3/8・中京6R)

 障害では400万以下に在籍するマチカネヒエイが、中京6Rのダート2300m(5歳以上500万以下)に出走。後方からのレース運びだったが、 直線で一気に伸びた。最後はハナ差で2着に敗れたが、好内容だった。昨年暮れにも、このダート2300mには障害馬が多く参戦した。 (500万以下:スイートバミューダ1着、ローリンフラッシュ3着。ウインターS:エーピーネイティブ16着。ちなみに昨春に500万以下:エリモヒデオー4着というのもある。) このダート2300m(500万以下)での障害馬の活躍は顕著で、今後もこの条件において、”障害馬”は狙い目である。


障害出走馬、中京で続々出走も・・・ (3/14,15・中京)

 中京で関西の障害競走出走経験馬が、土日で計6頭出走した。ローカルの500万以下はメンバーも手薄で、 また、未勝利馬でも出走が可能なため障害に出走した馬が出てくることがしばしばあるが、2日で6頭は最近で一番多い。 結果はホーシューリバティの4着が最高で、全く振るわなかった。



つづく

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