2001年主要レース出馬表一覧(12月)




中山競馬場  12/1 ・ 9R  イルミネーションジャンプステークス  芝外 3350m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手性・歳収得賞金前 走
グレートバッハ 60 沢 昭典 牡・6 400 東 11/17・オープン 12着
ビコーグッドマン 60 大江原 隆 牡・5 2050 東 11/3・秋陽JS 2着
ラヴウイング 58 鈴木 寿 牝・4 400 東 11/11・未勝利 1着
マキシマムプレイズ 60 林 満明 セ・6 2700 京 11/10・京都HJ 3着
チアズニューパワー 60 穂苅 寿彦 牡・6 3050 (東 11/3・甲斐路 3着)
ビッグストロング 58 熊沢 重文 牡・3 400 京 11/10・京都HJ 6着
ユーセイシュタイン 60 出津 孝一 牡・5 4900 東 6/9・東京HJ 2着
ヒカルボシ 60 田中 剛 セ・5 2900 東 11/3・秋陽JS 3着
ゴーカイ 63 横山 義行 牡・8 17750 東 6/9・東京HJ 4着
10 コバノスコッチ 60 山本 康志 セ・8 1150 東 11/17・オープン 4着
11 ミナミノゴージャス 60 田口大二郎 牡・6 4450 新 8/18・新潟JS 4着
12 ダイワデュール 60 三浦 堅治 牡・5 1150 東 11/3・秋陽JS 5着
13 リンガスボーイ 60 宗像 徹 牡・6 400 東 11/17・オープン 13着
14 ハルカジョウ 58 浜野谷憲尚 牝・8 400 東 11/17・オープン 8着
(別定SSS)

 重賞ウイナー4頭を含むフルゲートと、中山大障害の前哨戦ということもあって豪華メンバーとなった。中でも注目はもちろん中山GJを連覇しているゴーカイだ。間違いなく現役の障害最強馬で、中山大障害を目標に昨年同様ここから始動する。叩き良化型で、昨年は3着に敗れているだけに休み明け緒戦から絶対視はできないが、実力は一枚上。格好はつけてくれるはずで、どういったレースをしてくるか注目される。 同じく東京HJ以来となるユーセイシュタインは今春一気に開花した上がり馬だ。使い詰めだったためこの休養はプラスに作用しそうだが、こちらも叩かれてよくなるタイプ。いきなり動けるかどうかは疑問だが、今春の活躍を見ているだけにここは軽視できない存在である。ミナミノゴージャスも休み明けになるが、中山は得意の舞台。この距離ではペガサスJS2着など実績もあり、条件的にはぴったりだ。あとは状態だけか。 使われている組としては新潟JSを制したヒカルボシが最有力候補か。ここ2走は3着に敗れているが、今回のように直線の置き障害からゴールまでの短いコースは向きそうで、先行有利のコース形態から押し切りの可能性も。問題は初コースだけか。昨年2着のマキシマムプレイズは先行有利のこのコース形態はピッタリ。京都HJでは相変わらずの詰めの甘さを出してしまったが、距離短縮で直線の置き障害を利せば甘さをカバーできるだけにチャンスは十分。 この馬は中山大障害よりもここの方が勝負レースのような気配も漂っているので、その分の差が出る可能性もある。ビコーグッドマンも前走で力のあるところを証明してくれた。中山は初コースとなるが、いくらかスタミナ型と言えるこの馬にとってプラス材料。スンナリ先行できれば前走の再現があってもいい。オープン2走目となるビッグストロングや前走平地で見せ場を作って再入障のチアズニューパワーなど伏兵陣も揃っており、好レースが期待できそうだ。
 豪華メンバーとなったイルミネーションJS。おそらく本番の中山大障害は、ここの上位馬に加えて京都HJ組+マキハタコンコルド、カネトシガバナーというすごいメンバー構成となりそうで、このレースを迎える前から中山大障害が非常に楽しみになってきた。

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阪神競馬場  12/8 ・ 5R  オープン  直線ダート 3140m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手
マンボノリズム 62 西谷 誠
シンボリアカデミー 59 北沢 伸也
ハッピールドルフ 57 ▲小坂忠士
オンワードバーン 58 菊地 昇吾
コスモクロス 59 川合 達彦
ストーミーサンディ 59 W.ヒルス
グッドパーラライス 59 白浜 雄造
オンワードメテオ 60 熊沢 重文
レーシングブレット 60 出津 孝一
10 ショウザンスカイ 60 嘉堂 信雄
11 ギルデッドエージ 60 高橋 康之
12 エイシンタービン 58 今村 康成
13 イブキマンパワー 61 林 満明
14 ビッグハンター 59 常石 勝義
(別定S)

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中山競馬場  12/22 ・ 10R  第124回中山大障害 (J・G l)  芝 4100m

枠番馬番 馬 名斤量騎手(厩舎)性・歳収得賞金障害成績(平地)3走前前々走前 走コース別成績
 ジャッジアンジェルーチ
ゴーカイ
 ユウミロク
63
横山 義行
(郷原洋行)
牡・8177507-6-3-6
(1勝)
中山 4/14・中山GJ /11
T4250m 4:52.3 63.5横山義
東京 6/9・東京HJ /14
T3300m 3:36.6 63横山義
中山 12/1・イルミJ /14
T3350m 3:43.9 63横山義
中山 4-4-2-2
東京 2-2-1-1
京都 0-0-0-0
阪神 0-0-0-0
 アンバーシャダイ
カネトシガバナー
 カネトシクイン
63
高田 潤
(野村彰彦)
牡・636503-0-0-1
(5勝)
東京 6/9・東京HJ /14
T3300m 3:36.0 60 林 
小倉 7/22・小倉SJ /10
T3390m 3:52.5 63岡 冨
京都 11/24・オープン /9
D3760m 4:14.4 62☆高田
中山 0-0-0-0
東京 1-0-0-0
京都 2-0-0-0
阪神 0-0-0-0
 ニホンピロウイナー
ユーセイシュタイン
 プリティラッキー
63
嘉堂 信雄
(岩元市三)
牡・549004-3-4-13
(2勝)
京都 5/12・京都JS /14
T3170m 3:31.5 61出 津
東京 6/9・東京HJ /14
T3300m 3:36.3 60嘉 堂
中山 12/1・イルミJ 10/14
T3350m 3:47.9 60出 津
中山 0-0-0-2
東京 0-1-0-1
京都 1-0-0-3
阪神 3-0-2-6
 トランポリノ
ミナミノゴージャス
 ベイサス
63
田口大二郎
(河野通文)
牡・644503-5-0-7
(4勝)
東京 6/9・東京HJ 11/14
T3300m 3:41.4 60田 口
新潟 8/18・新潟JS /12
T3250m 3:30.1 62田 口
中山 12/1・イルミJ /14
T3350m 3:44.6 60田 口
中山 3-3-0-3
東京 0-2-0-2
京都 0-0-0-0
阪神 0-0-0-0
 サンデーサイレンス
マキシマムプレイズ
 マキシマムデニール
63
林 満明
(坪憲章)
セ・627003-5-2-15
(1勝)
京都 10/27・オープン /14
D3170m 3:32.4 62 林 
京都 11/10・京都HJ /9
T3930m 4:27.2 60 林 
中山 12/1・イルミJ /14
T3350m 3:44.6 60 林 
中山 0-1-0-2
東京 0-0-0-2
京都 2-2-1-6
阪神 1-2-1-4
 ナグルスキー
マキハタコンコルド
 フェルドウ
63
出津 孝一
(新川恵)
牡・657505-4-2-3
(1勝)
阪神 9/15・阪神JS /13
T3170m 3:30.6 62出 津
東京 10/13・東京AJ /14
T3300m 3:36.8 62.5出 津
東京 11/3・秋陽JS /12
T3300m 3:37.8 61出 津
中山 0-0-1-0
東京 4-3-0-1
京都 1-0-0-0
阪神 0-1-1-2
 プリンスオブバーズ
ギフテッドクラウン
 シュガーママ
63
白浜 雄造
(吉岡八郎)
牡・542002-3-0-1
(1勝)
阪神 9/15・阪神JS /13
T3170m 3:29.5 60田中剛
東京 10/13・東京AJ /14
T3300m 3:36.8 60高 田
京都 11/10・京都HJ /9
T3930m 4:26.5 60田中剛
中山 0-0-0-0
東京 1-0-0-0
京都 0-1-0-0
阪神 0-1-0-1
 ラグビーボール
ユウフヨウホウ
 ユウミロク
63
今村 康成
(松元茂樹)
牡・44001-1-4-4
(0勝)
阪神 4/1・オープン /14
T3170m 3:32.3 59牧 田
東京 11/3・秋陽JS 10/12
T3300m 3:43.4 59今 村
京都 11/24・オープン /9
D3760m 4:16.1 59今 村
中山 0-0-0-0
東京 0-0-1-1
京都 1-1-3-1
阪神 0-0-0-2
 メジロマックイーン
メジロシュナイダー
 メジロマスキット
61
沢 昭典
(尾形充弘)
牝・44001-0-0-1
(0勝)
函館 7/28・500万下 /16
2600m 2:44.7 51鈴 来
東京 11/4・未勝利 /11
D2950m 3:21.6 58 沢 
東京 11/17・オープン /14
D3100m 3:27.9 58 沢 
中山 0-0-0-0
東京 1-0-0-1
京都 0-0-0-0
阪神 0-0-0-0
10 アイネスフウジン
ワンダフルシチー
 フジノアンジェラ
63
北沢 伸也
(大根田裕之)
牡・54001-0-1-2
(3勝)
京都 10/20・未勝利 /12
D2910m 3:16.5 60北 沢
京都 11/3・未勝利 /11
D2910m 3:18.0 60北 沢
京都 11/25・未勝利 /13
D2910m 3:16.2 60北 沢
中山 0-0-0-0
東京 0-0-0-0
京都 1-0-1-2
阪神 0-0-0-0
(3歳61kg、4歳以上63kg、牝馬2kg減)

「レース種類」
桃色G l 競走 緑色G ll 競走 黄色G lll 競走
橙色オープン特別競走 紫色オープン競走 白色未勝利競走
灰色平地競走


 2002年の障害競走の総決算・第124回中山大障害。頭数はフルゲートに満たない10頭とやや寂しいが、それでも実力馬が揃い、好レースが期待できそうだ。では1頭ずつコメントを・・・。

 春の中山GJで連覇を果たしたゴーカイが中山大障害2年連続2着の無念を晴らすべく、昨年同様、この秋はここ一本を目標としてきた。距離不足と先行馬有利のコース形態で行われた前哨戦を2着とまとめ、上々の滑り出しができ、昨年よりも順調に本番を迎えられたようだ。 まちがいなく現役最強馬、大障害コース4戦2勝、連対率100%の実績はずば抜けており、悲願の大障害制覇を果たす可能性は高い。
 カネトシガバナーはスピードの絶対値が高く、力を出し切れなかった小倉SJを除く3戦は力の違いを見せて快勝している。特に東京HJでは未勝利勝ちからの昇級戦で今回の有力馬を寄せ付けなかった。 マイペースのレースができれば無類の力を発揮できそうで、2つの大障害とバンケットを克服できれば一気に頂点に上り詰める実力は十分だ。
 ユーセイシュタインは春の勢いが戻るかどうかがポイントだ。もう少し使い込まれてからの期待した方が懸命だが、東京HJ2着、京都JS快勝の実績は侮れない。コースがやや不向きなのは気になるが。
 ミナミノゴージャスは中山GJ2着の実績を引っさげて中山大障害制覇へと挑む。中山コースが得意なのは周知のとおりで、大障害コースを2回経験しているのは強み。春はゴーカイに完敗したが、何とか雪辱を果たしたいところだ。
 マキシマムプレイズは相変わらず詰めが甘いが、堅実に駆けてくる点は信頼がおける。ただ今回は斤量増に加えて距離延長、最後の直線の置き障害がないことから、先行押し切りを狙うのは至難の業か。
 マキハタコンコルドは昨年とほぼ同じローテーションで挑む。使われて良くなる馬で、4走目の今回は力を存分に発揮できるだろう。昨年の中山大障害は前2頭に離された3着だったが、外枠による道中の不利が大きくロスの多い競馬となってしまった。 今年は頭数も落ち着き、先行勢も多いことから展開の味方もありそうだ。まだ重賞1勝というのは意外だが、ここで2つ目の重賞をゲットといきたいところだ。
 ギフテッドクラウンは唯一、秋の重賞戦線をすべて戦ってきた馬。そこですべて連対を果たしている実力はここでも侮れない。コース、距離への順応性に優れており、今回初コースとなる中山コースも克服できるだろう。 やや行きたがる馬で、うまく折り合いがつかなければ距離をこなすのは難しいので、そこがキーポイントとなりそうだ。
 ユウフヨウホウは兄・ゴーカイ同様、スタミナには絶対の自信を持っている。前走はやや消極的なレースとなり3着に敗れたが、このレース向きの乗り方で、じっくり行ければ最後どういった脚を繰り出すのか見ものだ。秋3走目で前走以上に上積みが見込めそうだ。
 メジロシュナイダーは母子中山大障害制覇を目指す。初障害のレースが圧巻の内容。スピード争いではやや疑問は残るが、スタミナ勝負はこの馬にうってつけ。一変があっても不思議ではない。
 ワンダフルシチーは未勝利勝ちからの大障害挑戦で常識的には苦しい。だが飛越自体は安定しており、無欲の姿勢でここへ挑む。あとにつながるレースを期待したい。

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阪神競馬場  12/23 ・ 9R  三木ホースランドパークジャンプステークス  芝 3900m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手
イブキマンパワー 61 林 満明
マグマライフ 58 牧田 和弥
ギルデッドエージ 60 今村 康成
オンワードバーン 58 菊地 昇吾
コスモクロス 59 川合 達彦
ブレーブテンダー 60 熊沢 重文
ショウザンスカイ 60 嘉堂 信雄
ビッグハンター 59 常石 勝義
オーミマツカゼ 59 出津 孝一
10 エーピーホーク 60 田中 剛
(別定S)
 なお、オーミマツカゼに騎乗予定の白浜騎手は前日の落馬負傷のため出津騎手に変更。

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