2001年主要レース出馬表一覧(3月)




阪神競馬場  3/10 ・ 10R  第3回阪神スプリングジャンプ (J・G ll)  芝 3900m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手性・歳収得賞金前 走
シゲルトルマリン 59 川合 達彦 牡・4 400 東 2/3・春麗JS 12着
コウエイジャンボ 60 菊地 昇吾 セ・5 1300 京 2/10・淀JS 1着
ヤスノテイオー 60 植野 貴也 牡・6 2950 中 12/23・中大障害 落馬
ヨイドレテンシ 60 岡冨 俊一 牡・7 800 京 2/10・淀JS 10着
ファンドリロバリー 62 西谷 誠 牡・8 5500 (京 2/17・京記念 13着)
ランドパワー 63 金折 知則 牡・6 6800 中 12/23・中大障害 1着
ショウザンスカイ 60 嘉堂 信雄 牡・5 1150 阪 2/24・オープン 5着
バリアントバイオ 60 今村 康成 牡・8 400 京 2/10・淀JS 6着
アサカタップス 60 常石 勝義 セ・6 400 京 2/18・未勝利 1着
10 ユウフヨウホウ 59 牧田 和弥 牡・4 400 京 2/10・淀JS 2着
11 ヤマニンエスコート 60 白浜 雄造 セ・5 2050 京 2/10・淀JS 5着
12 セトコマンチラン 59 出津 孝一 牡・4 400 阪 2/24・オープン 8着
13 ダンシングターナー 60 熊沢 重文 牡・6 400 阪 2/24・オープン 6着
14 イブキマンパワー 60 林 満明 牡・7 2050 東 2/3・春麗JS 4着
(4歳・59kg、5歳以上60kg。牝馬2kg減。
中山大障害もしくはJ・G l 競走1着馬3kg増、
京都大障害もしくはJ・G ll 競走1着馬2kg増。)


 21世紀初の重賞・阪神スプリングJ。今年はフルゲートの14頭立てと頭数が揃い、さらに昨年の中山大障害を制したランドパワーの始動とあって、なかなか見応えのある一戦になりそうだ。やはり今回の注目はそのランドパワーであろう。 前走の中山大障害は初の重賞挑戦でゴーカイ以下を完封して快勝。一躍障害界の頂点に上り詰めた。休み明けとは言え、前走から考えればメンバーは楽になっているし、阪神が悪い馬でもない。距離も大丈夫で、他馬との斤量差はあるものの、63kgは前走で経験済みで問題はないだろう。 休み明けでも問題ないタイプで、重賞連覇で堂々と日本馬の主役として中山GJへ臨みたいところだ。ファンドリロバリーは昨年の覇者で、このコースは得意としている。同型はいるものの、スンナリといければ実力は遜色ないだけに一気の押し切りで連覇も可能だ。ヤスノテイオーは中山大障害では他馬の影響で不運の落馬となって不完全燃焼となってしまったが、 その前2戦がともに強い競馬を見せていた。元々は飛越が巧い馬で、距離も大丈夫。休み明け&落馬の影響がなければ好勝負になるだろう。初コースの阪神も問題なさそうだ。関西のオープンでジワリと力をつけてきたイブキマンパワー、ヤマニンエスコートの2頭も圏内には違いない。同距離で行われた三木HLPジャンプSの1、2着馬であり、この舞台は経験済み。 イブキは直線芝のレースで力を発揮してきた馬で、ベストの舞台に違いない。ヤマニンも前走は崩れたものの、少し間隔を空けてここに備えてきており、巻き返しは十分可能だ。ともに伏兵以上の怖い存在としてマークしたい。あとは淀JSの1、2着馬。ともに今年になって一気に台頭してきた。 コウエイジャンボは未勝利勝ち直後に臨んだ淀JSで昇級戦をもろともせず、4角を抜群の手応えで回り、直線であっさりと抜け出して快勝した。距離にやや疑問はあるものの勢いは最高潮。一気に3連勝を狙う。ユウフヨウホウは兄譲りのスタミナが持ち味で、前走を見る限り飛越も無難になってきた。追い込み一手に拘らず早めに動けることを前走で証明しており、 距離延長を味方に障害重賞兄弟制覇に挑む。末脚で勝負する同馬にとって、問題は直線の置き障害となりそうだ。あとは昨年3着のヨイドレテンシが距離延長で昨年以上の成績を収められるかも注目である。

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阪神競馬場  3/18 ・ 5R  オープン  直線ダート 3140m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手
ウイングハゼオー58高橋 康之
ユーセイシュタイン60出津 孝一
ブレーブテンダー60熊沢 重文
サンデーパラダイス59西谷 誠
ヒカリロバリー60白浜 雄造
オーミマツカゼ60岡冨 俊一
マルブツオペラ57▲高田 潤
ビコーグッドマン61佐伯 清久
ビッグマキバオー60菊地 昇吾
10エポックメーキング59亀山 泰延
11パープルランス60川合 達彦
12アグネススタオー60穂苅 寿彦
13ヒミノコマンダー60嘉堂 信雄
14マチカネスサノオ59出津 孝一
(別定S)
出走可能頭数超過のため、ゼンノペッパー(田口)
バリアントバイオ(仲田)
メジロライデン(今村)
ヨイドレテンシ(合谷)
の4頭が除外となった。


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中山競馬場  3/24 ・ 8R  ペガサスジャンプステークス  芝外 3350m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手
チアズニューパワー 60 三浦 堅治
スマイリングハント 60 浜野谷憲尚
マールボロ (豪) 63 C.ダーデン 
グレートバッハ 60 田中 剛
エアファントム 60 大江原 隆
ランド (新) 63 E.ラム 
ランスルーザターフ 60 穂苅 寿彦
ダイワデュール 60 江田 勇亮
ヨイドレテンシ 60 合谷 喜壮
10 タイパラダイス 60 今井 規和
11 ミナミノゴージャス 60 田口大二郎
12 コバノスコッチ 60 山本 康志
13 ゼンノペッパー 60 横山 義行
14 ニコラスベル 60 鈴木 寿
(5歳・59kg、6歳以上60kg。牝馬2kg減。
J・G l 競走1着馬および外国招待馬3kg増、
J・G ll 競走1着馬2kg増。)
出走可能頭数超過のため、ジュピテリアン(宗像)が除外となった。

 口蹄疫のために欧州馬が来日ができなくなったことにより外国馬の出走が3頭となり、そのうちの2頭がここに出走してきたことにより、本番での力関係がこのレースでほとんど明らかになりそうである。 注目はその外国馬2頭、オーストラリアのマールボロとニュージーランドのランドだ。マールボロは障害8戦7勝。豪州最優秀障害馬になったこともあるそうだ。ランドは障害5戦5勝。抜群の成績を引っさげて来日してきた。 ともに初コースへの戸惑いはあるだろうが、重賞級の馬が少ないこの日本馬のメンバーで勝負にならないと本番は辛いように思う。条件的には苦しいが、国を代表する一流の障害馬の実力を存分に見せてもらいたい。
 日本馬の中では最近の充実度でミナミノゴージャスが1番手であろう。東京AJ2着後は中山大障害4着、中山新春JS1着と力をつけてきている。中山コースに良績が残っているのも心強い。2ヵ月半ぶりの影響さえなければ好勝負は間違いない。 チアズニューパワーは昨年秋の2戦は不甲斐なかったが、実績的にはここでは上位であり、中山コースは元々得意としている。鞍上が戻って再度巻き返しがあってもおかしくない。コバノスコッチはレースを重ねるごとに末脚が安定。前走でオープン勝ちを収めて上昇気配である。 強敵相手で揉まれてきたことで力をつけてきた。順調さで連勝を狙う。使うごとに良化してきているスマイリングハントも叩き3走目で前進可能。関西で安定した成績を収めているゼンノペッパー、ムラな面はあるが重賞戦の常連・ヨイドレテンシもわずかながらチャンスはありそうだ。

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